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わんちゃんの夏の食欲不振を乗り切ろう!対処法と危険度の見極め方とは?

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 みなさんの愛犬は、夏に食欲が落ちますか? ごはんを欲しがらない、食べるスピードが遅いといった様子から心配になって動物病院で検査をしてみても特に異常はないし、遊ぶ元気もあり、おなかを壊してもいない・・・ただごはんの食いつきが悪いというなら、それはもしかしたら夏バテかも!? そんな時の心構えと対処法についてご紹介します。

健康なわんちゃんも食欲不振になる?

 わんちゃんといえば、食べるのが大好き! 犬種や性格である程度の差はあれども、目の前の食べ物をガツガツと勢いよく食べて、もっとほしい!というくらい食欲旺盛なのが、本来の姿ですよね。

しかし、病気をしていなくて特におなかを壊してもいないのに、食欲不振になるわんちゃんもいます。ごはんの器を差し出しても顔を背けて食べようとしなかったり、口をつけてもモソモソといかにも面倒そうに食べたり、まだごはんが残っているのに途中でやめてしまったり・・・。

我が家の愛犬は食欲旺盛で知られるゴールデン・レトリーバーだというのに、時おり食欲不振になります。どうやら、もともとの食への執着心が強くないことや、胃腸が弱いという体質的な部分が関係しているようですが、特に春から夏にかけての朝、顕著になります。

私たち人間も、気温が上昇するにつれて体がだるくて食欲が落ちたり、ひんやりしたのどごしの良いものを食べたくなったりすることがありますが、わんちゃんにとっても同じなのかもしれませんね

わんちゃんの「病気じゃない食欲不振」との向き合い方とは?

 食欲旺盛なはずのわんちゃんが突然食べようとしなくなるなんて、心配でたまりませんよね。特に成長期の子犬や体のサイズが小さいわんちゃんは体力低下が気がかりですし、一般的によく食べることで知られているレトリーバー種やダックスフント、ビーグルなどの犬種と暮らしている場合は、食べるスピードがいつもより少し遅いというだけで「具合が悪いのかも!?」と焦ってしまうかもしれません。もちろん、体の異変があって食べない(食べられない)ということも考えられますので、まずは動物病院できっちりと診察してもらいましょう。

 健康上、異常がないことが確認できたのに、食欲不振がたびたびみられるということなら、それは愛犬の個性かもしれません。食べないからといって過度に心配したり、あれこれと食べたがるものを出してあげたりするのは逆効果。飼い主さんの気を引くために食べなくなったり、もっと美味しいものが出てくるのを待つようになったりすることも! 食べなければ食器を下げてしまいましょう。

我が家の愛犬は、私が食事の準備を始めても起きて来なければ食べない可能性が高いため、そんな時は最初から1食抜いてしまうこともあります。12時間後の次の食事までおやつを欲しがることすらないので、本当にいらないのでしょうね。

 どうしても食べてほしい、または、もう少し美味しそうに食べてほしいと思う時は、なんとか食欲をそそる工夫をしてあげましょう。ごはんを人肌程度に温めてみたり、かつお節や青のりなどの美味しそうな香りのするものを振りかけてみたり、普段ドッグフードなら手作りごはんにしてみたりするのも良いかもしれません。

我が愛犬の経験上、体の不調でない限り食べ始めれば一気に完食することが多いので、いかに食いつきを良くするかがポイントになります。私自身、高温多湿の時期になると食材の買い物をしようにも何も食べたいものが思い浮かばず、スーパーで途方に暮れてしまうことがあります。でも、誰かに用意してもらった食事を食べ始めると美味しいと思うし、全部食べられるのです。食いつきが悪いわりに食べ出したらすべて平らげる愛犬を見るたび、同じなんだろうなぁと感じます。

「様子を見て大丈夫な食欲不振とは?」愛犬の状態を良く観察して、正しい判断を!

 上記はすべて「病的ではない食欲不振」「多少食べなくても体に悪影響のないわんちゃん」を想定しています。持病があるわんちゃんにとっては別の話であることはもちろん、健康であっても体が未発達の子犬や極少サイズの成犬の場合は注意が必要です。1食抜くだけで低血糖症などの危険な状態になってしまう恐れもあるため、子犬や極少サイズのわんちゃんがあまりにも食べてくれない場合は、早めに動物病院に相談してくださいね。

 また、我が愛犬のように健康状態に異常がなく、たびたび食べなくなる子であっても、「今回はいつもと違う!」と感じる食欲不振もあります。そんな時はどうも顔つきがおかしく、よだれが多かったり草を食べたがったりするため、胃腸の調子が悪いことが考えられます。この時に無理に食べさせると、かならず嘔吐したり下痢になったりするため、様子がおかしい時は早めにお薬を飲ませ、続くようなら動物病院で診察をしてもらうようにします。食欲不振も頻繁だと慣れてしまうものですが、愛犬の様子を良く観察して「いつも」と違うかどうか判断するようにしたいですね。

いつでも食欲旺盛だった先代ゴールデン・レトリーバーでは経験したことがない「愛犬の食欲不振」。最初は心配し、ショックを受けていましたが、健康上問題がないのであれば、対処法と危険度の見極めを身につけるようにして、私たち飼い主がどっしりと構えていたいものですね。

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