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愛犬と行く秋の霧ヶ峰&警察犬訓練競技会<長野県諏訪市>

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霧ヶ峰は長野県の諏訪市と茅野市などにまたがる高原で標高は1925m。夏でも涼しいのですが、木陰が少ないため直射日光をまともにうけるので晴天の時は暑いです。

毎年秋に霧ヶ峰で行われる国内でも最高峰の訓練チャンピオン決定競技会を見学してきました。その合間を見て紅葉がとても美しい秋の霧ヶ峰を散策してきました!

秋の風景がまるで絵の中から飛び出したような光景に感動!

空はすっかり秋の空。澄み渡る空気が凛として気持ち良い。

我が家が向かったのは八島ヶ原の湿原。

ところが八島ヶ原の湿原に着いてみると湿原はわんちゃんと一緒に入ることができません。ならば仕方が無いので八島ヶ原の湿原を見渡すことができる美ヶ原に続く尾根に登ってみることにしました。

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ゴロゴロとたくさんの岩があって登りにくかったけど、愛犬は楽しそうです。霧ヶ峰までは遠いからね、車に乗っている時間も長かったので息抜きがしたかったよね。道は岩場と笹が生い茂っていてかき分けるように登っていました。愛犬はゴーグルを着用していたので笹で目を傷つけることもなくランランです。

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見晴らしの良い場所まできたら、見下ろすと八島ヶ原の湿原が見事眼下に広がって美しい光景を見ることができました!

湿原の周りを歩けたらもっと違った景色も見るることができたのかもしれませんが、それは仕方がないですよね~。でもここからの眺めも捨てたものではなく草紅葉が太陽の光を浴びて輝いていましたよ。湿原の逆側には駐車場とお土産屋さんが見えます。うちの車分かるかな?

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雑木林はすっかり秋の装いですね。霧ヶ峰は標高も高いのですすきもドライフラワーのようになっていましたがこれはこれでまた綺麗です!

駐車場の所にあるお土産屋さんで飲むヨーグルトを買いました。このヨーグルトは酸味が少なく喉ごしの良いヨーグルトでとっても美味しかったから競技会場にいる娘にも買っていきました。

愛犬にも少しだけあげたら目を丸くしてペロペロしていましたよ。でも加糖されているので少しだけね。

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警察犬競技会会場見学!

まずは早朝から来ている娘に連絡をして、寒いからホカロン買ってきてと頼まれていた品物を渡すために待ち合わせをしました。そこで愛犬の兄ちゃんと一緒に写真を撮っていたらギャラリーが周りを囲んでイチレジでガシャガシャと写真と撮り始めました。

うちの仔達がなぜかモデルに・・・。

悪い気はしないんですけど、やっぱり会場が警察犬競技会場ですから、カメラを向ける方向が違うのでは?

と思いましたけど。娘と苦笑いです。

娘は仕事柄、時間が許す限りで毎年のようにこの競技会へ足を運んでいます。兄ちゃんも警察犬の訓練を入れているのでいつか出られたら良いね!その為にも会場の見学は不可欠。

私はこの年とその前の年の2回見に行っています。最初の年は娘と行ったので朝4時出発。会場に18時頃までいて食事したり寄り道もしたので家に着いたのが23時過ぎていました。

2度目になる年、娘は同僚と一緒に行ったので私は後から見学に行き落ち合ったわけですが、写真は少なく動画ばかり映していたので、1回目に行った時の写真を紹介しますね。

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緊張の連続!迫力のある競技

愛犬と兄ちゃんがいる場所は競技場から少し離れているところで駐車場のそばになります。

競技会場は緊迫した雰囲気で少しのミスが命取りになるようなコンマ1の差を競うものです。その為競技の見学は生け垣の外側からとか、通路から見る場面が多く、同じ敷地内に入っての見学はできません。

警察犬の科目は服従・臭気選別・追及・警戒などがあります。会場はそれぞれの科目によって分かれていて見学者は見たい会場に移動する形です。

日本の最高峰に当たる競技会ですから、会場に入ると異様な雰囲気に包まれています。指導手の緊張がピーンと張り詰めたような空気が伝わってきます。

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いかに正確にコマンド出すか、どのタイミングで出すか、犬との息を合わせていくことにほんの一瞬たりとも気持ちが緩んだら終わりです。

練習しているときの環境と、競技会場の環境、そのギャップ差のをいかに乗り越えるかにかかってくる部分は大きいです。

競技は見ているだけでも迫力があり、私たちの生活の中で警察犬がどのような訓練を重ねてきているのか凄く勉強にもなります。人間社会で働いている犬と指導手たちの努力を見ることは犬を愛する飼い主にとっても、また犬が嫌いな人にとってもきっと見方が変わると思いますよ。

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だた、注意して頂きたいのは、日本一を決めるそれ程の大会です。出場している人や犬はピリピリしています。だから会場にわんちゃんを連れてお散歩気分で見学して欲しくはありません。もし競技中に愛犬が吠えてしまったら、そのことによって左右されてはいけないのですが、一瞬その声に反応してしまうかも知れません。そのことによって呼吸のバランスを崩してしまう事もあります。

・愛犬は競技会場にできるだけ連れて行かない。

・大きな声で話したり騒いだりしない。

・競技中は視界に入る場所では動かない。移動は一つの競技が終了してからにする。

これは守って頂きたいことです。

私が家庭犬訓練競技会に初出場したとき、愛犬のずっと前方にベビーカーが通過しました。愛犬はそのベビーカーが視界に入ったようでベビーカーの所まで走って行ってしまいました。その場で失格です。

愛犬はベビーカーに孫がいると思ったのでしょう。

このように些細なことがきっっけで失格になってしまうこともあるのです。家庭犬訓練競技会なんて霧ヶ峰の警察犬競技会からすればごま粒のように小さな大会です。それでも日夜訓練を重ね、出場できるまでにこぎ着けるのですからいつもの練習通りにこなせるかが課題になります。

競技会場は出場者にとっては異様な雰囲気の場であり魔物が住んでいるとよく言います。

競技会場の周りにはお散歩できる小路や、競技会場から見えないような場所であれば一緒にお散歩することもできますので、愛犬と一緒に見学に行ったときはどうかよろしくお願い致します。

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霧ヶ峰の秋は美しい紅葉を見ることができるとても素敵な場所です。

愛犬と一緒にたくさんお散歩を楽しんだら少しだけ車で待機させ、警察犬訓練競技会の様子も見学してみてはいかがでしょうか。働くわんちゃんへの気持ちがきっと変わっていくと思いますよ。そして自分のわんちゃんにも少しだけダブらせてみてはいかがでしょう。これからずっと一緒に生活していく中で服従は大切な事でもあります。訓練の様子を見ればその大切さもきっと感じて貰えることと思います。

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