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「箱根の大涌谷」へ愛犬と車で行ってみた!犬連れ観光レポート【神奈川県 箱根町】

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箱根の「大涌谷(おおわくだに)」は愛犬と一緒に行ける人気観光スポット!箱根火山の噴気孔から立ち上る白煙や湯釜の荒々しくダイナミックな景色を富士山と共に楽しめます。

ロープウェイで行く方法もありますが、車で直接、大涌谷へ行けるのをご存じですか?

今回は、愛犬テト(トイプードル4歳)を連れて車で大涌谷まで行ってみました!その様子を詳しくレポートします♪

※愛犬と箱根旅行の記事はこちらをチェック!

◎愛犬と箱根ハイランドホテル宿泊レポート
>https://www.inutome.jp/c/column_2-651-50097.html

◎愛犬と「箱根関所」観光レポート
>https://www.inutome.jp/c/column_2-654-50570.html

◎愛犬と「箱根神社・九頭竜神社」観光レポート
>https://www.inutome.jp/c/column_2-655-50608.html

「箱根の大涌谷」ってどんなところ?

大涌谷(おおわくだに)は3,000年以上前に箱根の神山が箱根火山最後の水蒸気爆発を起こした地すべりによってできた火口跡です。

硫黄の噴気孔や熱水の水蒸気が立ち上る景色は、箱根の代表的な観光スポットとなっています。

2015年に記録的な噴火活動があったため、現在は全面開放ではありませんが、噴火警戒レベルが1まで引き下げられ、ロープウェイや黒たまご館が再開し安全に見学することができます。

また、たまごの蒸し場(湯釜)や噴気地帯の近くを歩ける自然研究路(散策路)は自由に入ることはできませんが、各回30名定員の引率入場(事前予約)で見学が可能になりました。(ペットは同伴不可)

植物は枯れ果て、岩石ばかりの荒々しい山肌からたくさんの水蒸気が噴気している様は、まるで地獄絵図のようで迫力満点!江戸時代までは「地獄谷」と呼ばれていたそうですよ。

(※2024年5月現在の情報です。)

車で行ける「箱根 大涌谷」のアクセス方法とは?

▲奥に見えるのが駐車場

「車で行ける大涌谷」

大涌谷は、山の上なのでロープウェイで行くイメージがありませんか?

意外と知られていないのが、大涌谷は車で直接行けること。駐車場がしっかり完備されており普通車109台まで停められます。

犬連れには便利で嬉しいですよね!

私たちが訪れた日は5月下旬の平日だったので、渋滞は無くスイスイと入場することができました。

休日や大型連休、紅葉シーズンなどは駐車場待ちで道路が大渋滞するので、 早めの時間に観光にするか、平日の観光をおすすめします。

混雑時は、国有林前バス停から1.3キロの距離が1時間以上かかる場合があるそうですよ。

【駐車場のご案内】

大涌谷駐車場料金はこちら
>https://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/images/ryoukinkaitei.pdf

大涌谷駐車場&インフォメーションセンター
>https://www.kanagawa-park.or.jp/owakudani/

<カーナビゲーションの設定について>

カーナビゲーションを設定する場合は、住所ではなく「大涌谷くろたまご館」または「箱根ロープウェイ大涌谷駅」を目的として入力するとスムーズですよ。

電話番号で設定する場合には、「0460-84-9605」で検索してくださいね。

「ロープウェイでも行ける!大涌谷」

もちろん大涌谷へは愛犬と一緒にロープウェイでも行くことができます。大涌谷の火口を真上から楽しむことができるのでこちらもおすすめです。

乗車の際は、愛犬を頭まで隠れるようなケージか、ふたが閉まるキャリーバッグに入れる必要があります。各駅にてケージの貸し出し(有料100円/回)も行っています。

【ロープウェイのご案内】

ロープウェイの詳しい行き方はこちら
>https://www.hakonenavi.jp/hakone-ropeway/

愛犬と「大涌谷の景色」を楽しもう!

▲駐車場側に壮大な富士山が見えます。

車を降りてすぐに感じたのは、とにかくものすごい硫黄の臭い!

この日は風もなく穏やかな日でしたので、より臭いを感じました。

硫黄の臭いが、大涌谷に来たぞ!という感じがします。

そして、駐車場からすぐに見えたのは大きな富士山!少し雲がかかっていますが綺麗な形で見えました。

山の上なので景色がとっても良いです~♪

多くの観光客が景色を写真に収めていました。

【大涌谷MAP】

▲富士山ビュースポットや大涌谷のビュースポット

出典元:https://owakudani.com/map/

大涌谷にはビュースポットがたくさんあります。現在は入れない場所もありますが、マップを見ながら回るのがおすすめです。

▲大涌谷から見える風景の案内板

景色の案内板もありました。景色と照らし合わせて眺めるのも楽しいです。

▲テトもびっくりの大涌谷の景色

早速、大涌谷の噴火口の景色です。

「わぁ~すごいね~!!」

風が無いので蒸気が良く見えます。

特に黄色い部分は硫黄の成分が冷えて結晶化したものだそう。

▲黒い建屋は「くろたまご館」

眺めを変えるため、一番奥の展望台まで行ってみます。

黒い建物はレストランや売店、お土産屋がある「くろたまご館」、裏側には箱根ロープウェイ乗り場があります。

客層はやはりインバウンド観光客の方が多く見られます。

ワンちゃん連れが何人かいましたよ。

ここは安全なのか?と真剣な眼差しで噴煙を見つめるテト。

大涌谷は硫黄の臭いが強く、今も有毒な硫化水素や火山性ガスを盛んに出しています。ワンちゃんと一緒に行っても大丈夫なの?という心配そうな口コミを目にしました。

調べてみたら、大涌谷ではリアルタイムで火山ガス観測数字を表示していました。

濃度のレベルが1(平常)、レベル2(注意・要注意)、レベル3(警戒)まであり、レベル3まで上がるとロープウェイが運休になり大涌谷は入山規制されるそうです。愛犬が心配な場合はチェックすると良いかもしれません。

箱根ナビ 「ガス濃度計測」
>https://www.hakonenavi.jp/volcanic_gas_info/volcanic_gas/

私たちは何も考えずに来てしまいましたが、この日はガス濃度レベル1。4キロに満たないトイプードルのテトに特に変わった様子はなく、帰宅後もとっても元気でした。

しかし、テトの被毛に思いのほか硫黄の臭いがついてしまいビックリ!気になる方は観光後にシャンプーが必要かもしれません。

▲大涌谷の地すべり対策事業についての案内板

大涌谷では、噴火活動によってもろくなった基盤石が変質して地すべりが発生するため、崩落を防ぐ砂防えん堤や石積みなどの対策工事を行っています。

▲段々になって見えるのが、地すべり防止の堤

景色を見ていると、生きている火山のすぐ側にいる怖さを感じます。まさに地球は生きている!という感じ!

現在は突発的な噴石の際に備えて、逃げ込めるシェルターが自然研究路の園路内7か所に設置されており、更なる安全対策の取り組みを進め、全面再開に向けて環境を整えているそうです。

くろたまご館を超えた先まで来ました。

こちら側の景色は大涌谷が一望できます。

▲箱根ハイランドホテルの赤い屋根が見える!

ロープウェイ側の景色を見ていたら、遠くに今回の箱根旅行で宿泊した箱根ハイランドホテルの赤い屋根が見えました。

先ほどホテル側からも大涌谷の水蒸気が見えたので、大涌谷からも見えてなんだか嬉しい♪

▲黒たまご館裏のビュースポットから

煙をあげている噴気孔や熱気、たちこめる硫黄の匂いなど、火山のダイナミックな活動の様子を間近で観察でき、とにかくすごい!の一言。

中学生の息子は滅多に見られないこの景色、どう感じたかな?

愛犬と「黒たまご」を楽しもう!

大涌谷へ来たら名物「黒たまご」はぜひ食べましょう♪1個食べると寿命が7年延びると言われています。

大涌谷も物価上昇の影響なのか、たまごのお値段も上がっている?

1個単位での販売は行っておらず、1袋4個入り/500円で販売していました。塩の小袋付です。

▲クンクン。おいらも食べられますか?

テトも臭いをクンクン。一緒に食べようね。

こちらの黒たまご、中は黒くありませんよ。殻が黒いだけで、中はいたって普通の白い茹で卵です。

しかし、旨味があって何故か普通より美味しいのです。

黄身までしっかり茹で上がっているので愛犬も一緒に食べられます。ぜひ味わってみてくださいね。

▲ゆ~らんどの売店

大涌谷にはレストランやお食事処が数か所あるのですが、店内は全てペット不可です。

売店もあるので美味しいスイーツや軽食は外のベンチで楽しみましょう。

私は「はこどらソフト」を購入~。5月とはいえ日差しが暑いので冷たいものが欲しくなります。

ベンチに座って美味しく頂きました。

お土産を選ぶなら「くろたまご館」がおすすめ!

▲大涌谷の「くろたまご館」

大涌谷でお土産を購入するなら、くろたまご館の中にある「くろたまSHOP」がおすすめです。

▲くろたまご館内のお土産売り場

出典元:https://owakudani.com/shop/

こちらでは、大涌谷限定のオリジナルのお土産や黒たまごの味わいを楽しめるお菓子、スイーツなどが多数販売されています。

▲人気No.1大涌谷黒たまごまんじゅう4個入り680円税込/8個入り1,250円税込 

出典元:https://owakudani.com/original/

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▲大涌谷ミニオブジェ1,100円税込

出典元:https://owakudani.com/goods/

館内へはペットは入れませんので交代でお買い物を楽しみましょう♪

▲箱根ジオミュージアムの入口

くろたまご館には「箱根ジオミュージアム」がありますので、交代で見学するのも楽しいです♪

こちらでは、大涌谷の地形模型やコラム展示などで、箱根火山の魅力を楽しめます。

※インフォメーションゾーンは無料、ジオホールは有料(大人100円)。

箱根ジオミュージアム
>https://www.hakone-geomuseum.jp/

▲くろたまご館の外のベンチ席

くろたまご館の外には屋根付きのベンチ席がありました。ワンちゃん連れはこちらの方が日陰で良いかもしれません。ドリンクや軽食を食べながら快適に休憩できそうです。

大涌谷の「延命地蔵尊」で延命祈願しよう!

▲大涌谷の延命地蔵尊

大涌谷の自然研究路方面に向かった少し高台のところに「延命地蔵尊」があります。

その昔、弘法大使が旅の途中、大涌谷の地獄のような景色をご覧になり、心を痛めこの地一体の地蔵菩薩を刻み、苦しんでいる人々の救済を祈願したのが始まりと言われています。延命や子育てのお地蔵様として親しまれています。

▲延命地蔵尊の由来

弘法大使が出てくるなんて、大涌谷の歴史を感じる場所ですね。

愛犬もお堂の手前まで一緒に行けますので、黒たまごを食べて寿命を延ばし、こちらでも延命祈願をしましょう。

これで長生きは間違いなしですよ!

まとめ

神奈川出身の筆者はもう5回目の大涌谷ですが、何度訪れても、硫黄の香り漂い白煙が立ち上る雄大な景観と、大自然の迫力に圧倒されます。

地球の息吹を感じられる噴火口地帯に近づけるのはとても面白い経験です。

車でも簡単に行くことができる大涌谷は愛犬連れにおすすめの観光地です。美しい富士山も楽しめますので、愛犬との思い出作りにぜひ渋滞の無い平日、または早い時間帯に訪れてみてくださいね♪

【箱根 大涌谷】
所在地:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-1
TEL:0460-84-9605
営業時間:午前9時00分~午後4時00分
駐車場:園地駐車場 大型10台/普通109台 /二輪車10台
大型バス専用駐車場 大型14台
<駐車場の注意事項>
*大型駐車枠は普通駐車枠として利用する場合があります。     
*大涌谷園地の開放時間は午前9時00分~午後5時00分まで。 夜間は閉鎖されます。
*時間外は駐車場出入口をすべて施錠します。時間までにお戻りください。
*悪天候時には、時間内であっても駐車場を閉める場合があります。
ペットの同伴:大型犬までリードでOK

大涌谷の公式ページを見る

※愛犬と箱根旅行の記事はこちらをチェック!

◎愛犬と箱根ハイランドホテル宿泊レポート
>https://www.inutome.jp/c/column_2-651-50097.html

◎愛犬と「箱根関所」観光レポート
>https://www.inutome.jp/c/column_2-654-50570.html

◎愛犬と「箱根神社・九頭竜神社」観光レポート
>https://www.inutome.jp/c/column_2-655-50608.html

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石田 凛理子

石田 凛理子

神奈川県在住のフリーライター
フラワーアレンジメント講師
2人の息子の母
実家でパグの出産、育児を経験し、
現在はトイプードルの男の子と暮らしています。
みなさまの愛犬にお役に立てる情報を発信していきたいです。
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