初めて子犬を迎えたら1年間はやる事がいっぱい!主にどんなことをやるの?の疑問にお答えすべく、今回は子犬を迎えてからの【やる事】をリスト化してみましたのでぜひ参考にしてみてください。
<目次>
子犬を迎えてからの【やる事リスト】
初めて犬を飼う方は色々と不安な事が多いですよね。今回は子犬を迎えてから1年間に行うべき大切なこと8項目をリスト化してみました。
【子犬を迎えてからのやる事リスト】
①動物病院で健康診断
②混合ワクチン接種
③狂犬病ワクチン接種
④避妊・去勢手術
⑤マイクロチップ装着
⑥フィラリア・ノミ・ダニ予防
⑦社会化トレーニング
⑧しつけ(体をどこでも触らせる)
それではひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
子犬を迎えたらやる事① 動物病院で健康診断
子犬の入手先でのワクチン接種状況やお腹の虫の駆除薬の投与の確認をし、1週間ほどしたら動物病院で健康診断を受けましょう。
新しいワクチンプログラムを獣医師に組んでもらいます。
健康診断は家に迎えて環境になれた頃に体調を崩すことが多いため必要です。
子犬を迎えたらやる事② 混合ワクチン接種
生後6週~16週の間に2~3回接種後、6カ月~1歳ごろに追加接種し、その後は年1回追加接種していきます。
6種~10種の混合ワクチンを子犬の生活環境に合わせて選んで接種します。
子犬を迎えたらやる事③ 狂犬病ワクチン接種
混合ワクチン接種から1カ月間あけて接種します。犬を飼ったら市区町村への犬の登録と、年1回の狂犬病予防接種は法律で義務付けられています。
現在日本では狂犬病は発生していませんが、接種率が低下の傾向にあります。接種率が低下し再び蔓延している国もありますので日本も安心できません。忘れずに接種しましょう。
子犬を迎えたらやる事④ 避妊・去勢手術
生後6カ月ごろを目安に手術することが多いです。(犬種によって時期が異なります。)
繁殖目的がある場合を除き、愛犬には避妊・去勢手術をしてあげることが望ましいです。
避妊・去勢手術を行うことにより、発情による生涯のストレスの軽減、性ホルモンによる病気の予防に有効で健康的に過ごせるメリットが多くなります。
大切な手術ですので病院選びは慎重に行いましょう。診察室やトイレが清潔であれば手術室や器具も清潔であることがわかります。
また、溶ける糸を選んであげると抜糸の必要がなく、子犬の負担も軽減されます。
子犬を迎えたらやる事⑤ マイクロチップ装着
マイクロチップとは直径2mm、長さ10mm程度の円筒型をした個別識別用の電子機器です。首あたりの皮膚に注射器で一瞬にして装着可能。麻酔もいりません。
15桁の番号で身元照会ができるので、迷子になっても再会できる確率が大きくなりました。
今はブリーダーやペットショップなどではマイクロチップ装着が義務化されていますが、迎えた子犬への装着がまだの場合、病院で行ってくれますので検討することをおすすめします。
子犬を迎えたらやる事⑥ フィラリア・ノミ・ダニ予防
月齢に関わらず駆除薬を使い年間を通してしっかり対策をします。首元に薬を垂らすスポットオンタイプからおやつのように食べられるタイプの駆除薬も人気です。
近年は人にも感染し死者を出している重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、ウィルスを保有しているマダニから感染します。年間を通したノミ・ダニ対策はとても重要です。
子犬を迎えたらやる事⑦ 社会化トレーニング
子犬の散歩デビューは3回目のワクチン接種から2週間後が望ましいのですが、免疫が付くのを待っていては子犬の社会化の時期を逃してしまいます。
社会化が十分にされていないと人や環境への恐怖心が拭いきれず、唸ったり咬みついたりするなどの攻撃性が出る場合があります。
抱っこやスリングを利用して外の世界に連れ出し景色を見せ生活音や匂いを感じさせてあげてください。色々な人間に会わせるのも大切です。
子犬同士遊ばせるのも大切なのでパピーパーティーなどに参加させるのも良いでしょう。
子犬を迎えたらやる事⑧ しつけ(体をどこでも触らせる)
全ての項目と同時進行で社会化トレーニングとしつけは行っていく必要があります。
ここでいう子犬の最初のしつけは、トイレや食事以外に体をどこでも触らせるということです。
犬の世話には目や耳のケア、爪切り、歯磨き、グルーミングなどがあり、病気になれば薬を飲ませたり、薬を塗ったり体のあらゆる部分を触らなくてはならない事が多くあります。
体をさわると嫌がってしまい、唸る、咬みつくなどの行為がある場合、世話すること自体がとても困難になってしまい飼い主さんも疲労困憊してしまいます。
子犬の時期から口の中やマズル、足や爪、肛門など色々な場所を触って慣らし、誰が触っても嫌がらない犬にしつけをすることがお座りやマテを教える事より最重要項目です。
まとめ
リストを見ると、子犬の飼い始めはいろいろと忙しいことがわかります。事前にわかっていれば慌てることなく子犬を育てることに専念できるのでぜひ活用してみてください。
子犬を迎えてからの嬉しい忙しさは約1年は続きます。楽しみながら行っていただけたらと思います。
<参考書籍>
いぬ大全304 藤井康一(著)
うまくいくイヌのしつけの科学 西川文二(著)
フラワーアレンジメント講師
2人の息子の母
実家でパグの出産、育児を経験し、
現在はトイプードルの男の子と暮らしています。
みなさまの愛犬にお役に立てる情報を発信していきたいです。
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