わんことの旅行を
もっと楽しく、
もっと快適に。
メニュー
  • いいね!してね

春はわんちゃんも体調を壊しやすい?愛犬と春のおでかけにご注意を!

シェアする

暖かくなり、色とりどりの花を楽しめる春は、愛犬と一緒にお出かけをする方が増える季節。短い期間しか見られない梅や桜を求めて、つい頻繁に、または遠くまで出かけたくなりますよね。しかしこの時期はなぜか体調を崩す犬が多いということをご存じでしょうか?考えられる原因と対策、そして春の旅行で気をつけることをまとめてみました。

春先に愛犬が体調不良になる3つの原因

1.寒暖差

暖かくなったな、と思った翌日には冬の寒さがぶり返したり、朝晩と日中との気温差が大きかったりすると、人間も犬も体がついていかず体調を崩してしまうことがあります。着るもので体温調整ができる人間に比べて、犬の体への負担がより大きいというのは明らかですよね。症状としては、下痢や嘔吐など胃腸障害が起きることが多いようです。特に子犬や老犬、持病のある犬は注意が必要です。

2.予防接種、フィラリア駆虫薬

春は各種ワクチンの接種とフィラリア駆虫薬を開始する季節。明らかに体調が悪いときは避けると思いますが、私たちが気づかなくても寒暖差などで実は少し弱っているときに薬を投与すると、健康なときと比較して副作用が出やすくなります。フィラリア対策はこの時期に始めなければなりませんが、春先に調子を崩しがちな子には、せめてワクチンの時期はずらしてあげると良いかもしれませんね。

3.環境変化によるストレス

進学や就職、転勤など、春は人間家族にとって大きな変化が発生しやすい時期でもあります。引っ越しや家族の誰かが家を出るなどの明らかな変化だけではなく、なんとなく気ぜわしく落ち着かない空気がストレスの原因になってしまうこともあります。ストレスは体の抵抗力を下げ、普段ならなんともないことでも体調を崩す引き金になります。忙しいときにこそ愛犬にいつも以上の注意を向けて、安心させてあげたいものです。

愛犬とお出かけのときに気をつけたいこと

体調が良いときを見計らってお出かけすることはもちろん、春は旅先でも様々なことに注意が必要になります。まずは車内の温度管理。外の空気はさわやかで、ともすれば肌寒く感じることがあっても、お天気のいい日の車内温度はぐんぐん上昇し、窓を開けておいても危険です。「まだ春だから大丈夫。」という油断が命取りになりかねないため、車内に愛犬を残していくことは避けましょう!

次に覚えておきたいのが、除草剤の危険性です。春になると各地で除草剤の散布が行われます。いつものお散歩コースであれば危険な箇所や時期を把握できても、旅先ではそうはいきません。事前に情報収集することもなかなか難しいため、街路樹や公園の芝生などには極力近づかないようにするのが無難です。

愛犬と一緒にお花見やピクニックに行くという方も多いと思います。そんなときに注意したいのが、食べ慣れないものや落ちているものを食べてしまうことです。つい人間のお弁当をおすそ分けしたくなりますが、普段から食べているもの以外はこの時期はやめた方が良いでしょう。元気そうに見えても春先は胃腸が疲れている可能性があるからです。また、他の人が落とした食べ物を拾い食いしないよう注意することも必要です。

▲除草剤や拾い食いに注意!

楽しい春のお出かけ 予防と対策

春のお出かけは何かと気を配りますが、この時期にしか見られない景色を愛犬と満喫すれば素晴らしい思い出になります。旅先で体調不良にならないように、そして、万が一調子を崩しても対処できるように、あらかじめ対策を講じておけば安心ですね。

まずは旅行前の愛犬の体調管理が重要です。出発予定日の数日~1週間前から、食事とストレスに気をつけましょう。胃腸の状態を安定させるために変わったものを食べさせないようにしたり、普段通りの生活スタイルを心がけたりします。家族の転機の年には旅行を断念するのもひとつです。また、出発の日に少しでも愛犬の様子がおかしかったら、潔く中止・延期しましょう。

次に大切なことは、旅行のスケジュールです。長距離のドライブになる場合は、普段より小まめに休憩を取り入れ、愛犬をリフレッシュさせてあげてください。目的地に着いてからも愛犬が安心して休める場所と時間を設けるようにして、余裕を持ったスケジュールにすると良いでしょう。また、帰宅後に疲れが出ることもありますので、気を抜かずに愛犬の様子を観察することをお勧めします。

それでも旅先で体調を崩してしまうこともあると思います。愛犬にどんな症状が出やすいのかを事前に把握しておき、常備薬を持参していくことを忘れないでください。我が家の愛犬はすぐにおなかを壊すため、整腸剤と下痢止めは必ず持っていくことにしています。また、胃腸障害やストレスの緩和を目的としたブレンドハーブを旅行中の食事に取り入れています。

▲愛犬の体質に合わせた常備薬やハーブを準備しておくと安心!

※ハーブを使う際はきちんと勉強するか専門家に頼みましょう。

我が家の愛犬は毎年春になると体調不良になります。この時期は普段から軟便や下痢が多くなるのですが、ひどい時には何度も吐血し、夜間緊急病院へ走ったこともあります。おなかを壊すときには、食べるスピードが落ちたり丸まって寝ていたりと、必ずなんらかの前兆がありますので、その時点から食事やハーブなどで対処すると大ごとにならずに済みます。

みなさんもぜひ、愛犬が体調を崩しやすい状況や食べ物などを把握し、春のお出かけを存分に楽しみませんか?

春はわんちゃんも体調を壊しやすい?愛犬と春のおでかけにご注意を!
愛犬との旅行・生活に役立つ情報をお届けします。
イヌトミィの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

フォローする