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福島復興応援で愛犬家の私にできること

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東北を中心に絶大な被害を受けた東日本大震災。


特に福島県は原発事故の二次災害にも見舞われ、多くの被災者が避難することになり、みなさんもご存じのように動物たちは避難さえできずに路頭に迷いました。

その災害に多くの人の心も痛んだことでしょう。


そして一番悲しかった事の一つが風評被害です。

福島にあった原発により私たちは電力を供給して貰い、それで生活ができていたのに事故があったことで、福島へ行くことも福島産の農作物も避けて通るような非難を浴びました。


私も流石に原発がある程度落ち着くまで福島へ行くことはできませんでしたが、震災後復興応援として20117月に福島を訪ね、被災された方々の声を聞かせて頂きました。

娘が災害救助犬を伴い震災地入り

2011年311日、東日本大震災があった当日の夜、訓練所の方々と共に物資や食料などを調達し関東を出発。

途中まで高速で行き、通行止めとなった場所からは一般道を使い翌朝宮城県入りしました。仙台から先へは進めず仙台の役所で足止め。


まだ地震や津波による被害などの詳細がほとんど入手できない状態の中、道路の陥没や亀裂により先へ進むことができないまま仙台市役所にて3泊待機しましたが、一般人が入れる許可が下りずあまり救助作業はできないまま、仙台滞在中に福島原発爆発事故が発生し、志中半でやむなく日本海側を通り帰宅しました。

市長に嘆願書提出

その後、徐々に震災の状況が明らかにされ、震災から20日ほど経った日に私は市長宛に嘆願書を提出しました。


内容は東北被災地の動物たちの一時預かりをしてくれる人を募集して欲しいことと、市でも物資を被災地に送る諭旨の広報が配布されたので、犬猫用のドライフード・おやつ・リード・首輪・ハーネス・コーム・ゲージ・食器・消臭剤・トイレシート・猫用トイレ・猫砂消耗品以外は中古品でも構わないので一緒に募集を掛けて欲しいとお願いしました。


市役所からの返事はNOです。
その理由は至って明瞭簡単で、震災後色々なメールが市役所に届いていて対応に追われている。人間優先だから動物についてはできないと言うことでした。


たかが物資を募るときに動物用のリストも一緒に加えて欲しい、一時預かりのできる方を募集して欲しいとお願いしているだけなのに、何度も説明しさんざん押し問答しましたが、個人で行動に移すしかないと判断し諦め受話器を置きました。


一日一日経つに連れ様々な情報が入ってきて、個人や愛護団体、獣医師などが現地入りし、必要な物資を送って欲しいと呼びかけています。私もいくつかの団体に物資を買い、大きなダンボールで送ってきました。


家の前には預かりをしてくれる人を募るポスターを貼り、56件申し出が有り愛護団体へ10頭位なら預かれる諭旨をメールしたのですが、現地の状況は刻一刻と変化していて、当初は預かってくれる家まで動物を輸送してくれるとのことだったのですが、関東までは手が足りずに届けられず、現地でシェルターを建てるという返事が来ました。


私が市に嘆願書を提出したブログを読んだブロ友さんが、自分の住んでいる市に嘆願書を提出し、その市では被災者の受け入れや、医師団を結成し被災地に向かうことを承諾し、嘆願書提出から1週間後には実行されています。

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