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「愛犬と一緒に寝ている人の割合は?」一緒に寝るときの注意点もご紹介

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皆さんは愛犬と一緒に寝る派ですか?

愛犬がスヤスヤ寝ているのを目にしながら一緒に眠りにつくのは、まさに至福の時間ですね。

しかし、愛犬と一緒に寝るときにちょっと注意しておいてほしいポイントもあります。

今回は「ペットとの睡眠」の調査内容を元に「ペットと一緒に寝ている人の割合」や「愛犬と一緒に眠るときの注意点」をお話しますので、愛犬との生活にぜひお役立てください。

ペットと一緒に寝る飼い主さんの割合は?

ペットと一緒に寝る飼い主さんもいれば、寝るときはそれぞれのベッドでという飼い主さんもいますね。

ではペットと一緒に寝る飼い主さんの割合どれくらいなのでしょうか。

ペット保険のアイペット損害保険株式会社が行った「ペットと睡眠」のアンケートによると、ペットと一緒に寝る人の割合は下記のようになりました。

▼ペットと一緒に寝たことはありますか?(飼育者870名を対象に調査)

▼ペットと一緒に寝たことはありますか?

・「いつも一緒に寝る」32.8%
・「時々一緒に寝る」26.0%
・「稀に一緒に寝る」8.1%
・「一緒に寝ていない」33.1%

「ペットといつも一緒に寝る」方の割合は32.8%で「時々一緒に寝る(26.0%)」「稀に一緒に寝る(8.1%)」割合と合わせると、なんと60%以上の方がペットと一緒に寝た経験があるという結果になりました。

1日の終わりにペットと至福の時間を過ごしている飼い主さんは意外と多いのですね。

ではペットと一緒に寝るときに、飼い主さんはどんなことに気をつけているのでしょうか。

次章で詳しくみていきましょう。

ペットと一緒に寝るときに飼い主さんが気をつけていること

同アンケートでペットと一緒に寝た経験がある飼い主さんに「ペットと一緒に寝るときに気をつけていること」をたずねたところ、結果は下記のようになりました。

▼ペットと一緒に寝るときに気をつけていることは何ですか?(回答数:249)

▼ペットと一緒に寝るときに気をつけていることトップ3

・「事故のリスク」74.2%
・「衛生面」8.4%
・「布団をかけてあげる」5.7%

ペットと一緒に寝るときに気をつけていることは「ベッドから落ちないように」「あやまって蹴らないように」などの事故へのリスクをあげている方が一番多く、全体の7割以上にものぼりました。

ベッドで寝ていると転落のおそれがありますし、飼い主さんが寝返りを打ったときにあやまってペットに怪我をさせてしまうことも考えらます。

そのため、そういった事故が起きないように気を配っている飼い主さんが多いようです。

もちろん事故が起きないように配慮することも大切ですが、ペットと一緒に寝るときはそれ以外にも気をつけたほうがよいポイントがあるので、一緒にみていきましょう。

愛犬と一緒に寝るときに気をつけたい3つのこと

愛犬と一緒に寝る場合に気をつけたいポイントを3つにまとめました。

愛犬と一緒に寝る習慣があるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▼愛犬と一緒に寝るときに気をつけたい3つのこと

①一緒に寝ると決めたら最後まで
② 転落事故に注意する
③衛生面に注意する

①一緒に寝ると決めたら最後まで

「飼い主さんといつも一緒にいる」「毎日一緒に寝ている」ことが当たり前になると、飼い主さんから離れて寝ることができなくなり、急にルーティンを変えられると不安になって吠えたりストレスから粗相をするようになります。

特に年齢が高くなるとストレスの許容値が狭くなるので、急な変化に対応するのが難しくなります。

そのため最初に愛犬と添い寝スタイルで寝ると決めたら、最後まで生活スタイルを変えないようにしましょう。

ただ「動物病院に入院する」「急な用事でペットホテルや友人に預ける」といった飼い主さんと離れる状況はどうしても起きてしまうので、一緒に寝る場合は1匹で落ち着いて過ごせる練習もしておきましょう。

②転落事故に注意する

先ほどのアンケートでは事故を起こさないように注意している方が多かったですね。

しかし一緒に寝ていると「ベッドからの転落」「寝返りの際に犬の手足を踏む」「押しつぶし」などの事故を起こすリスクはどうしてもあります。

人にとっては大した高さでなくても、老犬や小型犬であれば30cmの高さから落ちただけで骨折をすることもあります。

愛犬と一緒に眠りたいという場合は低いベッドや布団を選んであげましょう。

また寝ぼけたり暗闇で見えにくくて、愛犬が転倒するおそれもあるので足元に常夜灯をつけてあげるのもよいでしょう。

③衛生面に注意する

愛犬と一緒に寝る場合、使用しているベッドカバーやシーツはこまめに洗うようにしましょう。

毛がぬける犬の場合、換毛期には抜けた毛が寝具にびっしりと付き、不衛生になりがちです。

また、犬に寄生する可能性のあるノミやダニは人にも寄生します。

抜け毛をそのままにしているとノミやダニが増える温床にもなるので、愛犬と一緒に寝るという場合はノミやマダニの予防策をしっかりと取ったうえで、ベッド周りを清潔にしておきましょう。

大好きな愛犬と一緒に寝ることができるのは至福の時間ですが、その反面注意をしておかなければならないことも多くあります。

愛犬との至福の時間が怪我をまねいてしまった、病気にかかってしまったとならないように、今回ご紹介した注意事項をぜひ覚えてみてくださいね。

<参考URL>

3人に2人がペットと一緒に「おやすみ」ペットとの睡眠に関する調査 アイペット損害保険株式会社
>https://www.ipet-ins.com/info/12266/

<画像元>

Unsplash

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伊藤さん

伊藤さん

・倉敷芸術科学大学 生命動物科学科卒業
・(元)認定動物看護師
・一般社団法人日本小動物獣医師会 動物診療助手

やんちゃなミックス犬とおっとりトイプードルと暮らす。

大学在学中に「病気になる前の予防が一番大事」と気づき、
ペットフードやペットサプリメントの会社に就職。
「食」に関するさまざまな知識を身につける。

愛犬を亡くしたときに
「もっと色んな情報を知っておけば」と感じた後悔を
「他の飼い主さんにはさせたくない」との思いから、
ライター活動を開始。

「勉強になった・信頼・わかりやすい」を目標に情報を発信しています。
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