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働く犬の仕事って?引退後はどうなるの?

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働く犬たちに興味をお持ちですか?人が暮らしていく上で癒しは欠かせないもので、犬がその役目を果たしてくれている仕事があります。

働く犬たちには年齢によって「引退」があります。引退した後はどんな場所で過ごすのでしょうか。

この記事を読み終わる頃には、人との暮らしの中で犬がどんな役目をしているか知ることができるでしょう。

犬の仕事はこんなにある!

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犬の仕事は大きく分けて3つあります。

 

1.鋭い嗅覚を持っている犬だからできる「鼻を活かした仕事」

2.賢い犬にしかできない「頭を活かした仕事」

3.犬に癒してもらう「優しさを活かした仕事」

どれも犬だからこそできる仕事ですね。

次の章で詳しく説明していきます。

 

鼻を活かした犬の仕事

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・警察犬(麻薬探知犬)

麻薬探知犬は空港や港で、麻薬などの匂いを嗅ぎ分ける仕事をしています。

昔から活躍しているイメージがありますが、日本での麻薬探知犬の歴史は浅く、昭和54年にアメリカから2匹の麻薬探知犬が成田空港に配置されたのが始まりです。

 

警察犬と同じような仕事内容を想像する方も多いと思いますが、麻薬探知犬は麻薬にだけ特化して仕事をしており、警察犬は事件や事故などで「人を探す(手掛かりを探す)」ことに特化して仕事をしています。

頭を活かした犬の仕事

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・盲導犬(聴導犬・介助犬)

犬の賢さを活かして盲導犬や聴導犬、介助犬などのダイレクトに人を助ける仕事をしている犬たちがいます。

街中などで時折見かけることもあるかと思いますが、駅などの人混みでも冷静に飼い主を導く姿には頭が下がる思いです。

盲導犬や聴導犬、介助犬は1〜2歳になるまで特殊な訓練を受けて、10歳くらいで引退します。

優しさを活かした犬の仕事

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・セラピードッグ

日本ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、犬の情緒レベルの高さを活かして病院や施設などに赴き、人々を癒すことを仕事としている犬たちがいます。

犬種に「これ」といった決まりはないものの、音や人を怖がらないこと、体のどこを触られても落ち着いていられるように訓練されています。

引退した犬たちはどこで生活しているの?

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仕事を持つ多くの犬たちは、10歳前後で引退して、その後は「家庭犬」として他の犬たちと同様に家族とのんびり過ごします。

その仕事専門の引退犬を引き取る施設もあるのですが、引退犬を引き取り、家族として過ごす「引退犬飼育ボランティア(リタイア犬ボランティア)」というものもあります。

 

日本盲導犬協会では引退犬飼育ボランティアを募集していて、条件を満たせば引き取ることができます。

参照元:https://www.moudouken.net/volunteer/keeper-retire.php

警察犬や麻薬探知犬は警察官とパートナーになって長い時間働くので、引退後はパートナーが引き取るケースが多いようです。

セラピードッグは飼い主さんが一緒に仕事をしている場合が多いので、警察犬や麻薬探知犬などと同様に、引退後も同じ飼い主さんのお家で過ごします。

まとめ

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犬の仕事、また引退後についてお話ししてきましたが、日本ではあまり聞き慣れない牧羊犬なども犬の仕事の1つです。

多くの時間を人のために働いてくれている犬たちの引退後に、私たちができることはなんでしょうか。

今回の記事では以下の3つをご記憶いただけると幸いです。

1.犬にはそれぞれの特徴を活かした仕事がたくさんある

2.引退後の犬を引き取り一緒に暮らす、引退犬飼育ボランティアがある

3.街中で仕事をしている犬がいたらそっと見守ってあげよう

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中川リナ
沖縄県在住のフリーライター。
沖縄移住をきっかけに保護犬ボランティアを始め、アメリカン・ピットブル・テリアとジャーマンシェパードドッグの元保護犬2匹と一緒に暮らす。
アメリカン・ピットブル・テリアがアレルギー疾患を抱えていたことをきっかけに、食の大切さを知り、現在は生食にこだわった食事を取り入れている。
働く犬の仕事って?引退後はどうなるの?
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