栃木県那須町にある『マウントジーンズ那須』の山頂、標高1,410ｍの場所に天然雪のワンちゃんのパラダイスがあるのをご存じですか？！
『マウントジーンズ那須』は、冬はスキー場なのですが、山頂にドッグランがあり、1年を通してワンちゃんも一緒にゴンドラに乗って山頂へ行けるのです♪
そのドッグランが、冬も天然雪の中で遊べるワンちゃんのパラダイスとしてオープンしていると聞いたら、雪遊び大好きワンコのNONOは行くしかない！
ということで、バッフバフのパウダースノーを求めて「天然雪のドッグラン」に遊びに行って来ました～！
＜目次＞
マウントジーンズ那須へのアクセスと利用料金
①アクセス
マウントジーンズ那須へのアクセスは、送迎やシャトルバスなどはありませんので、車で行く事になります。
関東からだと東北自動車道の那須ICもしくは那須高原SAスマートICから車で30分ぐらいです。
どのICで降りるかはどちら方面から向かうかによると思いますが、最終的には県道305号線に接続して行くことを強くオススメします！
NONOは、行きは那須ICで降りて17号線→290号線ルートで行ったのですが、けっこうな峠道＆途中で雪が降り積もってきてハラハラな道中でしたので、帰りは305号線からにしましたが、こちらは除雪もされていて道もあまり険しくなく、安心して運転できました。
800台収容の駐車場は24時間オープンで、平日は無料。
土日祝、年末年始は1台（全車種）1,000円です。
②利用料金
▲駐車場からこのエスカレーターを上がると券売所だよ～
山頂ドッグランの利用は無料ですが、山頂へのゴンドラ乗車券の料金が必要です。
乗車券は、券売所で当日購入します。
料金はワンちゃん900円、ヒト（3歳以上は大人・子供も同額）1,500円です。（往復料金）
※ワンちゃんはドッグラン以外のゲレンデ内は走行できないので、往復ゴンドラを利用することが原則です。
※ドッグラン利用目的での乗車時は滑走具（スキーやスノーボード）は持って行けません。
※ドッグラン利用だけでなく、スキーやスノーボードをする方は別途リフト券の購入が必要です。
いざ、山頂へ！ワンちゃんとゴンドラ乗車のススメ
ゴンドラ乗り場についたら、チケットを渡して乗車します。
ゴンドラはゆっくり動いていますが、初めて見るこの大きな乗り物や雰囲気にびっくりしちゃうワンちゃんもいるかもしれません。小さい子は抱っこで、大きな子も十分気をつけて、係員さんの誘導に従って乗り込みましょう。
▲ゴンドラ乗り場の優しいお兄さん。グローブを外してウェルカムなでなでしてくれたよ～
ゴンドラの乗車時間は片道約１０分。
眼下に広がる景色も圧巻！木々に積もる雪や一面の銀世界などを楽しみながら標高1,410ｍの山頂まで一気に上がります！
▲出発～！ゴンドラの椅子に乗っても大丈夫ですが、揺れることもあるので気をつけて。
振動があるので、怖がりな子は抱っこしてあげると安心ですね。
▲ゴンドラから見る一面の銀世界にNONOも興味津々。
山頂『天然雪のドッグラン』に到着！バッフバフの雪で思いっきり遊ぼう！！
いよいよ山頂に到着！
ゴンドラを降りるとそこはスノーワンダーランド！！
説明は不要ですね（笑）バッフバフのパウダースノー天国で思い切り遊ぶNONOと、この日遊びに来ていたお友達の姿をどうぞ！
▲ドッグランの入り口。も、雪に埋もれています（笑）
▲この日ドッグランに来ていたワンちゃんたち。みんな楽しそう！！
▲シベリアンハスキーのルーゥくんと。楽しく雪の中をかけっこしたよ！
▲バッフバフの雪に大はしゃぎのNONO。家の周りじゃこんなに積もらないもんね～。
▲埋もれていくNONO・・・おーーーーい！
▲抜け出したNONO（笑）楽しすぎるーーーー！！ けど、雪玉だらけ・・・。
※冬季のドッグランは大型犬・小型犬などの差別化はありません。愛犬の安全のために飼い主さん同士が十分に気を付けて、みんなで楽しく遊びましょう。
ワンちゃんOKの『山頂カフェ』
天然雪のドッグランで思いっきり遊んだ後は、屋内もワンちゃんと一緒に入れる『山頂カフェ』へ。
カフェとしての営業は土日祝だけですが、平日も無料休憩所として開放されていて、店内にはペット同伴可能エリアもあります。
自動販売機やトイレもあるので、暖かい室内で雪の中で冷えた体をゆっくり休めることができるのはとってもありがたいです。
雪の中で遊んだワンちゃんも低体温症に注意！遊んだ後は、毛についた雪玉を取り、暖かい室内でしっかり体を拭いて温めてあげましょう。
▲ペット同伴可なので、暖かい室内で一緒に休憩できるよ～
▲ピザやパスタなどの軽食が食べられるカフェは土日祝のみの営業です。
▲ペット同伴ＯKエリアにはカラビナが設置されています。
冬季に『マウントジーンズ那須』へ行く際の注意点！
①雪道対策
言うまでもなく、冬の那須は積雪地域です。
当然ですが、雪道や場所によっては凍結した道を走る事になりますし、雪が降り出すと、あっという間に積雪し、圧雪や除雪されていない道を走らなければならなくなります。
NONOが行ったこの日も、雪が深くなってきた辺りで、ノーマルタイヤの首都圏ナンバーの車が立ち往生していました（驚！
車はスタッドレスタイヤを装着し、できればチェーンも完備して、心と時間に余裕を持って雪道のドライブを楽しみながら向かいましょう！
▲NONOもスタッドレスタイヤに履き替えて行ったよ。
②山の天気とドッグランオープン日に注意！
▲帰りのゴンドラで。楽しかったね！また来ようね～
『マウントジーンズ那須』の山頂ドッグランへはゴンドラでのみ行く事ができます。
ゴンドラは風雪が強いと運行することができず、運行できた日でも、風が強くなると止まる事があります。
実際、今年も強風、豪雪のためゴンドラが運休の日が多く、予定した日にドッグランがオープンしていない（山頂へ行けない）日が続きました。
この日は、朝起きて公式ＨＰでゴンドラが運行している事と天気・風予報を確認してから出かけましたが、到着する頃には風が強くなってきていて、「山頂へ行ってすぐゴンドラが止まる可能性もあります。」と言われました。
山頂ドッグランを利用するワンちゃんは、基本的に往復ゴンドラ乗車なので、帰りのゴンドラがすぐ止まる可能性がある場合、ドッグランで思いきり遊べなくなりますし、何よりゴンドラが止まるぐらいだと山頂はものすごい風や雪で、ドッグランどころではないコンディションになっているでしょう。
比較的３月に入ると、雪山でも春の日差しが感じられ、お天気も落ち着いてきますので、ドッグランでも楽しく遊べる日が多くなると思いますが、雪質はやはり1、２月の方がいいので、悩ましいところですね！
自然の中で遊ぼうと思うとお天気に左右されることは避けて通れませんが、特に雪山の天気は変わりやすい！という事を念頭において、万が一ドッグランで遊べなくなった場合の事も考えて那須へお出かけするといいと思います。
那須にはワンちゃんOKのレストランやカフェ、お宿も多いので、また少しずつご紹介していきますね。
③雪山で遊ぶ準備は万全に！
ドッグランの写真をご覧いただくとわかるように、標高1,410mの山頂にある『天然雪のドッグラン』内では、大人の膝まで雪に埋もれます！
ワンちゃんも体が見えなくなるほど雪の中に埋もれます！ブルドーザーのように雪を掘りながら大はしゃぎします！（笑）
関東でちょっと雪が降ったときに履くような靴や服だと、間違いなく雪が靴の中や体に入り込んできて大変な事になります！！
ドッグランで遊ぶだけだから、と軽く考えず、スキーウェアやスノーブーツで完全武装して行くことをおすすめします。
経験がある方も多いかもしれませんが、ワンちゃんも、毛についた雪が凍って雪玉になると、お湯をかけないとなかなか取れません。
しっかり全身を覆えるスノーガードのような洋服を着せる、寒がりワンちゃんの場合はさらに保温性のある洋服を着せる、肉球を凍傷から守る靴を履かせる、など、飼い主さんが自分の愛犬に合った相応しい装備を準備してあげてください。
雪で濡れた後、しっかり拭いてあげられるタオルも持参するといいですね。
▲肉球を凍傷から守る靴を履ければ安心ですね。脱げないようにしっかり履きましょう。
そして、雪のドッグラン内ではボールなどのおもちゃや靴などをなくすと、雪が溶ける春まで出てきません！
おもちゃなどを使う場合は、なくすと二度と戻ってこない事を覚悟の上で遊びましょう。
▲右前脚の靴をなくしたNONO。春になって雪が溶けるまで出てこないでしょう・・・。
雪国で暮らしていないワンちゃんにとっては、そしてもちろん飼い主さんにとっても、ゴンドラで山頂に上がっていくときに目の前に広がる真っ白な銀世界、バッフバフのパウダースノーの中で思いっきり雪にまみれて遊ぶことは非日常の体験です。
雪遊びが大好きなワンちゃんなら一度は訪れてみたい『天然雪のドッグラン』、雪の中で転げまわる愛犬NONOの楽しそうな姿が見られて、とても楽しかったです！！
1年のうち、3カ月ぐらいしか味わえない白銀の別世界。かけがえのない思い出を作りに、しっかり準備をして出かけてみてくださいね！
この日遊びに来ていたワンちゃんたち。
右から キャバリアのきなこちゃん、シベリアンハスキーのルーゥくん、ボーダーコリーのよもぎちゃん
NONOと一緒に遊んでくれてありがとう！
【マウントジーンズ那須『天然雪のドッグラン』】
所在地：栃木県那須郡那須町大字大島
TEL. 0287-77-2300
営業日：2022年３月21日までのゴンドラ運行日
※天候や積雪状況により営業内容・日程を変更する場合があります
「死ぬまでにやりたい10のこと」の第一位だった「犬と暮らす」をNONOとかなえることができた新米飼い主ですが、いかに毎日を楽しく過ごすか、「家庭犬」であるNONOが、人と一緒に暮らす中でも、いかに犬らしく幸せに暮らせるかを模索中です。
NONOと暮らすようになってから一緒にSUPやキャンプなどのアウトドアを楽しむようになり、NONOと一緒に日本中を巡るべく、車も車中泊にDIY！
そんな愛車でNONOと行く、主に関東圏、ときどき全国。の海、川、山、湖でのワンコ旅をご紹介したり、ワンコと行ける素敵なカフェやスポットなどを中心にレポートします。
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