日本犬として古くから愛されてきた柴犬は、いま海外でも人気が高まっている犬種です。 誰にでも愛嬌をふりまく性格ではないものの、主人に対して忠誠を誓うことが多く、番犬としても有能なほか、飼いやすい品種としても知られます。 そんな柴犬の魅力や性格をまとめました!
人気の日本犬・柴犬ってこんな犬種
柴犬は今なお血筋が保存されている日本犬です。 コンパクトな体にピンと立った耳、くるりと巻いた尾と可愛らしい顔立ちをしています。 成犬になると11キロほどの体重になります。 古くから日本の環境に慣れ親しんでいるので、年間を通じて元気に過ごせるのも特徴のひとつです。 被毛は硬くまっすぐな上毛と、ふわふわ綿毛状の下毛のダブルコートです。 柴犬は、1年に2回、春と秋に換毛期と呼ばれる期間があり、この時期にごっそり毛が抜けます。 個体差にもよりますが、大きめのビニール袋が抜け毛ですぐにいっぱいになるくらいに取れちゃいます。 あまりの抜け毛に、どこか体の調子が悪いのでは?と病院に連れて行ったという話はよく耳にします。 換毛期には毎日のブラッシング対策が必要になります。
忠義を尽くす!気になる柴犬の性格
古くは狩猟犬として飼われていたこともあり、愛玩犬のように万人に愛嬌をふりまくことはまれですが、主人に対しては忠誠を誓って愛嬌を見せることもあります。 無駄吠えが少ない犬種としても知られ、他人に対しては吠えるほどではないものの、少し距離を置くような自立した性格をしています。
柴犬がかかりやすい病気とは
柴犬は日本の風土に慣れていて丈夫な体を持っているので、他の犬種と比べて病気にはかかりにくいと言われます。 とはいえ、アトピー性皮膚炎や膝蓋骨脱臼にはなりやすい傾向のようです。 老化と共に白内障のリスクが高まるのは他の犬種と同様です。 自立心の強い性格のため、調子の悪いそぶりを見せたがらなかったり、強くアピールしてこないことがあるため、日頃から様子を気にかけてあげましょう。 柴犬は愛くるしい姿をしているものの、古くからの生活が身にしみていて主従関係を重んじます。 可愛いからといって、溺愛しすぎず、かわいがる場面としつける場面、メリハリを持って接すれば、柴犬はきっと最高のパートナーになってくれるでしょう!
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