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本州と北海道を最短ルートで結ぶ津軽海峡フェリー(青森~函館)が新しくなって犬連れでも快適に!?

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本州から北海道へ移動する手段として新幹線、飛行機、フェリーのいずれかになりますが、中型犬や大型犬にとっては飛行機かフェリーのどちらかしか選択がありません。

そして愛犬にとって一番負担が少ないルートは、青森市と函館市を繋ぐ津軽海峡フェリーだと思います。

今回は大きく変わった津軽海峡フェリーに乗船してみたので、移動手段に迷われている方にも是非参考にしてもらえると嬉しいです。

津軽海峡フェリーが大きく変化!

実は3年前に津軽海峡フェリーを利用しました。当時は、プライベートドッグルームがあるのは「ブルーマーメイド」のみに加え、エレベーターがない船や、台車やカートが禁止などといろんなルールがあり複雑でした。

実際に私達と一緒に乗船していた犬同伴の家族がドッグルームへの運び方についてトラブルになりました。更にペット連れの対応も決して良くはなかったです。

ですが、2016年には「びなす」が引退し、「ブルーハピネス」が就航、そして「えさん2000」も2017年に引退し、新たに「ブルードルフィン」が就航。

それにより、「ブルーハピネス」や「ブルードルフィン」にもプライベートドッグルームやエレベーターも完備され、一番快適なペット対応フェリーと改めて言えるほどになりました。

愛犬へ負担が少ない理由1 「ドッグルームの増加」

… ボーディングブリッジ(搭乗橋)対応 

他社と比べて津軽海峡フェリーの乗船時間が4時間弱と短いというのも魅力の一つですが、プライベートドッグルームが利用できる船が増え、全てのフェリーでドッグルームがあるので、出航時間で迷う必要がなくなりました。以前はプライベートドッグルームの予約を取るのも大変でした。

また急な予定変更にも対応が出来てとても便利です。

今回は旅を早く切り上げ、早い時間のフェリーに変更しようとフェリー会社へ電話をして相談すると、プライベートドッグルームも空いていてすぐに変更ができました。

愛犬にとって待機時間が少なくてすむという事はそれだけ負担も軽減される事になります。

愛犬へ負担が少ない理由2 「プライベートドッグルームで愛犬と一緒」

プライベートドッグルームとは、愛犬と一緒に過ごせるプライベートルームです。

今現在「ブルードルフィン2」以外の「ブルーマーメイド」「ブルーハピネス」「ブルードルフィン」のそれぞれにプライベートドッグルームが2部屋ずつあります。1室に対してサイズ関係なく2頭までOK。

また、全ての船にはドッグルームがありますが、「ブルードルフィン2」は20kg以上の大型犬に対応していないので、車内残留しか選択がありませんのでご注意ください。

大型犬とプライベートドッグルームを利用する場合は大型犬対応のバギーの貸出があります。

料金は車輌と旅客運賃の他に1室12,340円がかかりますが、我が家は愛犬を部屋の中やベッドの上でも自由にしてあげられ、負担なく快適に過ごせたので利用して良かったです。

愛犬へ負担が少ない理由3 「ドッグバルコニーがある」

現在はそれぞれのプライベートドッグルームにはもちろん、全てのドッグルームにもワンちゃん専用のバルコニーが付いています。

ドッグバルコニーではリードを外し自由にさせられるので、トレーニングや玩具で遊ぶ事も出来ます。

ミニドッグランの様に利用できるので、愛犬にとってもリフレッシュになり、あるのとないのでは大きな違いです。

発券がよりスムーズに!

辛口になりますが、以前まではペット連れ対応は酷かったです。しかし、今回はまるで空港のチェックインカウンターの様に手際がよく、ペット連れに対しての歓迎を感じました。

基本的なペット連れの手続きは今までと同じです。

ドッグルームやプライベートドッグルームを利用する場合は利用申込届出書への記入が必要です。事前にHPからダウンロードする事も可能です。

※利用申込届出書 PDFはこちら

かなり移動がスムーズになり文句なし!

同じ青森県の八戸から出ているシルバーフェリーはトラックが多く、以前は1時間ほど待たされました。それに比べ津軽海峡フェリーはトラックが少ないので車の乗り入れが早く済みます。

誘導され車を駐車すると、いよいよ愛犬達を運ぶ準備です。プライベートドッグルームを利用する場合は、ペット乗船タグがもらえます。それをバギーに付けました。

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トラックが少ないので、駐車スペースも広々としています。またドッグルームが対応された船の本数も増えた甲斐があってか、ペット連れ家族が集中する事がなくなったようにも感じました。

扉も大きく、エレベーター内も広いので、安心して愛犬達をスムーズに移動する事が出来たのがとても良かったです。

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以前は、エスカレーターしかない船の場合はワンちゃんを運び方についてスタッフがチェックしていました。安全の為とは言え、まるで空港の税関の様な雰囲気でした。

しかし、今回はロビーまで何事もなく、エレベーターを降りると丁寧にカウンターへ案内され、まるでホテルのチェックインの様なシステムへと変わっていました。

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鍵を貰い、あとはそのままプライベートドッグルームへ! 

シンクがあるので、愛犬の足を洗う事や歯磨きなどの手入れが簡単に出来るのも便利でした。

また扉も2重になっているので愛犬達をスペース内で自由にしても安心でした。

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その他は部屋内でも無料Wi-fiが使える様になっていたので、スマホもネットに繋がりとても重宝しました。

また、プライベートドッグルームの横にドッグルームがあるので、頭数が多く別けて乗船させる場合はすぐドッグルームに見に行けるのも便利です。ドッグルームの使用料は1頭1,020円です。

この時は1頭だけワンちゃんがいましたが、貸し切り状態でした。

ドッグルームにもシンクがありますが、一般的なシンクと比べて使いやすそうです。ドッグバルコニーで遊ばせた後に足を洗う事も出来ます。

ドッグルーム内は狭いですが、飼い主さんも一緒にドッグルームに居ても大丈夫です。

あとは約4時間の船旅を楽しみましょう!

新しくペット連れでも快適になった津軽海峡フェリーでしたが、いかがでしたでしょうか?

また北海道へ行く事があれば「大洗港発=苫小牧港着」のさんふらわーフェリーに乗船してみようと思いますが、我が家なら津軽海峡フェリーが負担の少なさからも一番だと思います。

それではBon Voyage!

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AYA
転勤族妻の愛犬家ライター。パピヨンのクレレ&カイナ、ボーダーコリーのフィーノ&アンディと現在は静岡県で暮らしています。
外遊びが大好きな我が家ならではの旅行ネタからインドア派愛犬家向けお役立ち情報を皆さんにお届けします。
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