人では馴染み深い星座占い。
牡羊座、牡牛座、双子座など、毎朝のニュース番組や雑誌では、必ずと言って良いほど『本日の星座占い！』というコーナーが設けられるほど人気ですが、実は犬にも星座占いというものがあるのをご存知ですか？
本日は、あなたの愛犬の星座で見えてくる基本的な性格を、星座別でご紹介します。また、併せて誕生月や誕生日がハッキリしない愛犬を持つ飼い主さんの疑問についても解説いたします。
＜目次＞
犬の星座占いってどんなもの？
犬にも星座占いがある！と聞くと、「人とは別に犬専用の星座占いがあるのかな？」なんて、気になってしまうかもしれませんが、犬の星座も人の星座占い同様、割り当てられている誕生月、誕生日を基に占う方法で基本的な性格を知るやり方が採用されています。
ただ、犬の場合人と違って、迎える場所、生まれた時の情報によって、正確な誕生月や誕生日が把握出来ないことも多いことでしょう。
ですが、そういった際には、その愛犬が生まれたおおよその誕生月や誕生日を割り出して、それをヒントに一番愛犬に近い星座を導き出してあげられればOKです。
しかし、そうは言っても人でも生活環境や家庭事情など、様々な状況によって左右されやすい性格という部分は、星座占いの基本的な性格とは合致しない可能性が往々にしてあります。
そしてそれは、犬でも大いに当て嵌まり、もしかしたら迎えた愛犬は、犬種標準で見た性格や事前に調べた情報とは違った一面を最初は見せて、飼い主さんを困惑させてしまうかもしれません。
あくまでも星座占いで導き出される基本的な性格は、エンターテインメントの一つのため必ずしもすべてのワンちゃんに当て嵌まるという訳ではありませんが、犬で見る星座占いは、特に何かしら事情を抱えて迎えられたワンちゃんに関して、「星座だと元はこんな性格なんだ！」と、向き合い方、関係性のヒントに出来る方法ですので、是非とも参考にしてみてくださいね。
あなたの愛犬が何座か確かめよう！
それでは、まずはあなたの愛犬が何座に当て嵌まるのか、確認してみましょう。
・牡羊座（3月21日～4月19日）
・牡牛座（4月20日～5月20日）
・双子座（5月21日～6月21日）
・蟹座（6月22日～7月～21日）
・獅子座（7月22日～8月22日）
・乙女座（8月23日～9月22日）
・天秤座（9月23日～10月22日）
・蠍座（10月23日～11月21日）
・射手座（11月22日～12月21日）
・山羊座（12月22日～1月19日）
・水瓶座（1月20日～2月18日）
誕生月、誕生日が曖昧な場合には、まずは前述でもお伝えしたように、おおよその誕生月、誕生日を割り出します。
その結果、例えば11月中旬頃から12月中旬頃であれば、山羊座と射手座の両方の性格を確認し、それで当て嵌まる感じがなければ、その前の蠍座や水瓶座の性格を確認しましょう。
生活していく中で、基本的な性格に一番当て嵌まる内容があれば、もしかしたらそれが愛犬の星座かもしれません。
確認してみた結果、「どれもピンとこない…」や、「いくつか当て嵌まっちゃう！」といった場合には、それらの性格を総合的に判断して、愛犬にとって、一番しっくりくる接し方で、より良い関係性になるような工夫をゆっくりで良いので築いてあげてください。
星座別・愛犬の基本性格！＜牡羊座～乙女座編＞
ご自身の愛犬の誕生月、誕生日で一通り当て嵌まりそうな星座が把握できたら、いよいよあなたの愛犬が基本的にどんな性格をしているか、確かめてみましょう！
今回は、牡羊座～乙女座までの６つをご紹介します。
牡羊座（3月21日～4月19日生）
牡羊座生まれの犬は、気が強く、負けず嫌いではあるものの自立したリーダー的な性格を持ち合わせています。
基本的に、とても活発な性格をした牡羊座の犬は、じっとしていることが苦手で、とても好奇心・競争心が共に旺盛なので、一旦気になったら飼い主さんの声にも耳を貸さない一面を持ち合わせています。
また、飼い主さんへの忠誠心や誠実さを持ち合わせているため、しっかりとしつけや訓練を行うことで、とても頼りがいのある番犬になる可能性を秘めています。
ただし、牡羊座の犬は若い頃に体験したことにとても影響を受ける一面があるので、保護犬の子で牡羊座の子の場合には、忍耐強く、寛容な心を持ちながら接してあげるよう心掛けましょう。
牡牛座（4月20日～5月20日生）
牡牛座生まれの犬は、とてもマイペースで落ち着いている一方、忍耐強く、少々頑固な一面を持ち合わせる性格をしています。頑固な一面は食事の好みにも表れてしまう場合があるため、ご飯選びにはある程度苦労してしまうかも…。
また、嫉妬深い一面も持ち合わせていて多頭飼育の場合には、一方に愛情の偏りが生まれないように注意する必要もあります。
ただ、基本的には牡牛座の犬はとても優しい性格の持ち主なので、小さなお子さんが居るご家庭などは、安心して面倒を見せられるのがこの星座タイプだとも言えるでしょう。
双子座（5月21日～6月21日生）
双子座生まれの犬は、好奇心旺盛で色々なことに興味を示す一方、とても賢く順応性に優れた一面を持ち合わせる性格です。
とてもチャーミングな一面を持ち合わせているため、周りからも愛される愛嬌たっぷりな部分が魅力的ですが、寂しがり屋で飽きっぽい一面も覗かせるので、常に構ってあげる必要があるかも…。
しかし双子座の犬は、社交性にはとても富んでいて、誰とでも仲良くなれたり、活動的で多彩な一面を持ち合わせていたりするので、しつけを遊びの中に取り入れてあげると、飼い主さんがびっくりするような出来事を身に付けるかもしれません。
蟹座（6月22日～7月21日生）
蟹座生まれの犬は、用心深く神経質な一面がある一方、とても賢く、心優しい愛情に満ちた性格をしています。
用心深く神経質な蟹座の犬の性格は、新しいことや新しい出会いに対しても見られるので、相手がどんな性格をした犬か確信が持てるまでは、なかなか相手を受け入れるという事がなく、友達作りは苦労してしまうかも…。
しかし一方で、飼い主さんにはとても忠実で献身的な一面を持ち合わせるため、可愛がれば可愛がるほど、その気持ちに応えてくれるとても健気な一面も。蟹座の犬は、基本的に家でゆったりと過ごすのが好きなので、時に散歩を嫌うこともあるかもしれませんが、そんな時はお家時間を大切に、家の中でも運動できる遊びを取り入れてストレス発散してあげましょう。
獅子座（7月22日～8月22日生）
獅子座生まれの犬は、あの百獣の王ライオンを彷彿とさせる気高さと自信を兼ね備える一方、おおらかで明るい性格をしています。
散歩や外で遊ぶことが大好きで、飼い主さんとの散歩であっても率先して歩きたがる性格をしているため、リーダーウォークは向かないかもしれません。
一方で獅子座の犬は、公平性を重んじる性格で陽気、堂々とした正義のヒーローみたいな性格なので、番犬に向いており、しっかりと飼い主さんが愛情溢れる接し方を姿勢で示せば、それにしっかりと応えてくれる愛らしさを兼ね備えています。
ちなみに筆者の３代目柴犬も獅子座生まれで、正にこの通りの性格と言っても良いほどの雄々しさを持っています。
乙女座（8月23日～9月22日生）
乙女座生まれの犬は、とても繊細で共感力に富み、とても賢く、聞き分けも良い優等生タイプの性格をしています。
乙女座の犬は、真面目で勤勉、物覚えも良いため、しつけや訓練はなんなく熟してくれます。
しかしその一方、とても綺麗好きで清潔な環境を好むため、日々のブラッシングはもちろんのこと、室内の掃除もこまめにする必要があります。また、神経質で繊細だけでなく直感も優れているこの星座は、飼い主さんの変化にもいち早く気づくことに長けているため、その状況を感じ取ると、犬自身が心配のあまり体調を崩してしまうことも…。
日々の接し方においては、基本的に穏やかな気持ちで接することを意識しつつ、愛犬を出来るだけ心配させないような生活を心掛けましょう。
まとめ
星座占いは、エンターテイメントの一つであるのは確かで、その結果が当て嵌まらないことも良くあるものです。
しかし、人とは違って言葉を話せない犬において言えば、犬のしつけを行う上で、またはその犬と接する上で、いくつものヒントが散りばめられている犬の星座占いは、私たち飼い主からしてみれば、とても重要なことではないでしょうか？
今回は牡羊座～乙女座までの６つの星座生まれの犬の性格をご紹介しました。次回は天秤座～魚座の６つの星座生まれの犬の性格をご紹介いたしますので、気になる方はぜひそちらもご覧になってみてくださいね。
＜参考書籍＞
犬の星占い
また、生前疾患の多かったシェットランド・シープドッグをキッカケに取得した愛玩動物飼養管理士などの様々な資格の知識を生かし、皆様に役立つような記事を提供、執筆出来ればと思っております。
何卒、よろしくお願い致します。
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