みんなのエピソード

箸でゴハンをたべさせる、親バカ飼い主でした

１６年間家族でいてくれた、シーズー犬のチャーリーは、幼犬の頃から食が細く、体も小さめでした。　何とか食べさせようと、色々なフードを試したり、手作りゴハンを作ってみたりしました。　食べないからと、食事を頻繁に変えるのは良くないと知りながら、ついつい可哀そうだと思ってしまうダメ飼い主でした。
シーズーは短吻種の為、食事の度に口の周りが汚れてしまいます。　その臭いがとても気になり、毎回濡れタオルで口を拭いていました。　きっと犬にとっては、とても嫌な事で、少食の原因の一つだったのかも知れません。
それでも食べてもらいたい私は、口周りを汚さないようにと、箸で食べさせるようになってしまったのです。　それからは、食器の前に座りクンクン鳴いて、箸でないと食べようとしません。　
他人から見れば、「犬に箸でゴハン？」ですが、親バカの私にとっては、とても大事なコミュニケーションの時間でした。