皆さん、こんにちは。
前回の記事でも少しお話しましたが、老いを感じはじめた愛犬ミクモ(15歳・ポメラニアン女の子)のために、少し生活用品を見直してみることにしました。
ちなみに、私たちが気づいたミクモの変化とは、、
・以前のような小回りができず、少し大きめに回る
・高低差の目測を誤ったり、距離と歩数が合わずに何度もやり直す
・真っ暗だと見えないのか、消灯後に歩き回るとき物にぶつかる
・寝返りがぎこちない
・寝起きすぐの足取りがヨロヨロする
・長年使い慣れたトイレの段差(厚み)も越えづらそう
・ストレッチの伸びや捻りが弱い
・カラダをブルブルっと振るったとき、遠心力に足がついていけず着地でヨロける
・寒い日など目に見えて震えるようになった(とくに今冬の寒さで確信)
などなど。
テンションが高いときは以前のように飛び跳ねたりもしますが、それでも衰えは明白。
今までどおりの環境では少し可哀想に思えてきました。
歳を重ねれば、気をつけるポイントも多くなる、、とくに季節の変わり目は・・
人もワンちゃんもおなじですよね。
できるコト、「いいかも」と思ったコトは、とにかくやってみる!
とくに、危なそうなコトは少しずつでも改善する!
そんなこんなで「トライしてみて良かったコト」がコチラ♪
足腰の衰えに応じて、おトイレを買い替えてみた
まずはおトイレ。
ずっとレギュラーサイズだったトレーを思いきってワイドサイズに変更です。
足腰に衰えがきているのか、すこし前からトレーの段差を登るのが恐る恐るになってきていて、登ってからも見ていて危なっかしかったから。
で、カバー付きでいちばん平たいものを選びました。
カバー無しならほとんどフラットのものもありましたが、それまでのトイレが網目のカバー付きだったので、そこはおなじタイプに。(それでも1.9センチ、これまでの半分以下の薄さです!)
そしてさらに、我が家なりのひと工夫♪
登り降りで滑らないよう、百均ショップの滑り止めシートをカットして、両面テープで四方の縁に貼りました。
カラーもトレーとコーディネイト(ダークブラウン)して、なかなかオシャレ!
いつもの場所にセッティングしてあげると、すぐにクンクン匂いを嗅ぎにきて、あたかもずっと使っていたかのように
得意顔で新トイレの上をモンローウォーク(笑)。
もちろん、つまずいたり滑ったりもなく、しゃがむ位置も一度で決まり、ミクモ様ご満悦のご用足しでした(笑笑)。
広びろ薄〜い新トイレの仲間入りで、寝ぼけてフラついても心配なし、ミクモのストレスもなさそうでひと安心です。
▲薄くてワイドな新トイレ!四方の縁に同系色の滑り止めも
舌も衰えてきたようで、食事台を新調
これまではどんな高さでも、どんな体勢でも平気で食べる子だったのに、近ごろはあまり低い位置にゴハンがあると口からこぼれてしまうように(悲)・・
なので良さそうな高さの台や、底の平らな器をいろいろ探しました。
いきなり奮発して買ってもミクモ様が気に入らないと水の泡なので、これまた百均ショップで良さげな高さの飾り棚をチョイスしてお試し。
ランチョンマットを敷いてみたら、アラ不思議!
ミクモ専用のカワイイお食事テーブルのできあがりです♪
ゆくゆくは買い換えるつもりでしたが、ミクモ自身はコレを気に入ったらしく、台をセットすると着席するように(笑)。
寂しい変化から嬉しい変化に変わりました!
▲百均ショップの飾り棚にランチョンマットのカワイイお食事テーブル
噛むチカラの衰えを考慮して手作りゴハンに
ドライフードから手作りのペースト状ゴハンに変えました。
少し前にたまたま主人の母からいただいたミキサーが大活躍です!
これまでの生活で、オヤツとして茹でた野菜や焼いたお魚、お肉を与えていたこともあって、食べられる食材がわかっていたのが幸いでした。
それでも、オヤツでなく食事となれば、栄養バランスよく食べさせるため安全な食材を勉強しながら増やしていく努力が必要です。
そう!引き続き体重の管理(ベスト2.6〜2.8㎏)もやっていかないといけません。
1週間に1回は体重を測りつつ、±0.2kgキープを心がけます。
この記事を書いている今日現在、手作りにして3週間ほど経ちましたが、食欲もすっかり戻って食べる喜びを全身で表現してくれるように!
毎回ペロリと完食、しかも良いお手本のような色ツヤのお通じがつづいていて、食事時間になると催促するまでに戻りました(嬉)。
あくまで我が家流ですが、もうしばらく様子見して、またの機会に詳しくご報告したいと思っています!
▲「ゴハンはよ!」お茶目な催促も復活
寝しなのグズリ対策で寝所を移動
前回の記事でも軽く触れましたが、あらためて詳しくご報告。
セオリー的には良くないことかもしれませんが、我が家はベッドでミクモといっしょに寝るスタイルでした。
ですが、半年ほど前から寝つきが悪くなり、ベッド上をゴソゴソ歩き回るようになってきて、「これじゃあパパが眠れない」と、ベッドサイドにミクモ用の寝床を確保(クレート設置)。
しばらくはそれで落ち着いていましたが、冬が本格化してダウンやコートが恋しくなったころ、今度は夜鳴きがはじまりました。(おそらく、これからは季節の変わり目ごとに違う変化があるでしょう)
困ったあげく、とりあえず冬の間は温度差の少ない和室でミクモと添い寝することに。
和室はミクモが昼寝するお気に入りのデイベッドがあるので!
ただ、3人(正しくは2人と1匹 笑)が寝るには狭く、私と主人がたまに入れ替わるつもりです。
そして、障子越しにうっすら明かりが届くよう、リビングは夜通し常夜灯を点灯。
添い寝をはじめた当初は真っ暗にしていたのですが、消灯後なかなか落ち着かず、ソワソワと歩き回りながらあちこちブツかっていたので。
じつは、何年か前からミクモの瞳には白い濁りが現れています。
お医者様の見解では「高齢で水分が不足しているからで、視力は大丈夫」とのことでした。
でも、それからさらに数年経っていますし、さすがに真っ暗では見えなくなって、不安なのかもしれません。
おかげさまで、「和室で添い寝&常夜灯」作戦は成功!
寝しなのグズリ、ソワソワもなくなって、今のところ家族全員グッスリ、平和に眠れています。
また季節が変わるころ、次はどんな変化に困惑するのやら(笑)。。
ちなみに、試してはみたけどミクモ的にお気に召さなかったエピソードも挙げてきます。
(他の子にはいいかもしれないので)
和室で添い寝する前。ベッドルームが寒さこたえる北側のフローリングのため、ミクモの寝床(クレート)下に断熱シートと絨毯を敷いたり、クレート内が温まるよう就寝1時間ほど前から湯たんぽを入れておいたり。。
そんな、主人に呆れられながらの涙ぐましい努力の甲斐もなく、毎晩「コレじゃない(怒)」と不満タップリの鼻水鉄砲(ブシュン!)と夜鳴きのダメ出しをいただきました(笑)。
お昼間の過ごし方で睡眠コントロール
夜グッスリ眠ってくれるよう、昼間はできるだけ和室の障子を閉めてリビングをメインに過ごすように。
そうでもしないと、すぐに和室のデイベッドで寝てしまうので(笑)。
リビングはテレビの音声やキッチンでの物音、また私の動く気配などがあふれていて適度に起きていてくれますし、私もミクモの様子に目がとどきやすく一石二鳥。
それに、明るいリビングにいることで幸せホルモンの「セロトニン」が分泌され、夜には睡眠ホルモンの「メラトニン」に変わって安眠にもいいのだとか!
もちろん長めのお散歩で疲れていそうなときやゴハンの後は和室を開放、お気に入りの場所でゆっくり休ませてあげます。
長年使ったクレートもサイズアップ
たまにクレートで寝たいときもあったりする気分屋のミクモさん。
数日間、クレートで寝かせたときのこと。
ミクモはサロンでのシャンプー・ブラッシングに大きなストレスを感じる子なので、12歳からは家で洗ってあげているのですが、シャワーを浴びせたとき背中の地肌が赤くなっているのを発見しました。
どうやらクレートの天井で背中を擦っている様子。
大人しくしているぶんには丁度いいサイズですが、中でクルクル動くには窮屈かも。
ということで、さっそく新しいクレートを買いにショップへGO!。
ひと回り大きなサイズのクレートを新調しました。
はじめは落ち着かないようで粗相をされましたが、クレートも敷物も洗えるので問題なし♪
今ではだんだんと慣れてきています。
▲まんざらでもないご様子
歯磨き
これまでは子供用の歯ブラシで磨いていましたが、お口も衰えてきたようなので柔らかい歯磨きシートでやさしく、やさしく。
ゴハンもペースト状にしたことで汚れも付きやすかろうと、2日に1回は歯茎マッサージとスキンシップもかねてキュッキュと磨いています!
▲迷惑そうなのは相変わらずですが 笑
まとめ:甘やかしではなく、見守っていく
ミクモの要求をすべて聞いていてはキリがありませんが(笑)、今までどおりでは危険なコトや健康に良くないコトに気づいてあげて、臨機応変に見直していくことは大切だと思っています。
きっと、ワンちゃんごとに違う変化があるでしょう。
その変化の数だけ飼い主さんのお悩みがあり、工夫や改善があるかと。。
私も引き続き油断せず、つねに考えながら見守っていきたいと思います。
今回は我が家なりに変えてみて良かったコトのご紹介でした。
ありがとうございました!
真顔寄りポメラニアン シニア組。
人間社会で居心地よく暮らせるように躾てきました。いつでもどこでも一緒です。
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