ペットとデッキ同伴OK！山口県と大分県を結ぶ「スオーナダフェリー」乗船レビュー！＜犬連れ車旅＞

たまには愛犬とフェリー旅はいかがでしょうか！

ペット連れでフェリーに乗船するのはハードルが高く感じられがちですが、短い時間なら車移動に比べて実は負担が少ないんです。

今回は、大分県から本州に戻るときに、中国と九州をつなぐ「スターナダフェリー」を利用しました。

我が家にとって４舟路になる「スオーナダフェリー」ですが、予想以上に良かったのでレポートです。それでは早々に行ってみましょう！

 

中国〜九州をつなぐ「スオーナダフェリー」とは？

 

スオーナダフェリーのスオーナダとは、つまり「周防灘（すおうなだ）」という意味。

山口県徳山港〜大分県竹田津港の間、深夜を含め1日5往復します。所要時間約2時間です。

 

ペットは車両（残留）および一般旅客の外のデッキ部分のみ同伴が可能です。深夜便を利用すれば比較的暑い日でも利用ができるのがメリットです。

ペットと同伴の場合、追加料金はありません。

高速道路を利用するよりも高くなりますが、その分2時間と短時間で着くので、ドライバーさんはもちろん、ペットの負担も少なくなります。

 

 

徳山港 徳山営業所の公式ページを見る

 

 

竹田津港 竹田津営業所の公式ページを見る

 

料金は下記のようになっています。

 

 

フェリー乗り場が生まれ変る！

 

徳山港はまだ建設中ですが、竹田津港の乗り場の建物が完成しています。

私たちが利用した4月ではリニューアルの最中で、まだ建設中のところがありましたが、施設が新しくとても綺麗。

 

＜竹田津港＞

 

切符売場もとてもシンプルで分かりやすく、とても親切に対応して頂けました。

 

 

乗船口には屋根があるので雨の日でも心配ありません。

乗船口の手前にトイレがあります。

 

 

徳山港側はまだ仮設のままでした。

 

 

いよいよ愛犬とスオーナダフェリーに乗船！

 

私たちは夜7時の徳山港行きに乗りました。

貨物車がほとんどでしたが、コンテナや木材などいった荷台を出し入れ終われば一般のバイクや車が乗り入れていきます。

 

 

ペットを連れている場合は原則的に車内残留かケージに入っていればデッキのみ同伴が可能です。特に残留であっても申告をする必要がありません。

駐車場からの階段では大きめなペットカートくらいなら幅さ的には問題なく連れていけると思います。

 

こちらが2階デッキです。

 

 

3階デッキには屋根はもちろん、奥側（進行方向）にだけ壁がある作りになっていました。

ある程度の風は吹き込まない様になっていますが、やはり4月でも夜は寒かったので、我が家は愛犬達を車内に残しました。

 

 

出航してから試しに少しデッキに座ってみましたが、とても寒かったです！初夏なら丁度いいかもしれません。

 

 

乗船時間は約2時間ですが、仮眠するには短すぎ、スマホを見るのには長く感じました。

しかし、全く揺れず、他のフェリーと比べてもエンジン音も静かだったのが良かったです。身体は疲れる事がなく快適でした。

 

近くの観光スポット！

 

竹田津港の真横は海岸になっていますが、まるでプライベートビーチ！

待ち時間がある場合は愛犬達を海岸で遊ばせる事もできます。ベタベタとする砂ではないので、それほど汚れないです。

 

 

また近くにペット同伴OKの「長崎鼻リゾートキャンプ場 花公園」もオススメ。

春には約2,200万本の菜の花、夏は約140万本ヒマワリ畑の絶景が楽しめます。そのほかには紫陽花も咲き誇ります。

 

 

コテージ以外のキャンプサイトならワンちゃんとキャンプや宿泊も可能です。敷地内には海岸もあるのも嬉しい。

 

 

 

長崎鼻の公式ページを見る

 

 

まだまだ知られていないフェリーの旅ですが、いかがだったでしょうか？

深夜でも運航しているので、旅行のプランが立てやすくなります。今は高速道路で簡単に大分方面へ行けますが、まだフェリーにも需要があると感じています。ぜひ参考にしてください。