今年の夏休み、我が家の愛犬トイプードルのテト(2歳半♂)を連れて、「軽井沢ガーデンテラス」へキャンプに行ってきました。
キャンプ歴は10年以上の我が家ですが、犬を連れてのキャンプは初めてであり、テトに限ってはお泊り自体が初めて。どんなキャンプになるのかドキドキしながら行ってきました!
今回は、そんな「犬連れキャンプ初心者」の筆者が持って行って良かった持ち物や注意点など、テトの行動と共にご紹介します。
<目次>
ペット可キャビン有り!「軽井沢ガーデンテラス」のご紹介
▲こちらは本棟。売店とレストランがあります。
今回宿泊したキャンプ場施設は、軽井沢の高原畑に囲まれた場所にあるキャンピングコテージ「軽井沢ガーデンテラス」。
雰囲気の良いコテージが4棟のみのプライベート感のある素敵なキャンプ場です。全てのキャンプギアがレンタルすることができ、手ぶらでBBQも可能で朝食も注文できます。
【施設マップ】
▲ペット可のキャンプスタイル・キャビン棟
こちらのキャンプスタイル・キャビン棟のみペットとの宿泊が可能。ペットは中・小型犬7~8kg位、最大2頭までOK。ペット1頭につきプラス1,000円かかります。
キャビン内は土足OK。室内もペット可でノーリードOKだったのも予約の決め手となりました。
間取りはこんな感じで8名まで宿泊可能なため広いです。
まるで一軒家のようでした。
専用ガーデンにはテントやタープを張ることができ、グループでの宿泊も可能。
▲専用庭にタープを広く張りました。
今回はいつもキャンプを一緒にする友人家族も一緒です。
キャビンが意外と広かったため、専用庭には宿泊テントではなく、タープを広く張り、キャビン内に2家族で就寝しました。
キャビン内にはペット用のケージの他にペット用のお皿が2つ、おしっこシートも常備されていてとても親切です。
▲専用ドッグラン
小さめですが人工芝の専用ドッグランも付いています。
▲更に上がると共用の展望デッキがあります。
▲展望デッキからの景色
展望デッキも付いていて、遠くに浅間山が見渡せるとっても気持ちの良い景色。ここで朝食を取っても良さそうですね。
愛犬との初キャンプで軽井沢を選んで良かった理由
▲キャンプ場から見える景色。遠くに浅間山
昨今の日本の夏の猛暑を考慮すると、「テトとの初キャンプは絶対に涼しく過ごせる場所に限る!」と選んだ日本の避暑地「軽井沢」。
これが大正解!8月の半ばだというのに昼でもエアコンいらず、夜は肌寒いくらいの涼しさでした。(もちろん日向は暑いですが。)
▲ロングリードで自由に動き回るテト
思いの他、テトがキャンプ中、楽しくて興奮していたため、ハアハアとパンティングが止まらなかったので、少し心配しましたが、涼しかったのですぐに落ち着くことができました。
テトの体調を考慮して、初日は暑い中の観光は無理にせず、友人家族と地元のスーパーで待ち合わせをして買い出しからスタート。
翌日はキャンプ場を出た後に、犬同伴OKのベーカリーでランチをして、渋滞にはまる前に帰路へつきました。
こんなに涼しい軽井沢なら、山中の滝を見に行くような涼しい観光なら次回は追加できそうです。
愛犬との初キャンプの事前準備
▲我が家の愛犬トイプードルのテト
キャンプに行く前にテトのために事前準備していたもの・ことがあります。結局、ムダになってしまったものもありますが、準備しておくと安心なのでご紹介します。
【事前準備したもの・こと】
・8種混合ワクチン接種
・車に慣らせる
・ケージで寝る習慣をつける
・キャンプ場周辺の動物病院検索
・犬用コットに慣らせる
・熱中症対策グッズの用意
・8種混合ワクチン接種
キャンプにいつでも行けるように、テトには毎年、レプトスピラ症(ネズミなどの尿から感染する病気)を防ぐ8種混合ワクチンを接種しています。もちろん、ノミ・ダニのお薬も毎月欠かさず準備万端。
・車に慣らせる
車で日帰りのお出かけを何度もして、車中の犬用のドライブシートやサービスエリアでの過ごし方も慣らしていました。おかげで、キャンプ場では気が休まることなく大興奮のテトでしたが、車中ではくつろぎモードにすぐに切り替わり、体を休める事ができていました。
・ケージで寝る習慣をつける
旅行のためのしつけではなかったのですが、我が家のテトはリビングの広めのケージで就寝しています。「ハウス」と言えば入るし、夜に家族が寝る雰囲気を出すと、指示を出さなくても入って寝るように習慣がついています。
キャンプ場ではキャビンに2家族で雑魚寝でしたので、ケージにスムーズに入ってくれて迷惑をかけずに助かりました。
・キャンプ場周辺の動物病院の検索
何かあった時のために、キャンプ場周辺の動物病院を何箇所か調べておくと安心です。休診日や営業時間もチェックしておきました。
・犬用コットに慣らせる
キャンプ場でテトが一人でくつろげる場所を作るために、犬用の低いコットも事前に購入しておき、自分の匂いをつけるためにも、しばらくリビングに置いて、座ることに慣らしてから持って行きました。
しかしながら、キャンプ場で楽しくて興奮状態のテトは、終始、伏せをして休むことが無く、やっと座った!と思ったらサイトの地面の上にそのまま伏せを・・・。
何度かコットに誘導したものの、結局コットは一度も使わず、私のイスや主人の膝の上で休んでいました。
う~ん。何回かキャンプに行けばいつか使ってくれるのかしら?(笑)
・熱中症対策グッズの用意
熱中症対策に、クールマットや首に巻く冷えタオル、水枕、水分補給ゼリー、2日目用に叩けば冷えるアイスノンなどを用意。
軽井沢は涼しく過ごせたので、結局、熱中症対策グッズを使うことはなかったのですが、とにかくあれば安心して過ごすことができるので持って行きました。楽しむためには「心の安心」が大切です。
愛犬との初キャンプで持っていって良かったもの
▲テトの活躍した荷物たち
テトとの初めてのキャンプで持ってきて良かったもの、活躍したものは以下のようなものです。
【持ってきてよかったもの】
・いつものテトのクッション
・伸縮ロングリード
・グルーミングブラシ
・いつものお散歩グッズ
・いつものテトのクッション
犬は自分の匂いがついているものに安心するといいます。
今回は就寝時、落ち着いて寝られるように、テトがいつも寝床にしているクッションとクールマットを持って行きました。
キャビンのケージ内に置いたのですが、寝る時に、私が「ハウス!」と指示するとすんなり入ってくれて驚きました。
・伸縮ロングリード
キャンプサイトには専用ドッグランが付いています。しかし、他のみんなの動きが気になるテトはドッグランの出入り口の階段を上って外に出てしまいます。
そのため、ドッグランでも結局リードを付けていました。この時、伸縮するタイプのロングリードが大活躍でした。
タープを張って食事をする専用庭はリードを付けなければいけなかったため、伸縮リードはテトが自由に動き回れて助かりました。
・グルーミングブラシ
キャンプ場でみんなに撫でてもらい、サイトの地面に伏せしてしまうテトの身体は一日でボサボサになりゴミも付いていました。
トイプードルの毛は手足にゴミが付くとなかなか取りづらいので、念のため持って行ったグルーミングブラシでブラッシングできたので助かりました。
・いつものお散歩グッズ
一番便利で最強アイテムだったのは、いつものお散歩グッズ。
つまり、お散歩バッグに入れた給水ボトルと糞入れカプセルにウンチ袋などのことです。
観光やサービスエリアなどで排泄をした時にお散歩バッグにグッズがまとめてあれば便利です。
愛犬との初キャンプで忘れてはいけない物はこれだった!
▲友人に抱っこされて嬉しそうなテト
今回のキャンプで忘れ物をして困ったものがありました。
困ってから初めて持ってくれば良かったと感じたもの。それは以下のようなものです。
【忘れ物をして困ったもの】
・いつものお皿・水入れ
・いつもの毛布
・いつものトイレ
・ペットフェンス
・いつものお皿・水入れ
いつも使っているごはんのお皿と水入れを持っていくつもりが忘れてしまいました。
キャビン内にはペット用の皿が2枚金属製のものが用意されていたので大丈夫と思っていました。
しかし、この皿に水を入れても、フードを入れても、テトはなんとなくプイっとします。なのに、お散歩用の給水ボトルからは水を飲んでいました。
やっとお腹が空いたころ、お肉のトッピングだけを皿から食べてくれました。原因はわかりませんが、やはりいつも使い慣れている食器の方が安心なのかな?と思いました。
・いつもの毛布
夜にキャビンでジェンガをして遊んでいたのですが、テトが自分の居場所を探してクルクルと落ち着かない様子でした。
いつも使っている匂いのついた毛布を持ってきてあげれば・・・。と後悔。気候的に毛布はいらないと思ってしまい判断を誤りました。
・いつものトイレ
家でのテトの排尿は、いつも薄いシリコンの滑り止めマットの上に敷いたおしっこシートの上です。よその家に遊びに行っても、おしっこシートを敷いた場所にしてくれます。
しかし、キャンプ場でおしっこシートだけ広げても、楽しさと興奮でなかなかしてくれず、お散歩に出てやっとする感じでした。
犬は成犬で最長12時間おしっこを我慢できるといいます。しかし、まだキャンプに慣れないテトには、知らない場所で排尿するのは違和感があったようです。
いつもの滑り止めシートを荷物になってしまってもいいから持って行けば何か違っていたかもと思いました。
・ペットフェンス
家ではテトが階段に行かないようにペットフェンスを置いています。
そんなペットフェンスがキャンプにもあった方が便利な場面がありました。それはドッグランの出入り口と、キャビンの出入り口です。
先にも書いたように、ドッグランでノーリードにしても、出入り口は出ようとするし、キャビン内では就寝準備の歯磨きやトイレでドアが開くたびに一緒に出そうになるので、フェンスがあったら安心だったなと感じました。
今回はキャビンですが、きっと、テントの出入り口にあっても便利なはずです。
なかったらなかったで、どうにか過ごせるのですが、次回は持って行こうと思います。
愛犬は初めての場所でぐっすり眠れたのか?
▲初めての花火を見るテト
飼い主の私たちが一番心配していたのは熱中症の次に、夜ちゃんと寝てくれるかということ。
結果はというと、半分寝て、半分起きていた!?
今回はキャビン内で友人家族と雑魚寝になりました。テトはキャビン内のペット専用ケージで就寝です。
テトはすんなりケージにハウスしてくれたのですが、ほどなく、主人のいびきや、ドアがギイギイ開く音、街灯が反射する光など、気になるものが沢山あったようです。
いろいろな初めての音をお座りして耳を澄まし、飛び起きたり、唸ったりしてなかなか横にならず。音を理解し、安心した頃にやっと眠りにつけたように見えました。
ケージのすぐ隣に添い寝していた私は、テトが吠えだすのではないかと、ドキドキ、ハラハラしながらテトを観察する羽目に。そして、結果、テトと同じ寝不足に・・・。(笑)
朝、友人に聞いたら、主人のいびきの方が気になったようで、結果オーライ!?でした。
初キャンプから帰宅後の愛犬の様子
▲ベロ出してくつろぐテト
テトにとっても初めてのお泊りキャンプ。きっと帰宅後にぐったり疲れが出るのでは?と予想していたのですが、帰りは慣れた車中のシートでぐっすり眠ったせいか、飼い主の心配をよそにいつものように元気。まだ2歳半、若さでしょうか?
それでも、無理をせずシャンプーは翌日にしてあげました。
愛犬との初キャンプの感想(まとめ)
▲2日目に立ち寄ったベーカリーでパチリ
昨今の暑さで避暑地と言われる軽井沢であっても、どう過ごせるのか心配でしたが、軽井沢を選んで正解!
軽井沢は8月でもとても涼しくて初キャンプにはおすすめの場所でした。
今回、初めてテトとキャンプ場で過ごして、テトがどんな行動するのか、なんとなくわかったので、次回はもっと心に余裕を持ってキャンプができそうです。
一緒に過ごした友人家族も、子ども達とテトが触れ合うのを見て、キャンプにワンちゃんがいるのっていいね!と言って最後まで可愛がってくれました。
テトも楽しくて刺激的な1泊2日だったのではないでしょうか。
今回の記事がみなさんの愛犬との旅行の参考になれば幸いです。
【軽井沢ガーデンテラス】
所在地:〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1130-357
TEL/FAX:0267-46-6090
フラワーアレンジメント講師
2人の息子の母
実家でパグの出産、育児を経験し、
現在はトイプードルの男の子と暮らしています。
みなさまの愛犬にお役に立てる情報を発信していきたいです。
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