我が家では毎年のように夏になると通っている清里。標高1,200m程にあり、平地よりも気温が6度ほど低く、生い茂る木々が多い自然豊かな環境なので、夏でも涼しく美味しい空気を満喫しながらお散歩も楽しめますよ。
美し森~サンメドウズスキー場目指して出発!
今回は、美し森からサンメドウズスキー場当たりまで登山してきました。
出発地点は美し森駐車場です。駐車場から続く木道脇には高山植物の可憐な花が所々で見られます。
展望台の売店で清里牛乳を買って飲みました。
しばらくは道幅も広く高低差もほとんど無いので観光客の姿も見かけますが、美し森ファーム(※現在は閉店)を過ぎると道幅も狭くなってきて観光客もいなくなります。
高木の隙間にはクマザサがびっしり生えて高山植物の姿もなくなり、道は登山道へと続き、大きな岩がゴロゴロと姿を現してきます。岩には苔が生えていました。
登山道は徐々に傾斜もきつくなり、クマザサが生い茂った道は狭くなってきました。私たちが歩く度に笹とすれる音だけで、辺りは静まりかえっています。なんだか静かすぎてすれ違う人もいなく少し淋しいくらい。
羽衣の池まで続く長~い階段!愛犬頑張れ!
しばらく行くと真っ直ぐに続く階段が目に飛び込んできました。この階段は擬木よりも土の部分の方がずっと低くなっているため、またいで歩く感じでとても疲れます。
愛犬も擬木をぴょんぴょんと跳び越えながら歩くようなので、普通の坂道を歩くよりも体力的に負荷が掛かります。
この階段、どこまで続くんだろう。階段の終わりが見えない。
登っても登ってもずっと階段が続き景色も同じなので、今自分たちがどの辺りにいるのかさえ全く分からない状態でしたが、300段弱位でやっと階段の終着点が見えてホッとしました。
最後の曲がりである階段を登り切り、少し歩いたところで羽衣の池に到着です。
羽衣の池からは本格的な登山道に突入!
羽衣の池が分岐点になっていて、賽の河原(牛首)の方へ行く道と、天女山の方へ向かう登山道に分かれています。
私たちはサンメドウズスキー場のリフト乗り場辺りで引き返そうと思っていたので、もう少し賽の河原方面へ行けばリフト乗り場に出られると思い、真っ直ぐに進むことにしました。帰宅してから地図を見たら、羽衣の池からサンメドウズスキー場に出られたようです。
羽衣の池から先は更に道が細くなり、草をかき分けて歩く感じです。
スキー場でイベントが行われているのか、音楽やマイクを通じて案内する声が近くに聞こえてきました。
リフト乗り場ももうすぐのはず!と思ってどんどん登山道を歩いて行きましたが、さっきまで直ぐ近くで聞こえていた声や音楽も聞こえなくなってきました・・・
視界が開けた草原に出ましたが、スキー場は見当たりません。
生い茂る木々には鹿除けが巻かれています。冬になるとエサを求めて鹿がたくさん出没するみたいですね。
愛犬は遅れてくる相棒を気遣いながら私たちの間を行ったり来たりしています。牛首山への登山客が少ないせいか、クマザサは愛犬の姿を完全に消してしまうほどの高さがあり、愛犬は草をかき分けながら縫うように歩いていました。
大きな岩をよじ登りながら羽衣の池からだいぶ登ってきましたが、この登山道からは賽の河原付近(1,900m)まで登らないとスキー場に出られないと判断し、あと10分も登れば着くであろう賽の河原を目前に時間も押してきたので下山することにしました。
美し森登山したのは、7月の中半で清里の気温は23度。木陰に入ると肌寒いような日だったので登山日和でしたが、やっぱり夏の登山は体力も消耗しますね。
愛犬にとっては誰もいないしずっと木陰なので快適な登山になったようです。どこまでも続くような階段ではへばっていましたが、草をかき分けて登るような道でも楽しそうに歩いていました!
少し階段がきつくて大変かもしれないけど、羽衣の池辺りまで歩いてみるのも楽しいと思います。木陰になっているので夏のおすすめお散歩コースです。
可能なことは何でも体験させたい、そんな生活の中で愛犬が喜びを感じてくれたらそれが何より私にとって幸せなこと。
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