株式会社セラヴィリゾート泉郷は、日本全国11カ所のリゾート地に、バリエーション豊かな宿泊施設を展開しています。なかでも、愛犬と泊まれる「わんわんパラダイスコテージ」は、プライベート感があり、愛犬家たちに人気の宿泊施設です。
今回は、筆者の愛犬トイプードルのテトを連れて、冬の「蓼科わんわんパラダイスコテージ」に宿泊してきました。
コテージの詳細やテトとの雪遊びなど、詳しくレポートしていきたいと思います!
(旅行日:2023年1月6~7日)
<目次>
蓼科わんわんパラダイスコテージへの【アクセス】
▲ホテルアビエント蓼科の前でテトと記念撮影。周りには雪が積もっています。
「蓼科わんわんパラダイスコテージ」に宿泊する際、グループホテル「ホテルアビエント蓼科」の本館にてチェックインを行いますので、まずは「ホテルアビエント蓼科」を目指しましょう!
ホテルアビエント蓼科は、標高1,550mの場所に位置しており、周りはスキー場のある観光地になっています。
冬は積雪が多く、近隣の湖が完全に凍結するほど寒いので、車で行く場合はスタッドレスタイヤかチェーンを装着して行きましょう。
自動車でのアクセスはもちろん、ホテルからは送迎バスも運行しており、東京・名古屋方面からは電車でも行くことも可能です。送迎バスには、わんちゃんもケージに入れて同乗できるそうです。(※送迎バスは事前予約制)
出典元:https://tateshina.izumigo.co.jp/hotel/enjoy/family.php
▲ホテルアビエント蓼科の大浴場。広くて気持ちがよかったです。宿泊とは別料金がかかります。
上の地図のように、ホテルアビエント蓼科と蓼科わんわんパラダイスコテージは1kmほど離れた場所に位置しています。
チェックインの手続きや温泉施設はホテルアビエント蓼科になりますが、愛犬は入れませんのでご注意ください。
愛犬との宿泊には狂犬病予防接種証明書と混合ワクチン証明書が受付時に必要です。
こちらが、コテージエリアの詳細マップです。
チェックイン手続きを済ませ、宿泊するコテージの番号を教えてもらったら、マップと鍵を受け取り、いざ車で移動!
<車でのアクセス>
・関越自動車道、上信越自動車道 佐久ICを降りて国道142号を50分
・中央自動車道 諏訪ICを降りて国道152号を50分
【ホテルアビエント蓼科】
所在地:〒384-2309 長野県北佐久郡立科町大字芦田八ヶ野字女神湖975
TEL:0267-55-7711(代)
蓼科わんわんパラダイスコテージの【外観】
▲今回宿泊した黄色いコテージ。意外と大きくてビックリ!
大通りから、細い雪道を曲がると、雪景色の小さな森の中に、いろいろなタイプのコテージが点在しています。別荘地の雰囲気があり、とてもわくわくします。
私たちが宿泊するコテージは「厳選エクセレントコテージ」。黄色い外観の可愛らしいコテージでした。
中に入るのが楽しみでワクワクしますが、まずはテトグッズを含めた大量の荷下ろしからスタート。
駐車場からコテージ入り口まで、雪に覆われた階段を降りなければならず、滑らないように慎重に搬入。
▲コテージ裏側のウッドデッキ
こちらはコテージの裏側に回ったところ。広いウッドデッキもあります。
蓼科わんわんパラダイスコテージの【室内】
▲吹き抜けリビングが広~い!
室内は吹き抜けの天井になっていて、開放感があり、とっても広々!
私たちが予約したコテージは5人まで宿泊できるタイプ。今回は主人と私、小学生の息子、テトの3人+1匹だけの旅行。だいぶ広く使えそうです。
大きなダイニングテーブルと、その奥に和室。こたつテーブルもあります。
暖房が全開でついていましたが、さすがの蓼科の寒さ、底冷えがひどく、スリッパを履いていないと足がすぐに冷えます。
▲奥にベッドルーム。広々使えそうです。
こちらは先ほどとは反対側から眺めた室内。奥にベッドルームもあります。
和室には布団もあるので、いびきのうるさい主人と離れて寝ることができます(笑)。
ペットはベッドの上や布団は使えないので、いつものハウスや毛布を持っていくとよいですよ。
なぜか、リビング中央の床が低くなっているため、移動する度、段差の上り下りが必要でした。
これにはテトが少し怖がってしまい、なかなか自由に動き回れず、ステップ台を持ってくればよかったと少し後悔。(※後から調べたのですが、老犬の場合、事前に相談をすれば、段差の無いコテージを提供してくれるようです。)
▲6帖の和室。こちらで夕食にしゃぶしゃぶをしました。
こちらが6帖ある和室。ペット宿泊可のコテージということもあってか、年季の入った畳が気になりましたが、その分、気兼ねなくテトも使えそうです。
ありがたいことに、加湿器が置いてありました。左側の押し入れに布団が人数分入っていたので、みんなで和室に寝ることもできます。
▲キッチンは新しくて綺麗です。
こちらがキッチン入口。食器棚には食器やカトラリーがあり、炊飯器、湯沸かしポットもあります。トースターがなかったので、朝のパンが焼けず少し残念。
そのかわり、ケータリング食材や買い出しの食材を入れるためでしょうか?冷蔵庫が2つもありました。
ごみ箱は、生ごみ・普通のごみ・ペットボトル・びん缶ごみ、で分けて置いてあるため、容易に分別できます。玄関外にはペットのうんちボックスがありました。
こちらが洗面所・お風呂、トイレ。綺麗なユニットバスでしたが、温泉に入りたいので、少しだけテトに留守番してもらい、ホテルアビエント蓼科のお風呂へ車で行きました。
蓼科わんわんパラダイスコテージの【ペットグッズ・アメニティー】
▲ペットケージは2カ所出入口があります。
中型犬までが入れるペット用ケージがありました。
▲至れり尽くせりのペットグッズ
この他に、コロコロタイプの粘着シート、消臭スプレー、ペットトイレ、ペットシーツ、うんち袋、ステンレス製の犬用食器が大・小2皿、雑巾がバケツに入って置いてありました。
洗面所にはクイックルワイパーウェットタイプ、玄関外にうんちボックスがあります。
【アメニティー】
・歯ブラシ類
・タオル類
・シャンプー・リンス
・ボディーソープ
・ハンドソープ
・ドライヤー
【ペット用アメニティー】
・ペットケージ(中型)
・ペットトイレ
・ペットシーツ
・うんち袋
・コロコロ
・消臭スプレー
・ステンレス食器大・小
・クイックルワイパー
・うんちボックス
ペット用アメニティーは十分に置いてありますが、ペット用おむつは無かったので、必要なら持参が必要です。
人間用には通常のアメニティーの他に、コンセント式の電気毛布がベッドルームにも、和室にも用意があり、寒さを凌げて助かりました。
パジャマや浴衣はないため、部屋着は持参が必要です。底冷えするのでパジャマや靴下は厚めがおすすめ。
蓼科わんわんパラダイスコテージの【食事】
▲寒い日のしゃぶしゃぶは最高です!
テトと一緒の旅行なので、ホテルでの食事ではなく、お部屋で楽々食べられるように、ケータリングでしゃぶしゃぶができるプランを予約していました。
この日、15時のチェックインでしたが、部屋の発泡スチロールの箱の中に、保冷剤と一緒に、夕食のお肉と野菜、うどん、お米、お新香、デザートなどが既に用意されていました。
お肉が大きくて甘く、とても美味しかったです。しかも、一人分200gもあり、お腹もいっぱい!
お米は炊飯器で炊いたのですが、結局、食べられなかったため、冷凍して持ち帰りにしました。
▲息子に寄り添うテト。たくさんごはん食べて満足かな?
シメのうどんを食べる息子の横で、小さなこどものように座っているテト。寒いので普段は着ない洋服を着ています。
暖房を室内温度22度に設定しても13度までしか上がらず。しかし、しゃぶしゃぶで体はポカポカ。美味しい汗をかきました。
▲サラダが多くバランスの良い朝食
こちらはケータリングの朝食。並べてみると意外とボリューミー。
こちらも夕食と同時に冷蔵庫に置いてあったため、煩わしい受け取り作業などはなく快適に過ごせました。
蓼科の食材を楽しみたいのであれば、素泊まりプランで食材を買い出し、料理したり、テイクアウトを並べたりするのも楽しいかもしれません。
この他に、ホテルのレストランで本格和会席プランや本格フレンチのプランもあります。
レストランでの食事プランの場合、愛犬はコテージでお留守番になります。
また、注意したいのは、ホテル周辺に買い出しができるお店がありません(一番近くのスーパーで20km程の距離)。
コテージの冷蔵庫内には食べ物や飲み物の用意はないため、予めスーパーやコンビニで買い物を済ませておいた方が安心です。
わんわんパラダイスコテージの【雪遊び】
▲コテージのベランダ側で遊んでみました。意外と斜面。
この日(1/7)の早朝の蓼科は-5℃。防寒着を重ねていないと、身を切るような寒さです。
11時チェックアウトでしたので、朝はゆっくりと、コテージ周りで雪遊びをしました。テトも洋服の上にアウターを重ね着して防寒バッチリ!
息子は準備万端にスキーウェアに着替え、雪の上をテトとダッシュしたり、転がったりして、楽しんでいました。
今更ながら、犬は靴を履かなくても雪を楽しめることに妙に感心。しかし、足が冷えすぎないよう、たまに抱っこをしてあげました。
▲誰も踏んでないフカフカの雪に、ごろ寝の息子。
私を見つけたテト。こちらを見ています。息子は自由に転がって遊んでいます。
地元ではあまり雪が降らないため、非日常の楽しい時間です。
蓼科わんわんパラダイスコテージの雪遊びができる【ドッグラン】
▲わんわんパラダイス冬のドッグラン
コテージから徒歩数分の場所に蓼科わんわんパラダイスコテージ専用のドッグランがありました。
この時期は雪のドッグランです!
こちらは春夏シーズンのドッグランの雰囲気。フリードッグラン(428㎡)とプライベートドッグラン(86㎡)の2カ所に分かれています。
▲ドッグランの注意事項
ホテル本館で受付をすれば、宿泊者は無料で利用可能です。
外来の方は中型兼・大型犬1,200円、小型犬600円で利用できます。もちろん、狂犬病と混合ワクチンの接種証明書が必要です。
▲入り口横のウンチボックス
ドッグラン入口には愛犬ウンチボックスとウンチとりパックも常備されていました。
これならチェックアウト後でも、気軽に遊んで帰ることもできます。
今回はドッグランでは遊びませんでしたが、広くてアジリティも数台あり、冬場は雪が積もっていて楽しそうです!活発的なワンちゃんにはおすすめのドッグランです。
ホテルアビエント蓼科から望む【凍結した女神湖】で非日常体験!
▲左がホテルアビエント蓼科本館、右にクリスタルチャーチ、中央から奥に進めば女神湖にすぐ行けます。
冬の季節に蓼科わんわんパラダイスコテージにご宿泊の際、ぜひ立ち寄ってもらいたいのが、「女神湖」です!
ホテルアビエント蓼科本館の横にある女神湖クリスタルチャーチの奥へ降りるとすぐに、女神湖が望めます。
▲左に蓼科山。右手が凍結した女神湖
道路まで出ると、左側に大きく優美な蓼科山が見え、目の前に女神湖が広がります。
そして、なんと、この女神湖、冬場は完全凍結していて、湖面を歩くことができるのです!
▲湖面に降りた主人と息子とテト
早速、湖面に降りてみました。長らく凍っているのか、茶色い草も生えています。
▲雪をどかした湖面の氷上。かなり滑ります。
雪を足でどかしてみると、固く凍結した湖面が現れます。つるつる滑って、まるでスケートリンクのようです。
「すごーい!こんなに分厚く凍ってる!」とみんなで大騒ぎ。
▲女神湖の湖面を走る車
さらに驚いたのは、遠くで湖面を走る車を見つけた時でした!
車が走っても平気なほど、固く凍っているなんて、すごいですよね!
しかし、なぜ車が走っているの??
後で調べてみると、日本最速で全面凍結する女神湖では「女神湖氷上ドライブ」などのイベントが毎年開催されているそうです。そのテスト走行、またはコース作りで、車が走っていたようです。
凍った湖の上での走行体験は、雪道ドライブの訓練になるため、地元警察や企業の講習会などで利用されており、女神湖は日本国内でも珍しい、湖上ドライブができる湖だったのです。
▲息子とテトが女神湖を滑って遊んでいます。
息子は湖面がつるつる滑るのが楽しくて、雪をたくさんどかして小さなリンクを作っていました。
遠くからダッシュして→リンクを滑る、を繰り返し遊んでいたら、テトもやりたくて、やりたくて参加。楽しそうに、息子の後を追いかけて滑っていました。
▲女神湖の上で記念撮影。テトも抱っこされて写っています。
スキー旅行で凍った湖を何度か見たことはありますが、湖面に立つのは初めての体験で、とっても興奮しました!
息子もテトも、とっても楽しい、これぞ非日常体験ができて大満足!
最後は美しい景色をバックに記念撮影!
たくさんの人が湖面に降り立ったのでしょうか、周りが足跡だらけですが、完全凍結した女神湖の上ですよ~(笑)。
蓼科旅行を終えて
▲全面ガラス張りの女神湖クリスタルチャーチ。結婚式も挙げられます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回、テトと一緒に、雪のある寒い地域に旅行するのは初めての経験でした。
小型犬なので、寒さや雪道を歩いてくれるかなど、いろいろと心配でしたが、思いのほか、現地での食欲もあり、雪遊びは楽しそうで一安心。終始楽しむことができました。
みなさんもぜひ、蓼科わんわんパラダイスコテージで、愛犬と冬ならではの体験をしてみてください。特に凍結した女神湖を歩いてみるのはおすすめです。
宿泊地の他に、テトと一緒に、ランチや観光で立ち寄った場所がありましたが、別の記事でまたご紹介したいと思います。
【蓼科わんわんパラダイスコテージ】
所在地:〒384-2309 長野県北佐久郡立科町大字芦田八ヶ野字女神平1190
TEL:0267-55-7711(代)
※宿泊できる犬のサイズ:室内犬なら大型犬までOK
フラワーアレンジメント講師
2人の息子の母
実家でパグの出産、育児を経験し、
現在はトイプードルの男の子と暮らしています。
みなさまの愛犬にお役に立てる情報を発信していきたいです。
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