6:30 起床。フェリーでの朝
いつもと変わらない朝のルーティーン、NONOが起きて伸びをしている気配で目が覚め、引き戸とカーテンを開けると、朝陽を浴びた穏やかな海が広がっていました。その先には雪化粧をした山が見え、あぁ、海の上にいるんだなぁ、北に向かっているんだなぁ、と実感。しばし、NONOを抱っこして窓の外に見入ってしまいました。
▲窓の外に広がる大海原や雪山の景色にNONOも興味津々な様子
NONOは、朝ごはんもいつもの通りモリモリ食べて、元気いっぱい!
この日はとても穏やかな航海だったので、フェリーの揺れはこの時点でも全く感じず、ずっと聞こえているブォーンというエンジン音もNONOは特に気にならないようで、夜もいつもの通りよく眠れたようです。(ペットシートには普段通り、おしっこを2回した形跡がありました。)
▲朝ごはんもモリモリ食べられたよ!
フェリーの中(海上)では、携帯電話の電波はほとんど繋がらないのですが、比較的陸に近いところを航海中は瞬間的に電波が入ったりします。そういう時に位置情報を確認すると、本当に海の上にいて、そんなことも地味に感動でした(笑)。
▲7:04時点での位置情報。ちょうど三陸沿岸あたりでしょうか。
08:00 船上ドッグランでリフレッシュ
ワンコの朝ごはんが済んだら、人間たちもお部屋の中でコーヒーを淹れ、持ち込んだパンを食べて軽い朝食を済ませ、朝は8時から利用できる船上ドッグランへ行きました!
▲朝も元気いっぱい、ドッグランでランラン♪うんちもできたよ!
▲ドッグランはフェリーの後方にあるので、ルーバーの上からは海が見えます。
以前乗ったことのある別のフェリーでは、「さんふらわあ」のウィズペットルームと同じようにワンコも一緒のお部屋で過ごせましたが、到着するまではお部屋から一歩も連れ出せなかったので、ドッグランだけでも外に出て海風を感じたり運動できる場所がある事は、ワンコ・飼い主共にとてもリフレッシュできました!
ドッグランでたくさん遊んでお部屋に戻り、ワンコたちは二度寝タイム。
その間に、朝陽を浴びて輝く大海原を見ながらゆっくり展望風呂に入ったり、お部屋でテレビを見てのんびり過ごしているとあっという間に時間が経って、係の方が下船のご案内にいらっしゃいました。
乗船時は運転手だけが車のまま乗船しましたが、下船の時は車乗船の乗客は全員車へ移動し、乗車してそのまま下船になります。
「船内の混雑を避けるために順番に車両甲板へ誘導するので、指定された時間に荷物をまとめて部屋で待つように」と説明を受けました。
▲下船案内の用紙
13:15 「さんふらわあ」下船開始
係の方がお部屋にいらっしゃりエレベーターまで誘導してくださったのでとてもスムーズに車両甲板まで移動できました。
車に荷物を積み込んだら、全員車内に乗ったまま、エンジンはかけずに待機します。
▲下船準備完了!エンジンはかけずに、移動の誘導を待っています。
車の中で待つこと30分、順番が来て、誘導にしたがって下船。いよいよ北海道上陸です!
14:00 北海道に上陸!
フェリーから降りると、苫小牧は雪でした。
そのまま、まずは、北海道といえば海の幸!!の洗礼を受けに、フェリーターミナル近くの漁港市場へ直行!
…ですが、海の幸を堪能する前に、フェリーの中で排泄できなかったボンくんにまずはスッキリしていただくため、降りしきる雪の中、いざ、出陣!とばかりに尻尾を振り振り飛び出して行くNONOとボンくん。
▲雪の降る中、初めての北海道の雪道を踏みしめながら「海の駅ぷらっとみなと市場」を駆け抜けるNONOとボンくん。
ドッグランがあったとはいえ、やはり18時間という長時間の船旅の後の自由、そして大好きな雪の中!30分ほど楽しそうに走り回って、スッキリできたワンコたち。
そうこうしているうちに、漁港市場には閉店時間が迫ってきます。
ワンコたちにはしばし車の中でお留守番してもらい、今度こそ海の幸の洗礼を受けるべく、好きなネタを選んで作る「わがまま海鮮丼」で有名な「魚金食堂」へ!
お店に入ったのは閉店の15分前・・・ワンコ連れ旅行、ニンゲンの食事はスピード勝負!は、あるあるですよね(笑)。
▲好きなネタを4つ選んで乗せる「わがまま海鮮丼4種盛り」!NomaNomaセレクトはウニ、カニ、いくら、この日のおすすめ、ホッキ貝の昆布締めです!!
15:00 苫小牧のスーパーでお買い物
ようやく念願の「海の幸の洗礼」を存分に受けた後は、ニセコでのコンドミニアム滞在3泊分のお買い物に地元のスーパー「ホクレンショップ」へ。
本州では見たことのない、しゃぶしゃぶ用のラム肉や食材、飲み物などを購入したら、一路、今回の滞在先「スノードッグビレッジ」のあるニセコへ向かいます。
苫小牧からニセコへは、有料道路を使う行き方もありますが、「スノードッグビレッジ」のスタッフさんが、前日まで大雪だった道の状況などを考慮して提案してくださった支笏湖周りの経路で行きました。
16:00 ニセコへ向けて出発!
▲墨絵のようなニセコへ向かう道
支笏湖周りの道は鹿の飛び出しによる事故が多いと聞いていましたが、実際に道の両脇の木々の間に何度も鹿の姿を見ました。
実際、前方の方で道を横断して行く鹿を見たりもして、野生の鹿を見られたという感動もありましたが、慣れない雪道での運転に加えてさらに神経を使う要素でもありました。(運転手のボンパパが)
▲途中で休憩した「きのこ王国」で、初めて北海道のワンちゃんとご挨拶。
▲秋田犬の男の子。生後3ヶ月のパンジャくん。雪をパクパク食べていてとっても可愛かった!
19:00 ニセコ「スノードッグビレッジ」に到着!
途中休憩をはさみ、約3時間かけて今回の滞在先、ニセコ町東山に佇む「スノードッグビレッジ」に到着!
▲「スノードッグビレッジ」でチェックイン中の代表者NONO。ワンコ滞在時の注意事項をしっかり聞いています(笑)。
予定より到着が遅くなってしまいましたが、2名のスタッフさんと、スタッフ犬のセバスチャンとくるみちゃんがお迎えしてくれ、代表者のNONOがチェックインを済ませたら、ようやく今回の旅のお城となる「3ベッドルームペントハウス」へ!
大量の荷物をお部屋に運び込み、ワンコたちが落ち着けるようにベッドやクッションを設置したら、さっそく備え付けのキッチンで夕食の準備に取りかかります。
▲「3ベッドルームペントハウス」のリビングに、ワンコが落ち着けるセッティングを。ボンくんのビーズクッションが気に入ったNONOに、快く貸してくれる心優しいボンくん。
※「スノードッグビレッジ」のお部屋は、ソファやベッドにワンコを乗せるのは禁止です。
▲ワンコたちのごちそう。苫小牧のスーパーで仕入れた「ラムしゃぶしゃぶ」用のお肉!に、お目々キラキラのNONO&ボンくん
▲ワンコたちの北海道での最初のディナーは「ラムのしゃぶしゃぶ」だよー!
▲ワンコ用のお肉をお裾分けしてもらった(笑)、ニンゲンのディナーも完成!
20:00 ニセコで初めてのディナー
▲ニセコへ無事到着―!!「ずっと雪道を運転してくれたボンパパ、お疲れ様でした!」
北海道限定販売の赤ワイン「道民還元」で乾杯。
大洗を出航してからちょうど24時間後、滞在先のニセコ「スノードッグビレッジ」に無事到着!安堵感と達成感。そして、ずっと運転してくれたボンパパに感謝!の乾杯をして、少し遅い夕食を済ませたら、翌日からのニセコでのアクティビティに備え、早めに就寝。
窓の外では、しんしんと雪が降っていました。
明日は朝からドッグスノーシューです!
「DAY3 ~北海道ニセコで愛犬と一緒に冬のアクティビティ三昧!初めてのドッグスノーシュー~」へ続く
「死ぬまでにやりたい10のこと」の第一位だった「犬と暮らす」をNONOとかなえることができた新米飼い主ですが、いかに毎日を楽しく過ごすか、「家庭犬」であるNONOが、人と一緒に暮らす中でも、いかに犬らしく幸せに暮らせるかを模索中です。
NONOと暮らすようになってから一緒にSUPやキャンプなどのアウトドアを楽しむようになり、NONOと一緒に日本中を巡るべく、車も車中泊にDIY!
そんな愛車でNONOと行く、主に関東圏、ときどき全国。の海、川、山、湖でのワンコ旅をご紹介したり、ワンコと行ける素敵なカフェやスポットなどを中心にレポートします。
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