王室御用達「ウェルシュ・コーギー」の特徴や性格、飼い方を知ろう

2016/3/28 犬種

イギリス王室で愛される犬種として知られるウェルシュ・コーギー。

少し短めの足や愛くるしい表情、飼いやすい性格で人気です。

ウェルシュ・コーギーの特徴や性格、気を付けたい病気や飼い方を知っておきましょう。

ウェルシュ・コーギーの特徴

ウェルシュ・コーギーはもともと牧羊犬として飼われ、牧羊犬として適した胴長短足に改良されてきました。

ウェルシュ・コーギーの特徴は、その短い足とふさふさとした毛、きりっとした顔立ち、きつねのような耳。

愛くるしい表情も魅力です。もともとは牧羊犬だったので体力があり、運動能力が高く動きも素早いという特徴も持っています。

イギリスロイヤルファミリーに愛される犬種としても知られるようになりました。

ウェルシュ・コーギーは飼い主にとても従順で順応性も高く、優しい性格なので飼いやすい犬種です。

また、愛情表現も豊かで頭も良く、遊ぶことが大好き。性格は社交的で飼い主が喜んでくれることが好きという一面もあります。

一般に、オスのほうが活発で我の強い性格が多く、それに比べるとメスはおとなしく、性格も温和な子が多いようです。

ウェルシュ・コーギーは物覚えが良いため、しつけもしやすいのが魅力です。

もともと牧羊犬だったことから、かなりの運動量が必要なので、毎日の散歩以外にも自由に走り回れるような場所で運動させてあげるとよいでしょう。

また、賢いわんちゃんなので、最初に飼い主が主人であることをきちんと教える必要があります。

飼い主がリーダーシップを持てないと飼い主を自分が守るものだと考えてしまいます。

常に、飼い主がリーダーであることを忘れないように一貫した態度を取り、愛情を注いで家族の一員として指示を与えてあげましょう。

ウェルシュ・コーギーが特に気を付けたい病気は、椎間板ヘルニアや変型性脊椎症です。

肥満や老化、運動のし過ぎなどが原因で起こり、背中を触るのを嫌がる、足を引きずるなどの症状が出ます。

股関節形成不全も多く、原因は遺伝とも言われています。

これは歩行障害や激しい痛みなどがあり、うさぎのように同時に後ろ脚をついて走るなどの症状も見られます。予防のため肥満を防ぐことが大切です。

それ以外に、てんかんや尿路結石、緑内障などにも気を付けましょう。心配な場合は股関節の検査や眼科検査などを普段から行うことをおすすめします。

短い足で一生懸命走る姿がかわいいウェルシュ・コーギー。

時々はドッグランなど思い切り走れる場所に連れて行ってあげてください。また、肥満は大敵なので太りすぎないよう健康に気を付けてあげましょう。

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