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愛犬と美しい紅葉の写真を残そう!ワンちゃんOKの都内紅葉ベストスポット10選

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穏やかな気候が嬉しい秋の季節には、愛犬とのお散歩も少し遠出したり、風景や景色も楽しんでみたくなりますよね。秋と言えば何と言っても紅葉です。紅葉を楽しむだけでなく、ワンちゃんとお散歩しながら美しい写真を残せたら、とても良い思い出にもなりますね。美しい紅葉と一緒にワンちゃんの写真をたくさん撮れるベストスポットをご紹介します。都内にいながら大自然を感じられる秋のお散歩に出かけましょう。

1. 日本の中心地で圧巻の紅葉を「北の丸公園」

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住所:東京都千代田区北の丸公園1-1

1969年に一般開放された国民公園で、ワンちゃん同伴ももちろんOKです。

皇居の北側に位置し、近隣には最高裁判所や国会議事堂、東京国立近代美術館や科学技術館、また、田安門、清水門、日本武道館などがあり、まさに日本の中心地と言えるこの公園は、都心とは思えない程、大自然あふれる静粛な空間が広がっています。春は桜の名所として有名な北の丸公園ですが、実は一番おススメなのは秋の紅葉シーズンです。

広大な敷地には、クスノキやタブノキなどの常緑樹、ケヤキやクヌギなどの落葉樹が2,000本以上植えられており、公園内の西側には約230本のモミジ、500本を超える紅葉樹が作り出す自然のレッドカーペットなどが園内を美しく染め上げています。

樹木の種類も数も豊富なため、少しずつ盛りが異なり、11月から12月上旬までの長めの期間の紅葉を楽しむことができるのも嬉しいですね。

見どころポイントはたくさんありますが、まずは武道館前の大イチョウです。樹齢約200年といわれるイチョウは見事で、下から見上げるとどっしりとした幹から大きな枝ぶりに連なる黄金のイチョウの葉が圧巻です。ここはワンちゃんとイチョウ全体を少し離れた場所から撮りたいところですが、多くの見物人で賑わうため難しいところです。おススメはワンちゃんと飼い主さんのツーショット、少し下の位置から背景のイチョウも入れる感じに撮影するのが良いでしょう。携帯のカメラやスマホならセルフィ―で撮るとキレイに残せます。

公園中央部の芝生広場はワンちゃんの飼い主の社交場としても楽しいひと時を過ごすことができます。ワンちゃん同志で写真を残すのも良い思い出になります。

一番のフォトスポットは公園西側にあるモミジ園です。真っ赤に染まるモミジは、青空とのコントラストも非常に美しく、心ゆくまでワンちゃんと写真を残せます。モミジ林のトンネルの中で、地面に落ちたモミジのカーペットに埋もれるワンちゃん、モミジの葉っぱとワンちゃんの肉球…などのショットもSNSに思わずアップしたくなる写真がたくさん撮れるでしょう。

少し疲れたら、休憩できるカフェも園内にあります。ワンちゃん同伴OKで、おしゃれなカフェ・デリやオーダーごとに作られる自家製のハンバーガーやサンドイッチなどが店内のみならず、テイクアウトでも楽しめます。紅葉シーズンには週末は多くの人で賑わうため、平日の午前中に行くのがゆっくりと楽しめるコツです。

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2.壮大なイチョウ並木の黄金ロード!「明治神宮外苑」

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住所:東京都港区北青山2-1

ドラマや映画の撮影でも有名な都内を代表する紅葉スポットです。

円錐形に美しく整えられた146本のイチョウが通りの両サイドに真っ直ぐに立ち並ぶ様子は、世界的にも有名になっています。青山通り側から見ると、シンボルとなっている聖徳記念絵画館まで一直線にイチョウが並び、一枚の絵画に見えるようにイチョウも植林と絵画館が設計されているという背景があるほど、その美しい景観は多くの人を魅了します。

300メートル続くイチョウ並木にはベンチも点在しているので、ゆっくりと黄葉を満喫することができます。

 

おススメはイチョウが落葉する、11月下旬頃です。さらに、早朝に行くのがベストです。朝日が降り注ぐイチョウ並木はとても美しく、早朝であれば通りにも人があまりいないため、貸し切り状態で黄金ロードの中のワンちゃんを写真に残すことができます。イチョウは葉っぱが一斉に落ちる樹木なので、1日であっという間に葉が落ちます。しかし落葉すると黄金の絨毯が地面いっぱいに広がって、なんとも言えない情景になります。人通りも少ない時間帯だと、ベンチもすぐに座れるので、ベンチに一緒に座って撮るショット、ワンちゃんごしに見上げるイチョウなど、黄金の背景とのミックスで、いつものワンちゃんがとても可愛く写真に残せますよ。

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3.日本庭園と紅葉の組み合わせが美しい「有栖川宮記念公園」

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住所:東京都港区南麻布5-7

 

明治時代、有栖川宮家の邸があった公園で、1934年に記念公園として一般開放された歴史ある公園です。広大な園内には、日本庭園や、石造りの橋が架かった渓流や池、滝、さらに遊具などもあり、3ゾーンくらいに分かれていて、見どころや楽しめるポイントに幅のある公園です。都心とは思えないほど自然豊かな公園で、四季折々の花木を観賞できるのも紅葉と併せて楽しめます。

公園の敷地内の高台には都立中央図書館があり、日本国内にある公立図書館の中ではトップクラスの所蔵数を誇ります。広大な敷地なので、一日中いても楽しめますので、図書館で本を借りてワンちゃんとのお散歩途中に休憩がてらゆっくり読書というのも秋らしくて良いですね。静かな園内は鳥のさえずりも聞こえてきて、まるで森や山にいるようです。

園内には売店などはありませんので、入園する前に何か購入してからお散歩をすることをおススメします。場所が広尾なので、美味しそうなパン屋さんや、輸入スーパー、おしゃれなデリなど、付近にたくさんお店があります。

ワンちゃんと一緒にちょっと休憩して食事をするには、南部坂側の入り口付近の、笛吹き少年の像がある周辺が、広い芝生になっているのでぴったりです。

写真スポットとしてのおススメは、広尾駅側の入り口からすぐの池の周辺です。ここは、池の周辺にモミジが多く植えられており、赤々とそびえるモミジが池に移り込んで、日本の美を感じられる場所です。少し上の角度から背景に池が見えるように写真を撮ると、鏡のように写り込んだモミジとワンちゃんがちょっと神秘的な感じに写真に残せます。

また、近くの川には飛び石などもあり、飛び石に座ったワンちゃんを写真に撮ると、森の中でワンちゃんが池に写り込んで、独特な写真が残せます。ここでのポイントは、写真はタテに残すと背景まで含めてキレイな写真になります。池では鴨やアヒルなど鳥が泳いでいる姿も見られるので、タイミングが合えばワンちゃんと一緒のショットが狙えるかもしれませんね。

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4.東京タワーのお膝元で楽しむ紅葉「芝公園」

住所:東京都港区芝公園1~4丁目

 

東京プリンスホテルと増上寺の敷地を取り囲むようにぐるりとドーナツのような形状をしている全体をひっくるめて芝公園といいます。上野、浅草、深川、飛鳥山と共に、日本で最も古い公園で造成のさきがけとなったと言われていますが、整地されている広場や健康チェックができる遊具があったりと近代的な面もたくさんあります。

有名な見どころとしては、東京タワーの真下と言えるエリアにある、人工の渓谷「もみじ谷」があります。樹林と岩場を取り合わせて、渓流が流れる景観はまるで深山幽谷を思わせるような景観です。また、高さが約10mある滝は壮観で、港区という都心で紅葉と滝が楽しめる、まさに都会のオアシスです。

小規模の公園が点在している感覚なので、全体をぐるっと周ってもお散歩コースとして1時間半くらいの感覚です。

 

おススメのフォトスポットは、紅葉と東京タワーのコラボレーションが実現する、港区立芝公園の広い芝生のエリアと、東京タワーのすぐ南にある、のびのび広場です。青空には東京タワーのすらりとした美しい姿と紅葉を背景にワンちゃんを撮ると、東京ならではの紅葉の1枚が残せます。ポイントは、飼い主さんも寝転ぶくらいワンちゃんと同じ目線になって撮影すると、高くそびえる東京タワーもバッチリ残せます。お天気が良ければ、ビルに写り込む東京タワーなんかも見えます。芝公園を一周すれば、いろいろな角度から東京タワーと街の姿、そして紅葉を楽しむことができます。

また、芝公園のイチョウの木はあまり背が高くないものも多く植えられているため、ワンちゃんとイチョウの木を一緒に写真に残せるのもポイントです。

あまり混み合う公園ではありませんので、お昼からから夕方にかけての時間帯がお勧めです。夕暮れ時は独特な空の色になりますし、日が落ちでしまう前の、ライトアップされた直後の東京タワーだと、キレイに写真に残せます。

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5.気軽に行ける!スカイツリー近くで紅葉「隅田公園」

住所:東京都台東区浅草7丁目1−22

 

公園からスカイツリーを間近に見ることができる、東京タワーと並ぶフォトスポットです。目の前の隅田川の向こうには高い建物もなく、また公園なので電線や電柱などの景観を邪魔するものもありません。浅草から南千住方面に向かって隅田川沿いに500mほど続く公園で、八代将軍徳川吉宗が民衆にも花見ができるようにと開放した由緒ある地です。紅葉スポットの公園では小さいですが、人ごみが苦手、歩くのが疲れる、なんていう飼い主さんとワンちゃんは、プチお散歩と手軽に紅葉を楽しめる場所としておススメです。公園自体が小ぶりなため、30分もあればお散歩できるコースです。

 

ワンちゃんとの写真のおススメはひょうたん池付近です。この池には鴨や白鷺、カモメの群れなど、様々な生き物がおり、その周辺の紅葉と融合した景色がとても美しい場所です。

ここでは、ワンちゃんの後姿を残すのがおススメです。池をのぞき込むワンちゃん、背景には紅葉の木々、水面に落ちたモミジなど、とても味わい深い写真が残せます。

また、隅田公園の川に面するほうには2軒のカフェがあり、ロケーションも抜群です。ワンちゃん同伴OKなので、テラス席でのんびり秋の空を堪能することができます。

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6.ドッグランで走り回るワンちゃんを激写!「代々木公園」

住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1

都内でも定番の紅葉スポットの代々木公園は、週末になればイベントや様々な催し物があり、大勢の人で賑わいます。園内にはケヤキ、イチョウ、モミジなど約6種、合計1300本もの木々が順々に色付いて紅葉が楽しめます。

西側に位置する、高さが15m以上もある噴水付近には真っ赤なモミジ、原宿門の前方右側にはイチョウ並木が広がります。園内のいたる所にベンチがあるので、ちょっと腰を下ろしてのんびりしたり、広場にシートを敷いてピクニックなども楽しめます。

池にはシロサギやカモがいて、アクセスの良い都心からこれほど身近に紅葉や自然を楽しめる公園は稀です。都心で一番広い空が見られる森林公園内には野鳥観察の人も見られるほどです。

代々木公園でのおススメスポットは、なんといってもドッグランです。

代々木神園町の入り口から入るとすぐにドッグランがあります。全犬種用と小型犬用とフィールドが分かれており、あわせると約3,500㎡もの広さがあります。

公園管理センターで事前に登録をすることでドッグランを利用することができます。事前の登録の際には、「区市町村の畜犬登録(鑑札)」と「その年度の狂犬病予防注射済票」の提示が必要になります。

ドッグランの敷地内にももちろん紅葉の木々がたくさんあります。もちろん、ドッグラン内はリードが不要なので、ワンちゃん達が自由に走り回ることができます。元気いっぱいのワンちゃんと紅葉の写真や、他のワンちゃん達とのふれあいのシーンなど、自由なショットをたくさん写真に残しましょう。

遊び疲れたら、代々木公園の周辺はワンちゃんと一緒に入れるドッグカフェがたくさんあります。カフェでほっと一息入れながら、秋を感じてみてはいかがでしょう。

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7.真っ赤なモミジを求めて「井之頭恩賜公園」

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住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31

 

武蔵野三大湧水池として知られる井の頭池を中心とした公園で、行楽やデートスポットとしても昔から人気の公園です。池と紅葉のバランスがとてもよく、池に写り込むモミジがとても趣があり、誰が写真を撮っても写真映えのする絶妙なフォトスポットです。

園内には5000本以上の落葉樹がありますが、モミジが非常に多く、園内の各所が真っ赤に染まります。モミジの葉が落ちる頃には、地面に赤いじゅうたんを敷いたような、美しい風景になります。

園内にはピアノの形をした珍しい記念碑があります。作曲家、中田喜直の功績を称えて作られたもので、鍵盤の上に刻まれているのは、中田氏直筆の「ちいさい秋」の譜面です。

中田氏は三鷹市に住んでいて、この井の頭公園を散策中に「ちいさい秋」の曲のメロディーを思い付いたと伝えられているそうです。まさに、紅葉シーズンにぴったりの公園ということですね。日本の秋の代表曲の歴史が、センスの光るオシャレな記念碑として残っています。

天気の良い休日は、多くの人で賑わいます。お花見と紅葉シーズンが一番人が集まる時期ではないでしょうか。おススメは平日に行くことです。公園自体は広大な敷地なので、休日でもそこまで窮屈感は感じないかもしれませんが、休日ともなれば周辺のカフェや公園出入り口は非常に混み合います。

ワンちゃんとの写真のおススメは、モミジの木のふもとで撮る真っ赤な写真です。地面いっぱいに広がるモミジの中で、ワンちゃんを見下ろす形で写真を撮ると、飼い主さんを見上げるワンちゃんがとってもキュートに写真に残せます。モミジの葉を頭や鼻、背中に乗せてみたりすると、より一層ステキな写真を残せますよ。

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8.紅葉と芸術の秋を堪能「府中の森公園」

住所:東京都府中市浅間町1-3-1

 

府中の森公園は、武蔵野の緑に包まれた、森と丘と水辺のあるファミリースポーツ公園です。とても静かで癒される広々とした園内には、テニスコート、野球場、サッカー場、バーベキュー広場、展望広場、武蔵野の森、芝生広場、花の広場、水辺の広場、遊具広場、日本庭園、

モニュメント、売店などなど、たくさんの見どころと、楽しめるスポットがあります。

府中市の彫刻のあるまちづくり事業の一環として、噴水広場のモニュメントをはじめ、9つの彫刻作品が園内に点在しています。近代的なシルバーの大きなモニュメント、ベンチに座る人物の彫刻など、園内を散策するだけでもモニュメントを発見すると、きっとワンちゃんと一緒に写真を撮りたくなるようなものばかりです。また、園内には府中市美術館もあり、まさに芸術とスポーツの秋を堪能できる公園です。 

 

紅葉のスポットはほとんどが日本庭園に集中しています。一番のおススメスポットは、黄色く色づくケヤキと、赤く色づくモミジがある場所です。紅葉と言えば、赤か黄色ですが、一か所で2色の紅葉が写真に残せる絶好のスポットです。この2色の共演を背景にワンちゃんを写真に残せば、貴重な一枚になるでしょう。

また、嬉しいのは24時間いつでも訪れることができる公園ということですね。土日でもあまり混み合うことはないので、ワンちゃんと一緒に、ゆっくりとお散歩をしながら芸術と紅葉を満喫できる秋の時間になります。

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9.多摩湖のほとりに広がる癒しの紅葉林「都立狭山公園」

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住所:東京都東村山市多摩湖町3-17-19

狭山公園は、都立狭山自然公園の内部にある公園の1つで、東側には都民の水瓶でもある多摩湖(村山貯水池)の堤防と隣接しています。堤防からは雄大な多摩湖の景観を一望することができ、武蔵野の里山の風景や自然が今も色濃く残っている、東京でありながら手つかずの自然が残っている数少ない公園です。手つかずといっても、敷地内は思いのほか起伏が激しくないので、ワンちゃんと一緒にゆっくりとお散歩するのに最適なコースとも言えます。天気が良く空気が澄んでいる秋のシーズンは、遠くに富士山も見られます。

宅部池(やけべいけ)、通称「たっちゃん池」の周りのイロハモミジが赤々と色づき、池に覆いかぶさるようなモミジが、とても風情があります。太陽の光と池と真っ赤なモミジの美しい写真を残すことができます。また、園内のいたる所にトウカエデがあり、美しく金色に染まります。落ち葉を踏みしめて歩く南北の道路は、秋の深まりを感じることができます。

園内に売店はないので、何か持っていくことをおススメします。また、駐車場が無料なのも嬉しいポイントです。

ワンちゃんとの写真スポットのおススメは、正門から南へ少し進んだとところにある、トウカエデの林です。さすが手つかずの大自然だけあって、360度ぐるっと見渡す限り、すらりと空へ伸びたカエデの木々に囲まれています。カエデの木についている葉も地面に落葉した葉も、上を見ても下を見ても黄金のグラデーションで、およそ日本とは思えない、まるで北欧の奥深い森にきたような感覚に陥ります。この贅沢な情景の中で、ワンちゃんの特別なショットを残しましょう。ワンちゃんから少し離れて、全体の景色が入るよう写真を撮るのがポイントです。

また、紅葉だけでなくススキも園内にたくさんあるので、ススキとワンちゃんのアップの写真を残すのもステキな一枚になります。ススキは、色合いとしては地味かもしれませんが、夕日と一緒に写真に残すと日本の秋を感じられる味わい深いものです。

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10.紅葉スポットでは一番意外な穴場!?「東京大学 本郷キャンパス内」

住所:東京都文京区本郷7-3-1

言わずと知れた、日本を代表する「東京大学」。国内で初めて近代的な大学として設立され、敷居が高く感じるものですが、意外にも都内では紅葉の名所となっています。実は、事前登録不要(15名以上の団体以外であればOK)で構内を見学することができます。もちろんワンちゃん同伴もOKです。

キャンパス内には一般の人も利用できる食堂や、お土産ショップ、有名建築家による歴史的建築物や建造物、レトロな街灯などもあり、アカデミックな雰囲気とともにノスタルジックな風情も同時に楽しめます。東京ドーム11個分もの敷地面積を誇る本郷キャンパスは、自然豊かでワンちゃんとお散歩をするのにぴったりな場所です。

広大な敷地のため、大学とはいえ出入りする門もたくさんあります。最寄り駅は、地下鉄丸ノ内線・大江戸線の本郷三丁目駅、地下鉄千代田線の湯島駅・根津駅、地下鉄南北線の東大前駅、地下鉄三田線の春日駅です。東京大学なんて穴場すぎて初めて訪れる人には、本郷三丁目駅からすぐの、有名な赤門・正門から入り、安田講堂を目指してキャンパス内を歩くのが良いでしょう。この安田講堂へと続く道が、東大を彩るイチョウ並木です。大きな公園や大自然の中の紅葉も良いですが、こうした大学キャンパス内での紅葉は、また趣があるものです。東京大学の校章のバッジはイチョウの葉を二枚組み合わせたデザインであることから、とてもゆかりのあるものなんですね。

最も自然の豊かさを感じられるのは「三四郎池」周辺です。この池の正式名称は「育徳園心字池」ですが、池の形が「心」という字をかたどっていて、夏目漱石の小説「三四郎」以来、三四郎池の名前で親しまれています。深い緑の池の色と真っ赤なモミジが美しい情景の場所です。

ワンちゃんとの写真のおススメスポットは、並木の途中から横に入って、少し離れた場所に1本だけひときわ大きなイチョウの木がある場所です。並木も良いですが、堂々とした巨木は溜息が出るほどの立派な佇まいです。あまりに大きすぎて、イチョウの木全体を写真におさめるには少し離れないといけないくらいです。ワンちゃんも一緒にイチョウを写真に残したいので、遠近法を使って写真を撮りましょう。イチョウの木全体が入る位置まで下がって、手前にワンちゃんでパシャリ。ワンちゃんのバストアップくらいまでの画角にするとなんだかワンちゃんが自撮りしているかのような、インスタグラムの一枚のような仕上がりにもなります。

また、弥生キャンパスには渋谷駅前の銅像でお馴染みのハチ公とその飼主・上野栄三郎博士の銅像があります。ハチが博士に飛びつく姿が印象的で、ハチの死後80年の時を経てやっと再開できたような姿が見事に表現されています。愛犬家なら、誰しもこの銅像を一目見るだけで胸が熱くなってしまうでしょう。

いかがでしたか?都内でもワンちゃんと楽しめるスポットがたくさんあります。紅葉シーズンは見ごろを見極めるのが大切ですが、葉っぱの半分だけ色づいてきている!なんていう発見があるのも楽しいものです。過ごしやすい気候の紅葉シーズンを愛犬と一緒にぜひ満喫してくださいね。