ワンちゃんの毛には様々な種類がありますが、実はその抜けやすさも犬種によって異なります。
今回は、毛の抜けやすいワンちゃん、抜けにくいワンちゃんについて詳しくご紹介します。
ワンちゃんの毛の生え方の基本を知っておこう!
人間は1つの毛穴から1本の毛が生えていますが、ワンちゃんの場合は1つの毛穴から、一次毛が2?5本、二次毛が約5?10本生えています。これらにはそれぞれ役割があり、一次毛は太くて油分を含んでいるので、防水性があります。二次毛は細く柔らかく、密集して生えているので、体を保温してくれます。一次毛は上毛やオーバーコート、二次毛は下毛やアンダーコートとも呼びます。
ワンちゃんの毛周期って一体何?
ワンちゃんの毛には「成長期→中間期(退行期)→休止期」というサイクルがあり、新しい毛が生え、古い毛が抜けますが、これを「毛周期」と言います。これは、いつも決まっているわけではなく、温度、湿度、日照時間と言った環境や、栄養、ストレスなどによっても変わります。春と秋には換毛期があり、普段よりも多くの毛が抜け落ちます。しかし、換毛期のない犬種もいます。
毛が抜けるワンちゃんの特徴は?
毛が抜けるワンちゃんと、毛が抜けないワンちゃんがいるのはなぜでしょうか?それは、上毛と下毛両方が生えているダブルコートと、上毛しか生えていないシングルコートのワンちゃんがいるからです。毛がよく抜けるのは換毛期のあるダブルコートのワンちゃんです。ダブルコートのワンちゃんには、チワワ、ポメラニアン、ウェルシュコーギー、ボーダーコリー、ゴールデンレトリバーなどがいます。また、四季があるので、日本犬もダブルコートです。
毛が抜けないワンちゃんの特徴は?
逆に、毛が抜けないのはシングルコートのワンちゃんです。しかし、シングルコートのワンちゃんには換毛期がないとはいえ、全く毛が抜けないというわけではありません。人間のように毎日少しずつ毛が抜けているため、換毛期があるダブルコートの犬のように抜け毛が目立ちません。シングルコートのワンちゃんは暖かい地域で改良され、寒さに弱いワンちゃんが多いです。例えば、プードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアやパピヨンなどが挙げられます。
毛が抜けるワンちゃんと抜けないワンちゃんの違いは、生まれた地域の環境や、毛の生え方に原因があったんですね。毛が抜ける犬の場合は、抜け毛が外に散らばったりしないように気をつけましょう。
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