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毎年春に訪れたくなる!愛犬と一緒に散策しながら楽しめる 花桃の里 <長野県 阿智村>

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あまりにも暖かかった今年の春。例年より早い桜の開花に、見事にお花見に行くタイミングを逃しました。

「お花が咲く日本の春を感じたい!」、そんな思いでお出かけ先を探していたときに目に止まった阿智村。花桃が咲き誇るホームページの写真の美しさに一瞬で心を奪われちゃいました!

「日本の春、見つけた♪」ということで『花桃まつり』の期間に愛犬を連れて行ってきました!“日本一の桃源郷”ともいわれている阿智村をご紹介したいと思います!

長野県阿智村とは?

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出典元:http://hirugamionsen.jp/photo#phototabshanamomo

長野県下伊那郡の西部に位置する村。星がもっとも輝いて見えるといわれていることから、「星空の村」としても知られています。

【アクセス】
車:東京方面から 中央自動車道「飯田山本IC」より約25分 名古屋・大阪方面から 中央道「園原IC」より約5分
電車:最寄り駅 JR飯田線「飯田駅」より路線バスで30分 →昼神温泉下車後タクシーで10分

阿智村花桃の歴史

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出典元:http://hirugamionsen.jp/photo#phototabshanamomo

阿智村は知る人ぞ知る花桃の名所。

大正12年(1922年)に、木曽発電(株)社長の福沢桃介さん(福沢諭吉の娘婿)がドイツのミュンヘンで花桃の美しさに感動し、3本の苗を持ち帰ったことがすべての始まり。

その花桃に魅了された村の人々が、国道256号線(花桃街道)沿いに植え、さらに村全体へと花桃を増やし続けました。

毎年植え続けられている花桃は、現在では月川温泉郷一帯に約5,000本、阿智村から南木曽町へつながる国道256号線「花桃街道」に約5,000本、阿智村全体では約10,000本。毎年村の春を美しく彩っています。

花桃ってどんな花?

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“桃”といっても、果実の桃がなるのではなく観賞するための桃です。

赤・白・ピンクの花が咲きますが、阿智村では1本の枝から3色の花が咲く「三色花桃」が多く植えられているため、よりカラフルな花桃を楽しむことができます。

日本一の桃源郷となる「花桃まつり」

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出典元:http://hirugamionsen.jp/activity/hanamomo/hanamomostatus#tsukikawa2018

阿智村が桃源郷となる4月中旬から5月中旬に「花桃まつり」が行われ、毎年約20万人もの観光客が訪れています。

見どころは、車窓から花桃を楽しめる「花桃街道」、散策をしながら楽しめる「月川温泉郷」と「昼神温泉郷」の3カ所。

「花桃まつり」の本部が置かれているのは月川温泉郷ですが、昼神温泉郷の昼神温泉朝市広場では4月上旬から中旬にかけてひと足お先にお店が出ます。

月川温泉郷の一部では、「花桃まつり」の期間中は18:00~22:00頃までライトアップも行われています。

まずは「昼神温泉郷」へ

「飯田山本IC(東京方面から向かいました)」を下りるとポツリポツリと現れる花桃が、“桃源郷”へ向かう人々を迎えてくれます。

1本でもとっても華やかな花桃に、この先に待つ“桃源郷”への期待に胸が膨らみます♪

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道端で出迎えてくれる花桃たちに導かれ昼神温泉郷に到着。11時ごろ着いたのですが、すでに駐車場には車がたくさん!こちらの駐車場は無料でした。

駐車場の向かいが「昼神温泉朝市広場」となっていて、私が訪れたときは昼神温泉の出店期間が過ぎていたのですが、花桃の苗のお店がありお客さんでにぎわっていましたよ。

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駐車場付近、「昼神温泉朝市広場」を通り抜けた阿智川付近など、至るところに花桃が植えられています。

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割と低い位置から枝があるので、足の短いウチのコもムリなく花桃との2ショットが撮れました(笑)

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川の反対側にも花桃が!ものすごく気になったので向かいました。

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こちらは阿智川に架かる橋で、「恩出(おんだし)橋」というそうです。

橋の上にはなんともかわいい男の子の銅像。何を叫んでいるのでしょうか♪

どうやら橋の四隅に少年がいるようです。

この橋を渡って向こう側へ。

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橋の上にはベンチがあるので、ここでひと休みもできますよ。

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橋を渡った向こうには見るからに立派な宿泊施設があり、この日は平日だったのですが、多くの車や大型バスが出入りしていました。うらやましい……。

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こちらは橋を渡りきったところにいた少年です。このコは何かを探しているのでしょうか♪

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橋を渡って左に進むと先程反対側から見て気になったところに。満開です!

黄色いお花(名前がわからず……)も混ざりあって、とっても鮮やか!

満開の花桃が咲いている昼神温泉郷を堪能したので、「月川温泉郷」に向かいます。

のどかな景色が広がる「月川温泉郷」

昼神温泉郷から月川温泉郷へは、静かな道を山の方へと進んで行くので、「合ってるかな……」とちょっと心配になります。ドキドキしながら進むと15分~20分程で到着。

ちなみに、花桃まつり期間中は昼神温泉から「花桃シャトル」という有料・予約制のシャトルバスも出ています。

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月川温泉郷の駐車場は有料で500円。着いたのはお昼過ぎだったのですが、案の定駐車場はいっぱいで、私が止めたすぐ後に係のおじさんが“満車”の看板を立てていました。

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川沿いに花桃がズラ~ッと植えられていて、その距離は約4キロメートル。散策をしながらちょっぴりイイ運動にもなりそうです♪

川に架かる「かみはし」という橋の上には、大きな鯉のぼりが揺れていて迫力満点!

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ここで写真クラブの講師をされているセミプロのカメラマンの方に、「“ワンちゃん”の写真を撮ってもいいですか?」と声を掛けられビックリ!その方が講師をされている写真クラブの方も集まり、シャッター音が鳴り響くプチ撮影会のような状況に(笑)

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「いいでしょ~♪アタシ、モデルみたいでしょ~♪」とでも言っているかのような自慢げなこの顔。ほんのひとときの貴重なモデル体験を楽しんでいました。

通りすがりのウチのコをたくさん撮っていただきありがとうございました!

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橋を渡ってまず向かった広場。私のお気に入りポイントです。

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のどかで、静かで、落ち着く景色でした。この景色を眺めながらだったら何時間でもいられそう……。

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離れるのが名残惜しくて帰りも立ち寄りました♪

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川の反対側の遊歩道です。五分咲きという情報を耳にしていましたが、十分キレイ!!

こちらでも黄色いお花とのコラボレーションがとっても鮮やかでした。緩やかな上り坂ですが、キレイな花桃を眺めながらなので、なんの問題もなく歩けちゃいます♪

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1本の枝から3色の花桃が咲いている様子、伝わりますでしょうか。とっても華やかです。

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蕾もかわいいですね!寒い冬に耐えて花を咲かせようとしているんだな……なんて思うと、なんだか微笑ましくなります♪

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ところどころにベンチもあるので、キレイな花桃の下でのんびりできちゃいます。

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上まで行くとこのような看板があったので、傾いちゃいましたが記念にパチリ。

川に降りられるところがあったので、張り切って降りてみました。

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写真では伝わらないかもしれませんが、河原から上流を眺めたこの景色がとっても素敵でした!

本当にのどかで、静かで、この景色を眺めながらだったら何時間でもいられそう……(2回目)。

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すぐ近くに橋があり、その下でひと休み。

砂が冷たくて気持ちイイみたいです♪砂の上でゴロゴロしたので鼻の頭に砂が……。

私も石に座ってひと休みして、来た道をまたのんびりと戻りました。

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駐車場の向かいにたくさんお店が出ていたので、そちらでお昼ご飯を。テントの下にテーブルとイスが並べられて、そちらで食べられます。

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「信州といったら!?」の五平餅と、「山といえば!?」の山菜の天ぷら(?)と、おいなりさんを。

でも、この日はとにかく暑いくらいだったので、私の目的は……

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ソフトクリーム!!

かき氷も販売していて、あまりにもの暑さに、この日はこの2つを食べている人が圧倒的に多かったように思います(笑)

おなかもいっぱいになり、時間がまだあったので、『妻籠宿』に寄ることにしました。

夕方もまた風情がある「妻籠宿」

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出典元:http://www.tumago.jp/access/index.html

「ワンちゃんも歩ける」という情報以外はあまり調べずに立ち寄った妻籠宿。

駐車場がいくつかあるようで、今回私が利用したのは中央駐車場のようでした。料金はどの駐車場も1日200円のようです。

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こちらの橋から妻籠宿に入るのですが、橋にはこのような立て札が。

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橋の右側を通り町の中へ。

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妻籠宿に着いたのが16時半過ぎ。平日ということもあったせいか人も少なく犬連れとしては歩きやすかったです。

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和柄の個性的な洋服がディスプレイされているお店は、お店の奥からデザイナーの方が出ていらして、ほかのお客さんとお話されていました。

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こちらは昭和43年に解体復元された江戸中期の建物で、町指定の有形文化財。方土間に並列二間取という、妻籠宿の住居の代表的な造りだそうです。

中で子どもたちが楽しそうに遊んでいたので中に入れるのかな……。

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妻籠宿に住んでいる方々でしょうか。ママと思われる方とお子さんたちが、三輪車や自転車で楽しそうに遊んでいました。

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江戸時代にタイムスリップしたかのような町並みに、なんとなく違和感を抱きながらも愛犬ともども興味津々で散策♪

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だいぶ日が落ち、建物の軒先に明かりが灯り始めました。

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すると、妻籠宿に住んでいる方が声を掛けてくださり、「日本人はアナタたちだけだよ(笑)」と。途中から感じていた違和感はコレでした(笑)

その後、妻籠宿のお話をしてくださり、ここに住んでいる方たちの日常を少し伺えたような気がします。こうやって地元の方とお話するのは楽しいですよね!

夜になると建物の中からの明かりも相まって、お昼とはまた違う雰囲気になるそうです。

帰ってから写真で見ましたが、暗闇にオレンジ色の明かりが灯り、とっても幻想的!いつか夜の妻籠宿も見てみたいな……。 

着いた時間が遅かったので、あまりじっくりと散策できなかったのが残念でした。

歩いたのも半分ぐらいでしたし、お店もほとんど閉まっていました。またゆっくり訪れたいです!

妻籠宿で買ったお土産

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今回、閉店間際に駆け込んだ「澤田屋」さんでお土産を買いました。

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栗の実が100%とのことで、栗の味がとっても濃厚!甘さは控えめで、1つ1つが上品な大きさなので何個でも食べられちゃいます(笑)

19号線の注意事項

帰りは19号線で塩尻へ抜けたのですが、この道ガソリンスタンドがないんです!いや、正確にはあるのですが、18時過ぎだとどこも閉まっていてちょっと焦っちゃいました。

なので、夕方……正確に何時以降に閉まるのかはわからないのですが、18時以降に通られるときはご注意ください!

 

イイお天気でポカポカ陽気の中、かわいい花桃たちを眺めながら「春だな~♪」なんて感じながら愛犬と散策をして、とっても癒やされた1日でした。特に月川温泉郷は歩くのにちょうどよい距離で、ワンちゃん連れの方ともたくさんすれ違いましたよ。

のどかで静かな花桃の里阿智村、本当にオススメです!

花桃の里の公式ページを見る

 

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hana

hana

おてんばで甘えん坊、そしてちょっぴり抜けてるコーギーの女の子と暮らすWebライター。
車大好き・お出かけ大好きな愛犬とドライブを楽しんでいます。
お出かけスポットを中心に、ワンちゃんとの楽しい時間を過ごせる情報をお届けしていきたいと思います♪
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