雨が降り続く梅雨の時期になると、行かなくてはいけないと分かってはいるものの億劫になってしまいがちなのが、散歩の時間ではないでしょうか?
特に日本犬を飼養している飼い主さんで共感の多い「うちの子のトイレは絶対外派!」問題は、柴犬飼養者である筆者も経験済みです…。
そこで今回は、そんな愛犬、飼い主さんに現在多種多様に販売されているレインコートのタイプ別特徴やオススメ犬用レインコートをご紹介します!
<目次>
犬用レインコートのタイプ別特徴を知ろう!
一昔前であれば、レインコートはおろか、通常の犬用の服であっても豊富な被毛で覆われている犬には必要ないと思われていましたが、現在ではペット用品を扱うお店だけに留まらず、多くの量販店やオンラインショップで当たり前のように多種多様な犬服や犬用レインコートが販売されるようになりました。
また、販売されただけではなく、今では人と同じように犬のレインコートの作りも多岐に渡っており、色々な特徴を持ったタイプが販売されています。
では、今やそこまで多種多様になったレインコートのタイプには、どんなものがあるのでしょうか?
犬用レインコートのタイプ別特徴をご紹介します。
着せやすさに特化したポンチョタイプのレインコート
服を着ること自体嫌がる愛犬にも着せやすいポンチョタイプの犬用レインコートは、頭を通す必要性や足を通す必要性がないレインコートです。
基本的には背中から覆って被せるタイプになるため、着せやすいという点においては、一番着せやすいタイプではありますが、一方で足回りやお腹周りを完全にカバーすることが難しいといった弱点があります。
短毛種のワンちゃんであれば、散歩から帰ってきた後タオルでササッと拭いたり、シャワーで洗い流したりしても被毛が渇くのにそこまで時間は取られないため良いかもしれませんが、長毛種のワンちゃんの場合は、泥の跳ね返りで足の飾り毛が汚れてしまうと、綺麗にするのも一苦労なため、なかなか難点が多いタイプと言えそうです。
お手入れのしやすさに特化したフルカバータイプのレインコート
お散歩後にあまり手間を掛けなくて済むフルカバータイプのレインコートは、足回りもしっかりと覆うタイプとなっているため、一度汚れるとお手入れが大変な長毛種のワンちゃんや服を着慣れているワンちゃんに適しているレインコートと言えます。
しかし一方で、フルカバータイプのレインコートは蒸し暑いジメっとした日には熱がこもり易い弱点があります。また、服自体を苦手とするワンちゃんやダブルコートで皮膚疾患を持ちやすいワンちゃんにとっても、全身を覆ってしまうフルカバータイプは、やや不向きなタイプと言えます。
体高の低さに特化したエプロンタイプのレインコート
胴長短足のミニチュア・ダックスフンドやウェルシュ・コーギーといった犬種の体格に特化したエプロンタイプのレインコートは、ポンチョタイプやフルカバータイプとは違ってお腹の汚れのみをカバーするタイプのレインコートです。
着脱のしやすさも併せ持っていたり、コンパクトにできたりするため、持ち運びや服が苦手な子にも適しています。
しかし、エプロンタイプのレインコートは、お腹部分のみカバーできるように作られているため、これ単体でレインコートとして使用することが出来ない点に注意が必要ですので、購入する時には2wayタイプの物を購入するようにしましょう。
頭もしっかりカバーすることに特化したフード付きタイプのレインコート
人の場合でもそうですが、犬用のレインコートでも、多くの場合フードは付いています。しかし、ワンちゃんは雨に濡れるとブルブルと体を振ってしまうことが多かったり、視界が遮られることを嫌がったりすることもあるため、フードをしっかり被る子は少ないと思います。
顔が濡れることを苦手とするワンちゃんやフードに抵抗をあまり示さないワンちゃんに関しては、フードの一部が透明になっていて、しっかりしているものを選んであげると視界も遮られることなく、顔も濡れる心配がありません。
弱点としては、通常のレインコートのフードとは違って、しっかりした作りのフードは若干軽量化、コンパクト性に欠けるため、購入する際には着脱可能か確認した上で購入するように注意しましょう。
犬用オススメレインコート5選!
それでは、ここからは雨の日に活用してほしい犬用オススメレインコート5選をご紹介します。
【PushPushi ドッグレインコート】
出典元:https://www.allforwan.jp/c/gr5602/gr5615/ppsafty04
▲ALL FOR WAN‘s LIFE |【PushPushi ドッグレインコート】|サイズ展開:XXS~XXL|通常価格:11,896円~
アメリカで歴史と権威がある『ファミリーチョイスアワーズ(Family Choice Awards 通称:FCA)』で金賞を受賞したこちらのレインコートは、今までのレインコートという概念を根底から覆すようなレインコートになっていて、見た目こそポンチョタイプのレインコートですが、付属されているフードが、なんとビニール傘のようなデザインで自立するタイプのレインコートになっています。
お値段はちょっとお高めなものの、顔が雨に濡れるのを嫌うワンちゃんや洋服もそこまで…というワンちゃんにはとてもオススメの商品となっています。
【free stitchストレッチレインコート】
商品名自体にストレッチと付けてしまう程、ストレッチ性に富んだこちらの犬用レインコートは、機能性も然ることながら、デザインにも富んだレインコートとなっています。
レインコートには珍しくフードが付いてはいないものの、ハイネックとドローコード(留め具付きのヒモ)によって首からの雨の侵入が防げるほか、背中に止水ファスナーがあるため、着脱も簡単な作りとなっているところも魅力的な商品です。
【CAINZ スポーティレインウェア 2WAYマントタイプ】
出典元:https://www.cainz.com/g/4976555641936.html
▲CAINZ|【スポーティレインウェア2WAYマントタイプ】|サイズ展開:MD号~5号|通常価格:3,480円(税込)
ミニチュア・ダックスフンドやウェルシュ・コーギーといった犬種に嬉しい2Wayタイプのこちらのレインコートは、泥ハネをしっかりガード出来るだけでなく、内ベルト部分にはメッシュを使用しているため、通気性にも優れています。また、反射プリントも付いているので、雨の日や夜道で特に視界の悪くなる散歩でも安心ですね!
【すっぽり包み込まれる犬用レインコート】
出典元:https://item.rakuten.co.jp/miyabi99/mzak127/
▲MIYABI99楽天市場店|【すっぽり包み込まれる犬用レインコート フルカバーレインコート】|サイズ展開:8XL~12XL|通常価格:6,010円(税込)送料無料
本当に全身すっぽりと包み込んで散歩中の雨に濡れるのを防いでくれるこちらのフルカバータイプのレインコートは、大型のワンちゃんに特化して作られた商品になっています。
小型犬であってもなかなか着せるのに時間が掛かるフルカバータイプのレインコートの弱点を、背中ファスナーによって着脱を簡易化している点も魅力的です。
また、通常犬用レインコートというと尻尾はむき出しのため、体は雨から守れても尻尾は濡れる、なんてことは珍しくありませんが、こちらのレインコートは取り外し可能の尻尾カバーでしっぽが濡れることも防げます。
【Storm react レインスーツ】
出典元:https://onepo.shop/items/62906f5c288b801dc39ea1b8
▲柴犬の服屋さん ONE歩|【Storm react レインスーツ】|サイズ展開:S~XXL|通常価格:4,730円
撥水5級を施した超撥水加工がされたこちらのレインコートは、フードが付いていながらも、首元部分まで止水ファスナーがオープンする仕様になっているため、着脱も簡単で、フード周りにはドローコードでワンちゃんの顔回りをしっかりとカバーしてくれるため、こちらも魅力の一つです。
レインコートの多くは伸縮性がイマイチの場合も少なくありませんが、こちらのレインコートについては伸縮性の高い素材を使用していることもあって、ピッタリフィットするので、動きを妨げずに散歩できるのは嬉しい限りですね。
まとめ
いかがでしたか?
レインコート一つとっても今や色々なタイプがありますが、特に「トイレは絶対外派!」のワンちゃんを迎えた飼い主さんにとっては、愛犬の性格や特徴にあったレインコートは必須だと思います。
筆者の初代、3代目柴犬もそうですが、中でも日本犬は室内でトイレを苦手とする子は多い傾向があるので、そういった子にも気に入ってもらえるレインコートを探してあげたいものですね。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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