介助犬や盲導犬などとしても活躍する姿を多く目にするラブラドールレトリーバーは、なんといっても穏やかな性格が魅力です。 そんなラブラドールレトリーバーの魅力や気を付けたいポイントをピックアップしました。
穏やかでのんびり。その真意は「人懐っこさ」
ラブラドールレトリーバーは元々、鳥獣狩猟に活躍していた犬種といわれています。
獲物に対する回収能力などが高く、その気質は現在、「介助犬」や「盲導犬」などの集中力の高さに受け継がれています。
また、ゲーム感覚で仕事をすることを好みますので、訓練を遊びのようにとらえ、結果的に様々なコマンドを覚えて芸達者になる子も多くいます。
人やほかの動物にも愛情をもち、保育士のように見守る姿も見受けられます。
その人懐っこさゆえに、番犬には向かないのも特徴です。
人を好きな気質を生かし、「褒めて伸ばす」
どの犬種にも言えることですが、大きな声で威圧したしつけよりも、できたという達成感を与え続けることでコマンドを覚えることが楽しくなる犬種です。
一つのコマンドを覚えたら次、また一つ…、と一歩一歩、たくさんのことができるようになる喜びを味わうことで飼い主との距離をぐっと縮めることができます。
運動不足の解消にもつながりますので、ボール遊びなどのコミュニケーション型コマンドをいくつか覚えさせ、ストレス発散させてあげると、室内ではおとなしくくつろいでくれるでしょう。
ラブラドールレトリーバーがかかりやすい病気とは?
犬種として、股関節や足回りの弱い子が多く、先天的な形成不全や膝関節の疾患にかかりやすい傾向にあります。
内蔵は丈夫な方なので、まずはけがの無いように十分に配慮する必要があります。
可能であれば陸地を長時間走るよりも犬用プールなどで遊ぶうちに体力を補強するとけがの心配が少なくなります。
全体的に穏和で飼いやすいのですが、そのため知らない間にストレスを感じていたり、病気を我慢していることもあります。
定期的に健康状態をチェックしていくことが長く一緒にいる秘訣のひとつです。
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