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熊野古道~那智の滝~高野山をチビ愛犬と初旅行♪Part2<和歌山県>

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Part1では愛犬の生い立ちと那智の滝の様子を書いてきましたが、今回は熊野大社とキャンプ場、高野山を旅した記事を紹介します。

私が10年前に飼っていた先代犬は室内ではトイプードル、外に迷子犬を保護しそのままうちの仔になったテリア系の雑種がいました。2匹ともとても性格が良くて滅多に吠えることもなく、悪戯も困ったと思うような記憶がないので本当におとなしい仔でした。。

それに比べて今の愛犬は今こそ手がかかりませんが、幼犬の時はかなりやんちゃでした。家具はそれ程の被害はありませんでしたが、布系はかなりやられましたね。毛布・クッション・羽毛布団など木っ端です。あと、プラスチック系が好きだったようで、自分のハウスも扉が閉まらなくなるほど破壊しました。どれだけうちの整理に貢献してくれたことだか(笑)

今となっては懐かしいですけど。

熊野古道から熊野大社本宮へ

熊野三山には、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社があり、熊野は仏教・密教・修験道の聖地と言われ、神は仏という思考が広がり、古くから皇族や貴族がお参りするようになり、よみがえりの聖地として信仰が深まったと言われています。
那智大社と熊野大社本宮へお参りしてきました。

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熊野古道は愛犬がいたためほんの少しだけ歩いて熊野大社本宮へ向かいました。大きな大鳥居は遠くからでも目立つ存在で、大鳥居の真下へ行くとその偉大な大きさに目を奪われます。

熊野大社本宮は、周りを大きな木で囲まれた静かな場所に佇む、檜皮葺の立派な建物です。

神様のことはよく分からないのですが、交通安全・家庭円満・長寿の神様として祀られているそうです。私も愛犬をリュックに背負ってお参りしてきました。
多くの観光客が訪れているのですが、社内は空気が張り詰めたような静寂さを覚えました。昔の建物って大きいだけではなくとても頼りになるようなどっしりとした佇まいですよね。そしてここにいるとなんだかとても気持ちが落ち着きます。

愛犬にも御利益があるように大社の門前で写真を撮ってきました。

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イヌトミィで情報・口コミを見る
熊野古道の公式ページを見る

愛犬とキャンプ場泊~温泉にも入ったよ~

熊野大社を出たあと、湯の峰温泉によって温泉卵を作ってきました。観光地で売っている卵って高いですね。みんなこの温泉で卵をゆでたのが食べたいから高くても買っちゃうんですよね。スーパーの倍はしましたよ。5個入りと10個入りがあったのでうちは2人だから5個入りを買いました。

食いしん坊の愛犬は興味津々でしたが、まだ幼犬なのであげられません。もっと大きくなったらね。

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そして、この湯の峰温泉には世界遺産登録されたつぼ湯があるのです。当初の計画ではこのつぼ湯に入る予定でしたが、愛犬がいるので中止。このつぼ湯は1日に何度か湯の色が変わるという不思議な温泉なんですよ。

中は見ることができませんでしたが、説明書きでは23名入れる大きさのようです。

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今夜お世話になるのは渡瀬温泉のキャンプ場です。四村川の河原にあり温泉もあるんですよ。

早めに到着したので寒くならないうちに愛犬を温泉に入れました。トイレ躾中なので時々おちっこまみれになってしまい臭くなってしまったから。それに移動中うんちして踏んじゃうこともあるんですよね。

そう言えば、移動中に悪臭がぷ~んと漂ってきたので、「うんちしたみたいだから停めて」って言って空き地になっている所で車を停めてもらい、踏まないうちに取らなきゃと思って愛犬の所へ行ったら、ただのぷ~だったみたい。かなり強烈な悪臭だったよ
今でも時々この時の話で盛り上がります。

愛犬は温泉も初めてだね。今回は初めてのことばかり体験しちゃったね。

ドライヤーはないけどまだ毛が短いからタオルドライで殆ど乾きました。でも汚れちゃうし、まだ完全に乾いていないからもう車の中にいてね。

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最後の観光地高野山へ

那智から高野山までは山道を通るためかなりカーブがあります。ゆっくり走っても気分が悪くなるほど。

峠を越えたところで私と愛犬は戻してしまいました。無理せずここでしばらく休憩です。

普通に走れば3時間ほどで高野山まで辿り着くのですが、愛犬を気遣いゆっくり走ったのでかなりかかってしまいました。

高野山は私がずっと行きたいと思っていた場所です。和歌山まで来たのだから是非立ち寄りたいと思っていました。
高野山はとても広く、弘法大師が真言密教の根本道場を開くため最初に整備された場所であり、高野山の2大聖地としてとして知られています。
境内には19の建造物がありますが、すべて見ることはできませんでした。愛犬を抱っこして御供所・金剛峯寺・徳川霊台・秀忠霊屋・奥の院などを見て回りました。

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高野山には他にもたくさんのお寺が集まっていて子院郡と呼ばれる寺院はおよそ117ヶ所あるとされています。その中には宿坊体験できる寺院もあります。

奥の院へ向かう一の橋を渡ると、曾我兄弟・大岡越前・武田信玄・伊達政宗・上杉謙信など歴史的にも名の高い武将などを供養するお墓があります。

中の橋の先には、千姫・豊臣家・織田信長、松尾芭蕉の句碑・与謝野昌子の歌碑など20万基以上あると言われています。奥の院最後の御廟橋の先は弘法大師御廟の聖地として写真撮影は禁止されています。

奥の院に足を踏み入れると、そこはこの世とは違う世界のような気がしました。風景が美しいとか、絶景とか、静寂とか神聖とかそういった感じとは違う異次元の世界というのか、別の空間であるような雰囲気です。

言葉で伝えるのって難しいですが、空間自体に魂が宿っているような仏の世界というのかこの世とは違うと感じました。

愛犬は粗相をしてもいけないので抱っこして廻ってきましたが、奥の院での写真は撮りませんでした。私自身特別な場所と言う感覚から写真に納める気持ちになれなかったからです。

また機会があったらぜひ訪れてみたい場所の一つです。

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キャンプ場で宿泊

最後にわんちゃんがたくさんいたキャンプ場で1泊して帰ります。

このキャンプ場はどこだったのか分からなくなってしまったので紹介はできませんが、大型犬から小型犬までたくさんのキャンパーがわんちゃんと一緒にキャンプを楽しんでいました。

愛犬がとても小さかったので色々な人が来てくれて愛犬をかわいがってくれました。支度している間、愛犬は芝生の所につないで、ボールを与えていたのですが、みんなに撫でてもらって寂しい思いもせず喜んでいましたよ。

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今回の旅行でまたひとつ愛犬は一廻り大きくなった気がします。

いろいろな体験をして、たくさんの人にかわいがって頂き、心配していたことも嘘のように元気で帰宅しました。

トイレの躾中と上記でも書きました、普段仕事をしているのでなかなかトイレの躾は難しかったのですが、この旅行でトイレが上手にできるように成長しました。

車の中の荷物は愛犬の物ばかりで、身体はちっちゃくても荷物だけは人一倍

愛犬の物で持って行った物は、ハウス・トイレ用の大きなダンボール・移動用のリュック・バスタオル2枚・フェイスタオル数枚・ぞうきん・オシッコシート・フード・お皿・水筒・毛布・シャンプーなどです。

車の中でも快適に過ごせるよう、後部座席は全部倒しフラットにして、段差ができないようにコンパネを敷き、その上にクッションシートを敷き詰め滑りにくく転んでも痛くないように工夫しました。

キャンプ場に着くとクッションシートを干したりして衛生面にも気をつけ、お散歩した後は身体を拭いてあげていました。できるだけ抱っこや背負って見学したのですが、愛犬はやんちゃ盛り。歩きたくてウズウズして暴れるのでそれでも1日結構歩いたかな。

我が家の愛犬にとって最初の旅行記は迷いに迷ったけど、行ってみて良かったです。

旅行から戻って3回目のワクチン接種に行ってきました。

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