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愛犬に生姜を与えても大丈夫?生姜の健康メリットや与え方の注意点など

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生姜は冷え性改善、免疫力アップ、アンチエイジング効果など、数多くの健康効果をもたらすスーパーフードです。そんな生姜のパワーを、毎日の食事に取り入れている方も多いはず。

愛犬の食事にもぜひ取り入れてあげたいですよね。でも、生姜は愛犬に与えても大丈夫なの?

今回はそんな疑問にお応えすべく、愛犬に生姜を与える健康メリットや与える際の注意点、与え方などを詳しくご紹介いたします。

愛犬に生姜を与えても大丈夫?

結論から言うと、愛犬に生姜を与えて大丈夫です!

香味が強く、辛味のある食材でネギにも似ていますが、愛犬の健康維持に生姜を取り入れても問題ありません。

生姜はよくネギ科と勘違いされますが、ショウガ科です。ネギ科の野菜に含まれる、犬に危険な「硫化アリル」の成分は入っていません。適量を守れば愛犬に安心して与えられる食材です。

生姜のすごい栄養効果とは?

生姜は独特の風味と、少しの辛味がありますが、どんな料理やお菓子にも合う食材です。

昔から、いろいろな薬効があるとして親しまれ、漢方薬などにも多く使われています。

生姜の健康効果は多岐にわたりますが、代表的なものは以下の通りです。

【生姜の健康効果】

・冷え性の改善
・咳の緩和
・のどの痛みの緩和
・胃の健康維持
・吐き気を抑える効果
・コレステロール値の低下
・血圧を下げる効果
・抗酸化作用(アンチエイジング)
・殺菌効果

風邪をひいたら、とにかく生姜が効くって聞きますよね。

生姜は身体を温め、咳やのどの痛みを抑える効能があるので、風邪の引き始めなどに食べると、とても効果があります。

また、生姜に含まれるショウガオールには殺菌効果があり、食中毒の予防やフィラリアや寄生虫も駆除すると言われています。

お寿司と一緒にガリ(生姜)を食べるのは、魚の臭み消しだけではなく、食中毒予防として理にかなっているのです。生姜ってすごいですね!

愛犬の食中毒やフィラリア予防にも効果的と言えるでしょう。

愛犬に生姜を与えるメリットとは?

愛犬に生姜を与えることで、人間同様、さまざまな健康的メリットがあります。

それは以下のようなものです。

【生姜を愛犬に与えるメリット】

・血行促進の効果
・食欲の増進効果
・胃の健康維持
・免疫力UP
・新陳代謝UP
・殺菌効果

愛犬に嬉しいメリットもたくさん!

以下に詳しく見ていきましょう。

〇血行促進の効果

生姜に含まれているショウガオールという成分が愛犬の体を温め、血液をサラサラにしてくれます。また、新陳代謝も良くなるので、被毛や皮膚の状態を健やかに保ちます。

〇食欲の増進効果

生姜の独特の強い香りはシネオールという成分です。生姜の香りは、匂いに敏感な愛犬の食欲を増進してくれます。

〇胃の健康維持

生姜に含まれるジンジベインという成分が胃腸の調子を整えてくれる効果があります。

〇免疫力UP効果

生姜に一番多く含まれるジンゲロールという成分は、殺菌作用があるほか、免疫細胞である白血球を増やし、免疫機能を向上させます。

〇新陳代謝UP効果

生姜に含まれるショウガオールは、愛犬の体を温め、新陳代謝をUPさせ、アンチエイジング効果が期待できます。

〇殺菌効果

生姜に一番多く含まれるジンゲロールという成分は、強い殺菌作用を持ち、食中毒やガン細胞の増殖を抑制する効果があります。

上に述べただけでも、生姜の愛犬に与えるメリットは驚きの効果ばかりです。

実際、ドッグフードにも生姜が使われているものがあります。その栄養効果は認められているということですね。ぜひ、上手に適量を取り入れて、愛犬の健康維持に役立てましょう。

愛犬の生姜のおすすめの与え方とは?

愛犬の生姜の与え方でおすすめなのは、次のようなやり方です。

【愛犬のおすすめの生姜の与え方】

・すりおろしてフードにトッピング
・粉末パウダーで与える
・お湯に混ぜてスープにする
・細かく刻んでお肉と一緒に炒める など

嗅覚に優れている愛犬には生姜をすりおろすか、細かく刻んでからフードやスープに混ぜて与えましょう。

そのままの生姜やスライスなどは大きすぎて、愛犬の鼻には香りが鋭すぎるかもしれません。少量で様子をみながら与えましょう。

お肉と一緒に生姜を炒めると風味も出て食べやすく、愛犬も喜びます。

生姜は皮にも栄養があり、皮ごとすりおろしても安全に与えられます。無添加の生姜の粉末パウダーなども使いやすくおすすめです。

市販されている生姜のすりおろしチューブなどは便利ですが、添加物が入っているので愛犬には向いていません。

また、生姜は生と加熱でその効果が変わります。血行促進には生の生姜、体を温めたいのなら加熱した生姜をあたえるのがおすすめです。

愛犬に生姜を与える際の注意点とは?

愛犬に生姜を与える際の注意点を以下にご紹介します。

生姜を上手に取り入れて、愛犬の健康維持に役立てましょう。

【愛犬に生姜を与える際の注意点】

・アレルギーに注意する
・子犬には与えない
・ごく少量から与える
・生の生姜のすりおろしか、粉末パウダーで与える
・人間用に調理された生姜料理は与えない
・生姜チューブは与えない
・生姜の加工品は与えない

生姜を初めて食べる愛犬には慎重に与えましょう。

どんな食材でも、初めて与えるものに関しては、少量で与え、アレルギー反応が出ていないか様子をみながら与えましょう。

生姜は香が強い分、量が多いと、返って食べないこともあるので、少量ずつがポイントになります。

子犬は消化器官が未発達ですので、消化不良を起こす場合があるため、わざわざ与える必要はありません。

生姜は生のすりおろしか、無添加の粉末パウダーがおすすめです。

生姜チューブや紅ショウガ、ガリなどの加工品はワンちゃんの体の毒になる添加物が含まれている場合があります。

また、人間用の生姜を使った料理は、味付けが濃く塩分過多であり、添加物や危険な玉ねぎなども含まれている場合があるため、与えないようにしましょう。

愛犬の生姜の適量とは?

生姜は愛犬に与えても問題の無い食べ物ですが、辛み成分が多いので与えすぎには注意です。

愛犬に与えてもよい生姜の適量(目安)は以下になります。参考にしてください。

【愛犬に与えてもよい生姜の適量(目安)】

・超小型犬(体重4キロ未満)→小さじ1/4程度

・小型犬(体重10キロ未満)→小さじ1/3程度

・中型犬(体重25キロ未満)→小さじ1/2程度

・大型犬(体重25キロ以上)→小さじ1程度

初めてのワンちゃんには、上記の量よりも少量で与えましょう。

生姜が苦手なワンちゃんには、生姜成分が含まれているドッグフードや、犬用サプリメントを与えるのもおすすめです。

まとめ

犬に生姜・・・?

不思議な組み合わせで、愛犬に与えてよい食べ物なのか、そもそも知らない飼い主さんも多いのではないでしょうか?

生姜はネギ科ではなく、ショウガ科で、ワンちゃんに悪影響を及ぼす成分は入っていないので安心して与えられる栄養満点のおすすめ食材です。

ただし、辛み成分や香りが強いため、鼻が敏感なワンちゃんには少量で与える必要があります。

我が家の愛犬トイプードルのテトも生姜のすりおろしをお湯に溶かしてフードに少し入れると、食欲をそそるのか、パクパク食べてくれます。

栄養効果が絶大の生姜は愛犬の健康維持に使わない手はありません。

天然の香りが愛犬の食欲をそそること間違いなしなので、ぜひ愛犬ごはんにトッピングしてみてください。

<参考URL>

犬の管理栄養士監修わんこごはん 
>https://www.dog-gohan.com/ok_food/ginger/

カロリーSlism しょうが
>https://calorie.slism.jp/106103/

わかさの秘密 しょうが
>https://himitsu.wakasa.jp/contents/ginger/

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石田 凛理子

石田 凛理子

神奈川県在住のフリーライター
フラワーアレンジメント講師
2人の息子の母
実家でパグの出産、育児を経験し、
現在はトイプードルの男の子と暮らしています。
みなさまの愛犬にお役に立てる情報を発信していきたいです。
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