12月も本番を迎え、電気代高騰の煽りに加え、冬の節電対策の声が上がる今年の冬。皆さんの愛犬はいかがお過ごしですか?
我が家の愛犬は、基本的にほんのり暖めたホットカーペットの上で一日の大半を過ごし、夜は布団の中で私に体をピッタリとくっつけながら寝ています。
しかし、中には愛犬専用のベッドで寝ているワンちゃんも居ると思います。そこで今回は、ペット専用で節電対策にもなるペット用ヒーター4選をご紹介します!
<目次>
ペット用ヒーターの必要性はある?
一昔前までは、犬に洋服や暖房は必要ないとされるほど、犬は寒さに強い動物だとされてきました。確かに、実際に柴犬や秋田犬、サモエド、シベリアン・ハスキー、ゴールデン・レトリバーなど、寒い地域原産の犬種やダブルコート(二重毛)を持つ犬種は、寒さに比較的強い傾向があるでしょう。
しかし、現在飼養されている犬の多くは室内飼育が当たり前で、本来であれば、寒さに強い犬種も人と暮らしていくうちに、寒がりな子が増えた印象を持ちます。
実際のところを言えば、同じ犬種であっても個体差が生じるため、一方はとても寒がりなのに、一方は寒さに対して何の抵抗もなく、むしろ雪が降った日には童謡『雪やこんこん』の歌詞にもある、お庭を駆け回って喜ぶワンちゃんも居ると思います。
けれど、犬の飼育様式の変化や高性能になっていく暖房器具の数々、1年を通してあまり寒暖差のない部屋での生活を愛犬と共に過ごす現在に至っては、ペット用ヒーターは、愛犬の防寒対策アイテムとして必要なものと言えるでしょう。
おすすめ① 2Wayで使えるのが魅力的!ぽかぽかあったか USBヒーター付き「犬猫用ペットハウス」
▲サイズ:ハウス型:高さ27×横43×厚み43cm/ベッド型:高さ12×横43×厚み43cm 価格3,980円(税込)
一見すると、『えっ?これってホットカーペットなの?』と思わせるような作りのハウスとベッド型の2Wayホットカーペット!
この商品は、タイトル通りペットハウスとペットベッドの2wayで使える作りになっていて、折り畳んで使えば直ぐにペットベッドに早変わりします!中に敷かれているUSBヒーターマットとクッションは取り外しが可能なので、冬だけではなくオールシーズン愛犬の専用ハウス、専用ベッドにできる優れものです♪
USBのヒーターマットのコードは邪魔にならないようにペットハウス型の背面にケーブル用の穴が付いているため、そこに収納可能!(※ハウス時のみ)
また、 ペットベッドの際は中間スイッチがついているため、ワンちゃんが万一コードを口にしそうな時には電源オフが簡単です。
経済的にも1日8時間使用したとしても、 約1円という低消費なので、ホットカーペットとペットハウス両方欲しいという飼い主さんにとてもオススメな商品ではないでしょうか?
おすすめ② 裏と表で温度が変化!見た目もオシャレな「IRIS ペット用ホットカーペット」
▲サイズ:S幅約30.5cm丸型/M幅約37.5cm×縦約26.5cmスクエア型/L幅約43cm×縦約31cmスクエア型 価格3,309円(税込)
可愛らしい落ち葉と木の実と肉球柄が目を引くこのホットカーペットは、中のヒーター部分を表と裏で使い分けることで、ワンちゃんの好みに合わせた温度設定が出来るようになっています。
寒がりな子やまだまだ若い子に至っては、ワンちゃんたちの体温と同じくらいの38℃で使用するのも良いですし、逆に暑がりな子や寝返りなどが難しくなったシニアの子は、28℃でぬくぬく使い分けられます♪
また、愛犬のためにいたずら噛み防止コードの使用や洗濯可能なカバーはもちろんですが、こちらの商品の最もすごいところは、自動で温度のON/OFFを切り替えてくれる機能が搭載されているところです。
この機能は、温度センサーがわずかでも高温を感知すると、電源を一時的にオフ!温度がある程度下がったところでまた電源が付く仕様なので、一定の温度を常に保ってくれて、飼い主さんもワンちゃんの火傷の心配に気を配らなくてOK!
気になる電気代も、1番大きいLサイズを選んでも、1時間当たりわずか0.5円ととっても経済的なホットカーペットになっています。
おすすめ③ 犬猫に特化したヒーター!「HEATING PAD for DOG&CAT」
▲サイズ:レギュラー幅45cm×縦45cm ラージ幅85cm×縦50cm 価格5,480円(税込)
温度調節は最低30℃~最高55℃までの6段階、タイマー設定は最短1時間~最長36時間、そして連続使用まで17段階と、まさに愛犬や愛猫のためだけに作られたホットカーペット!
こちらの商品は、コードのいたずら噛み防止や丸洗い可能な素材の使用、省エネなどにも富んでいて、電気代は1日僅か5円なので、節電対策にも一役買ってくれる優れものです。
また、愛犬愛猫の体を優しく暖めてくれるカーボンファイバーは、信頼のおける日本製なので、安心できますね。
この商品は、シリーズ商品が販売されており、ご家庭で使えるホットカーペットの他にも、モバイルバッテリーを使用してお外でも利用可能にしたヒーターパッドも魅力的なので、そちらも併せてご覧になってみてくださいね。
おすすめ④ 自動オフタイマー付!どこでも使える うちの子の特等席 ヒーター付「ぬくぬくベッド」
▲どこでも使える うちの子の特等席 ヒーター付ぬくぬくベッド サイズ 幅55cm×縦45cm 価格9,900円(税込)
モバイルバッテリー対応はもちろんの事、ペット用のヒーターには珍しい3時間で電源が自動オフになるこちらのヒーターは、少々お値段はお高めなものの4段階の温度調節機能が付いており、素材にはオーガニックコットン100%というこだわりのふわふわ素材で出来ています!
全て日本製で、皮膚疾患を持っているワンちゃんたちにも最適な仕上がりになっており、ホットマットとして使用するだけではなく、普段使いにもピッタリですね。
ペット用ヒーターを使用する上での注意点
ペット用のヒーターを使用する際には、人用のホットカーペットやヒーター同様、安全面には十分に配慮する必要があります。
注意点① 火災
ペット用のヒーターというと、マットやペットのこたつのようなものを連想しがちですが、ペット用ヒーターの中には、パネルヒーターと言って、人の足元とペット、両方にオススメしているヒーターなども存在し、それらは縦置きが多く、また、コードの対策がなされていない場合もあります。
そのため、そういったヒーターを使用する場合には、万が一の転倒に供え、それを感知して自動で停止するような商品を選んだり、コードを噛まないようにしたり、なんらかの対策を取るように注意しましょう。
注意点② 低温やけど
通常犬用のヒーターは、人のホットカーペットやヒーターと違って低温に設定されていることが多いのですが、例え低温で設計されていたとしても、ヒーターの上に長時間犬を放置するのは危険です。
犬の皮膚は一般的に人よりも薄く出来ており、それを保護するために被毛が存在するので、犬が一度ヒーターを気に入ってしまうとなかなかどいてくれないかもしれませんが、定期的に様子を見てあげるように注意しましょう。
注意点③ 熱中症
ペット用ヒーターを使用する際には、熱中症にも気を付けなければなりません。ペット用のヒーターは、その名の通りペットのために作られているヒーターなので、低温且つ安全性を兼ね備えた商品ですが、一方で老犬にとっては、知らぬ間に熱中症になってしまっている危険性があります。
低温やけど同様熱中症に関しては、成犬であれば、暑くなったら自らその場を離れ水分摂取するということも出来ますが、老犬の場合には、定期的に様子を見て変化がないか確かめるように注意しましょう。
まとめ
犬にとってヒーターは、今や防寒対策の面において、重要な役割を果たしてくれるものですが、使い方を誤れば危険な可能性もあります。
とはいえ、ペット用ヒーターは日々進化しており、今では数多くの商品がペットのためを思って作られているため、私たち飼い主は、常に細心の注意を忘れずに、愛犬に快適な環境を作ってあげたいものですね。
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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