近年わんちゃんの飼育頭数が増えるにつれて、ドッグサロンの店舗数も増えてきました。最近では自宅からの生活圏内に、ドッグサロンが数店舗あるという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで迷うのがドッグサロンの選び方!今回は、現役トリマーである筆者が、初めてドッグサロンに来店した際に、チェックするポイントと愛犬にあっているかどうかの判断について解説します。
良いドッグサロンとは?施設面について

良いドッグサロンかどうか、どこを見ればわかるのでしょうか。まずは施設面から解説します。
衛生面は絶対!匂いやほこりに気を付けて

ドッグサロンでは毎日の掃除が欠かせません。細菌感染の防止の他、わんちゃん達の居心地の良い空間を作るためにも、清潔な状態を保つ必要があります。
毎日掃除をしていれば、そこまで匂いがこもることはありませんし、ほこりが溜まることもありません。営業中は、わんちゃんがおしっこをしたり、毛が舞っていたりして、何の匂いもない状態や毛が全く落ちていないという状態を保つのは難しいこともあります。
しかし、時間のたった糞尿の匂いや、ほこりが棚や床に溜まっているようであれば、あまりおすすめのドッグサロンとは言えません。
動物取扱責任者の掲示義務を守っているかどうか
ドッグサロンは、第一種動物取扱業の「保管業」にあたります。開業するには、保健所への登録が必要です。営業の許可が下りると事業所ごとに登録番号が交付されます。
ドッグサロンを営業するには、交付された登録番号が記載された登録証や標識を店内の見やすいところに貼っておく義務があります。この登録証や標識が無いサロンは、無許可で営業している場合もありますので注意が必要です。
また、チラシやホームページ等にも登録番号と業種、動物取扱責任者の名前を記載する義務がありますので、来店する前のチェックポイントにもなります。
店内のすべての出入口が二重扉になっているかどうか

トリミングサロンが保管業として保健所に登録する際は、犬の脱走防止のために店内のすべての出入口を二重扉にしておく必要があります。そのため営業許可をもらっているサロンは、必ず出入口が二重扉になっているはずです。ですが中には、許可が下りた後は扉を取り払ってしまったり、片方の扉を開けたままにしたりしているサロンもあります。
犬の脱走は重大事故につながる危険があるので、しっかり見ておくようにしましょう。
良いドッグサロンとは?接客対応面について
次にサービスや接し方などの、接客対応面について解説します。
初対面の愛犬に対して、いきなり触らない

初めての来店は、飼い主さんもわんちゃんも少なからず緊張しているはずです。中にはいきなり知らない人に触られても平気な、フレンドリーなわんちゃんもいるかもしれません。しかし、知らない人に対して警戒するわんちゃんはとても多いものです。
どんなわんちゃんなのかまだ全くわからない状態で、いきなりわんちゃんに触ってしまうのは、あまり良いとは言えません。
特にこれから長くお付き合いするかもしれない犬とトリマーという関係上、ファーストインプレッションはかなり大事です。そこをおざなりに考えているトリマーやお店の方針は、あまり良いとは言えないかもしれません。
カルテ記入の際に、持病の有無や気を付けてほしい事などを聞いてくれるか

初めての来店では、カルテの記入をすることがほとんどかと思います。その際に、持病の有無や、わんちゃんの性格上、気を付けてほしいことなど、しっかりとヒアリングしてくれるお店はおすすめできます。
わんちゃんの性格やトリミングに対する態度は本当にさまざまなので、トリマーはわんちゃんに合わせてトリミングのやり方を変えていく必要があります。病気の有無や性格上気を付けなければいけないことは、その判断材料として役立ちます。
あまりわんちゃんの情報に興味を持たなのであれば、そのトリマーさんはわんちゃんが変わっても、トリミングのやり方は変えないタイプのトリマーかもしれません。
トリミングに対して全く怖がらないわんちゃんもいますので、その場合はあまり問題ないですが、トリミングを怖がるタイプのわんちゃんや、興奮してしまうわんちゃんであれば、わんちゃんの状態や性格をより気にしてくれるトリマーやお店の方が合っているかもしれません。

今回は、トリミングサロンに初めての来店した際に簡単にチェックできるポイントをご紹介しました。以上のことを踏まえて、ぜひご自身の愛犬に合った、良いドッグサロンを見つけてください!