夏の避暑地で愛犬と楽しむサンメドウズ清里スキー場＜山梨県北杜市＞

今回の清里散歩はサンメドウズハイランドスキー場をご紹介します！我が家のお気に入りの場所で、毎年必ず一度は訪れています。

サンメドウズ一つ目のリフトに乗って空中散歩♪

サンメドウズハイランドの冬はスキーで賑わうメッカ。こちらには2ヶ所のリフトがあり、夏はグリーンシーズンとして営業しています。奥のリフトは標高1,900mまで登り、そこから10分ほど歩いた場所には賽の河原があります。また、リフト乗り場から下へ150mほど歩けるようになっていて、一面百合の花が咲き乱れとても良い香り。

サンメドウズのリフトは2基とも大型犬や車いすの方でも乗ることができる箱形のリフトもあるため、抱っこできる大きさのわんちゃんまでという規制がありません。嬉しいでしょ。

愛犬だけ連れて行ったときも、兄ちゃん（ジャーマン・シェパード・ドッグ）を連れて行ったときも、お友達と一緒に行ったときもいつもこのリフトに乗って空中散歩を楽しんでいます。兄ちゃんもリフトから見える景色を眺めたり、高原の涼しい風を感じて満足顔でしょ。

頂上に到着すると賽の河原まで散策するコースがあり、ちょっと山道のようなコースだけど10分位で歩いて行かれます。

河原と言っても川があるわけでは無く、ただ広い展望広場になっていて、四方の山々が見渡せます。

標高が1,900mあるので平地よりも約10度は低いのですが、空気が澄んでいる分太陽の光はチリチリと差すような暑さですが、木陰に入ってしばらくすると鳥肌が立ってきます。

8月頃になると、リフト頂上付近ではたくさんの百合の花を見ることができます。9月に入った時に行ったときも、まだたくさん咲いていました。

歩いた後はちょっと木陰で休憩すると、寒いかなと感じるほど爽やかな高原の風を感じることができます。景色の良い場所にはベンチもあるのでお茶タイムしてみてください。

そして、現在も看板があるかは分かりませんが、テレビの番組で安住アナがこの場所に来て写真撮影をしたそうです。

8月の中半に清里へ来たときは、もっとたくさんの百合が咲いていて、色とりどりの百合に囲まれた愛犬たちの素敵な写真を撮ることができました。

ただこちらでも鹿の食害があり、何年間かほとんど咲かないときもありました。ゲレンデ一面に咲いていると本当に綺麗で良い香りがしますよ。この印象から行ってみて咲いてなかった年は凄くがっかりでしたけど。

ゲレンデの斜面を降りるのはかなり勾配がきついので、登る時は汗かいちゃいますが見応えはたっぷり満足できるはずです！

昼食はレストハウスのテラス席ならわんちゃんもＯＫ♪

リフトで下った真ん中にある建物がレストハウスで、こちらのテラス席ではわんちゃんと一緒に食事できます。メニューはブッフェタイプで品数は豊富にあるので、好きな物をチョイスしてテラスで食べることができます。店内にわんちゃんは入れないので、交代でお料理を取りに行ってください。

愛犬も涼しいテラスでお利口さんに待っていてくれました。

ゲレンデには仮設のドッグランもあるよ♪

奥のリフト乗り場横には仮設のドッグランもあります。夏だとちょっと暑いかもしれませんがそれでも平地よりはずっと涼しいので、追いかけっこしたり自由に遊ばせることができますよ。なかなか平地でのドッグランはこの時期だと遊ばせることができないので高原に行ったときは、気温と相談しながら遊ばせてみてはいかがでしょう。

我が家が行ったのは、3回とも8月の中半でしたがこんなに元気よく走り回っていました！わん友の甲斐犬とも、兄ちゃんとも爽やかな高原で楽しそうに追いかけっこが始まっていました。

ドッグランの場所は柔らかな芝敷きなので、肉球にも優しく仮設のドッグランにしては結構広いので、のびのびと遊べます。

平行移動するリフトは遊ぶところもたくさんあるよ！

手前にある短いリフトは、ほとんど平行移動のリフトで、高低差があまりありません。スキーの時には初心者や子供ゲレンデになる感じの所です。

リフトに乗らず往復歩いてハイキングも勿論ＯＫですが、リフト券はセット販売なので片方しか乗らなくても両方乗っても同じ金額になります。こちらのリフトも大型犬や車いすの方でも乗ることができる箱形のリフトがあり、兄ちゃんでも乗れますよ。

見た目はほとんど傾斜がないように見えますが、歩いて登ると距離もそこそこあって結構疲れるため、行きはリフトを利用して帰りは涼しい森林地帯を歩いて戻ってきます。森林地帯は直線ではなく、かなりクネクネした道を歩くので距離は歩けますよ。

リフトを降りた所から更に上へ登っていくと、草むらが広がっています。わんちゃんってガサガサと草むらの中を歩くのが好きですよね。我が家の愛犬たちも背丈ほどある草むらの中をクンクンしながら探検していました。

8月中半にもなると清里はもう秋の準備が始まっていて、ススキの穂も延びてきていました。

兄ちゃんは我が家に泊まりに来ると必ず車の周りをぐるぐる回ってどこか行かないの？と視線を投げかけてきます。兄ちゃんは寒さには強いけど、暑さには弱い犬種なので兄ちゃんが泊まりに来たときは、できるだけ運動不足にならないように川に連れて行ったり、清里へ連れてきます。ちゃんと兄ちゃんは覚えているんですよね。

そんな兄ちゃんが愛おしく、いつも遊びに連れ出す犬ばかな家族ですが、愛犬も兄ちゃんと一緒にお出かけすると最高の笑顔を見せてくれるのでそれが一番嬉しいですね。

もっと奥まで歩くと御神木があります！

わん友の甲斐犬と行った時にはもう少し上の方まで歩き、御神木まで行ってきました。

草原の中を歩いていると高山植物とススキが入り交じって咲いていて、秋桜やハクサンフウロ、アサマフウロ、シモツケなどを見ることができます。標高があるので夏が短い分、夏と秋が一緒くたに訪れているようです。可愛らしい高山植物を観察しながら歩くのも楽しいですよね。

わん達は、涼しい草原でのお散歩を体中で喜びを表現していました。

リフト到着地点からはハイキングしながら歩いて戻ろう

リフト乗り場から百合の花が咲くゲレンデを散策しながら歩いて戻ることもできますが、直ぐ横にある森林地帯にもハイキングコースがあって涼しい森の中を歩いて戻ることもできます。

百合が咲いているときは百合を見ながら少しゲレンデを歩いて、途中から森の中に入ることもできるので、その時の気分で散策してみてください。

森林の中を歩いたり、芝生の広場に出たりと上の方は色々なコースがありますが、迷うことはないので色々な所を探検気分で歩いてみると良いと思います。ほとんど人に出会うこともないので呼び戻しができ、あまり飼い主さんから離れないわんちゃんならノーリードで自由に歩かせることもできます。(あくまでも自己責任で)

森林の中には小さな小川も流れていて、兄ちゃんと愛犬は喉を潤していました。肉球を川に浸けるだけでも涼しく感じますよ。

わん友の甲斐犬は木陰を歩いていても暑かったみたいで、川を見るなりドボンと入っちゃいました。気持ちよさそうだね。

下のリフト乗り場近くまで下ってくると池が見えてきます。貯水池のようで綺麗ではありませんが、兄ちゃんは大きな水たまりを見るなり泳げるのかと思って張り切っちゃって・・・。

ごめんね。この池は入れないんだよ。

ゲレンデやドッグランだけじゃなく、リフトを降りた場所からもたくさんの散策コースを楽しめるサンメドウズスキー場。8月の中半でも気温が約23度と過ごしやすく、芝生や草、土の上を歩けるのでわんちゃんには快適なお散歩ができます。我が家も現地での滞在時間は4～5時間ですがそれでも結構遊ばせることができるのでみなさんも出掛けてみてくださいね。