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【犬の皮膚疾患】アレルギーの種類から、オススメのフードやシャンプーまでご紹介!

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愛犬の皮膚病にお悩みでしょうか?長い歴史の中で人と暮らしてきた犬ですが、ペット化が進むにつれて皮膚疾患を抱えている子が多くなりました。

筆者も愛犬の皮膚病とアレルギーに悩み、解決策を色々と模索してきました。

今回は皮膚疾患を抱える犬の飼い主さんに向けて、皮膚病やアレルギーの種類、オススメのフードやシャンプーをお伝えします。

この記事を読み終わる頃には、解決策が見つかることでしょう。

犬の皮膚病にはどんな種類があるの?

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犬の皮膚病は大きく3つに分けることができます。

・細菌感染によるもの

・寄生虫によるもの

・アレルギーによるもの

1つだけではなくそれぞれが合わさって皮膚病を発症する場合もあり、細かく分けると犬の皮膚病は200種類以上もあるといわれています。

皮膚病は放置しておくと悪化・再発を繰り返す可能性が高いので、主に犬がかかりやすい皮膚病をご紹介いたします。

・膿皮症

犬が最もかかりやすい皮膚病といわれているのが、膿皮症です。

膿皮症は皮膚の上で細菌が繁殖し、化膿している状態のことをいいます。

全身どこにでもできるのですが、口の周りや肛門・陰部周り、指の間やお腹など、比較的皮膚が薄く柔らかいところにできます。

何度も繰り返し同じ場所を掻く・掻いた場所が化膿している・斑状に脱毛している・赤くブツブツとした発疹が見られる、のが特徴です。

・皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症は、犬の体内に真菌(カビ)が入り込むことによって引き起こる皮膚病です。

円形の脱毛が徐々に広がっていくのが特徴で、ポロポロとしたフケが出ます。

また脱毛している周辺に発疹ができたり、かさぶたができます。

膿皮症ほど強い痒みはないものの、日に日に脱毛箇所が増えるので、1度なると新しい毛が生えてくるまでに時間がかかります。

・ツメダニ症

ツメダニ症はツメダニというダニが皮膚に侵入することで、引き起こる皮膚病です。

すでに感染している犬から移ることがほとんどです。

犬自体に強烈な痒みはないものの、大量のフケ・脱毛・発疹が特徴です。

あまり痒がらないので気付きにくいかもしれませんが、ほかの犬に感染させてしまう危険性もあります。

大量のフケが出るようになったら、ツメダニ症を疑ってください。

・疥癬(かいせん)

疥癬はヒセンダニが皮膚に侵入することで、発症します。

皮膚病の中でも1番痒がるといわれるほど、猛烈な痒みを伴うのが特徴です。

ほかの犬からの感染がほとんどで、ひどい痒み・大量のフケ・まだら状の脱毛・発疹・化膿といった症状が見られます。

・毛包虫症(アカラス)

アカラスはニキビダニが皮膚に侵入することで発症し、子犬に多く見られる皮膚病の1種です。

痒み・脱毛・皮膚の赤み・フケが発生するのが特徴的で、特に皮膚の赤みとフケは全身に広がっていることが多いです。

犬のアレルギーは人間とほとんど同じだけある!

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ドッグフードにも様々な原料が使われるようになった現代で、人と同じようにアレルギー皮膚炎を発症する犬も増えてきました。

犬のアレルギーはほとんどが人と同じだけ種類があり、犬によっては複数のアレルギーを抱えている場合もあります。

以下が主に犬が抱えているアレルギーの種類です。

・ハウスダスト

・タバコの煙

・花粉

・食べ物

・シャンプーや洋服などに含まれている、直接肌に触れるものの成分

人も同じですが、犬のアレルギーも、アレルギー症状が出たら治療すればいいものではありません。

アレルギーは重度になると呼吸困難を引き起こすなどの症状が出るため、命に関わることになりかねないのです。

細菌感染や寄生虫感染は意図しないところで感染し、対処療法で治療することが可能ですが、アレルギーはアレルギーの原因を突き止めて排除し、遠ざけることが必要です。

愛犬にこんな症状が出たら皮膚疾患を疑おう。

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多くの皮膚病に出る症状をご紹介致しますので、愛犬に出ている症状と見比べてみてください。

また複数回繰り返すようであればアレルギーの可能性もあるので、速やかに病院に行きましょう。

・何度も掻く、寝る時間も関係なく掻きつづける。

・赤い発疹が出る、発疹が化膿している

・円型やまだら模様の脱毛が見られる

・カサカサとしたかさぶたを剥がしたようなフケが見られる

・特定の場所・食べ物・時期になると必ず体を痒がる

皮膚疾患を持つ犬に、本当にオススメしたいドッグフード

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我が家の愛犬も皮膚が弱く、ドッグフードは何十種類も試しました。

今ではほとんど生肉を中心とした食事ですが、時々ドッグフードを与えるので、皮膚病の犬に本当にオススメのドッグフードをご紹介致します。

・K-9 Natural

K-9はニュージーランド産の生肉をフリーズドライしてドッグフードを作っており、匂いも味も、そして安心面でも1番オススメのドッグフードです。

牛・豚・鶏・鹿と4種類のお肉から選ぶことができ、成長ホルモン剤や抗生物質、サプリメント等は一切与えられずに育ったお肉だけを使用しています。

またニュージーランドにしかいない「ニュージーランド緑イ貝」という貝が含まれているのですが、ニュージーランド緑イ貝には犬の皮膚に欠かせないオメガ3脂肪酸や、コンドロイチン・ビタミン・ミネラルなどを含んでいます。

K-9のドッグフードは生肉をそのままフリーズドライしているので、与える際には水かぬるま湯で生肉の状態の水分量まで戻す必要があります。

カリカリしたフードが好きな子にはそのまま与えることもできますが、水で戻した方がより匂いが強く出るので食いつきがよくなります。

■ケーナインナチュラル (K9 Natural) フリーズドライ ラム・フィースト 500g (2kg分)

・Ziwi(ジウィ)

ZiwiもK-9と同じニュージーランドで、製造・販売されているドッグフードです。

Ziwiのドッグフードは動物のすべてを使用して作られていて、肉だけではなく内臓・心臓・胃袋などがエア・ドライ製法で加工されています。

犬の皮膚を健康に保つための緑イ貝・ビタミン・ミネラル・アミノ酸が豊富に含まれており、すべて人が食べるものと同じ基準で厳しく管理されています。

Ziwiのドッグフードは5種類あり、ベニソン・ラム・ニュージーランドグラスフェッドビーフ・ニュージーランドマッカロー&ラム・トライプ&ラムから選ぶことができます。

さすが生肉!と感じるほど匂いが強いので、偏食のわんちゃんにもオススメです。

■Ziwi ジウィ エアドライ・ドッグフード ベニソン(鹿) 454g

皮膚疾患を持つ犬に、本当にオススメしたいシャンプー

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皮膚病になると体を清潔に保つことも大切になってきますが、シャンプーが合わないと更に症状を悪化させてしまうことになります。

本当にオススメしたいシャンプーを厳選したので、ご紹介させていただきます。

・フジタ製薬

フジタ製薬から発売されている薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーは、皮膚・被毛の洗浄や殺菌消臭に効果のあるシャンプーです。

動物病院で最も処方されているクロルヘキシジンという成分が配合されていて、細菌・真菌・ウィルスなど広い抗菌作用があります。

匂いやふわふわの仕上がりは市販のものに比べると劣りますが、皮膚疾患のある犬は騙されたと思って使ってみてください。

皮膚の状態が芳しくないときは1度シャンプーし、そのあと湯船にお湯を張って少量のシャンプーを入れて、愛犬を入浴させ、少し浸からせるのがオススメです。

■フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー

・ノルバサン

ノルバサンのシャンプーにもクロルヘキシジンが含まれていて、Amazonの犬猫シャンプーランキングでは、フジタ製薬の薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプーに次ぐ人気があります。

膿皮症改善・膿皮症予防に使用している飼い主さんが多く、その効果は自信を持ってオススメできるほどです。

クロルヘキシジンの他に、ヤシ油脂肪酸アミドが含まれているので、皮膚の改善・向上も期待することができます。

多い方で週に1度、少なくても2週に1回はシャンプーをすることで、皮膚疾患から守ることができます。

■ノルバサン シャンプー

まとめ

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犬は野生で生きていた時代よりも、人が作り出した化学物質を口にする機会が増えました。

それにより皮膚疾患を抱える子も多くなり、アレルギーの発症率は年々上がっています。

飼い主としてできることは痒がったら病院に連れていくだけではなく、日頃の食事やシャンプー、生活習慣などで再発防止をすることです。

一気に全てを変えようとすると大変なので、特に食事は徐々に切り替えるようにしましょう。

今回は犬の皮膚疾患についてお話ししてきましたが、以下の点をご記憶していただけると幸いです。

・犬の皮膚病は主に細菌感染(膿皮症)・寄生虫によるもの(ダニ・ノミ)・アレルギーの3つ

・食事は生肉を重視し、必須脂肪酸やビタミン・ミネラルの多いものを選ぶ

・シャンプーはクロルヘキシジンが入っているものを使う

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中川リナ
沖縄県在住のフリーライター。
沖縄移住をきっかけに保護犬ボランティアを始め、アメリカン・ピットブル・テリアとジャーマンシェパードドッグの元保護犬2匹と一緒に暮らす。
アメリカン・ピットブル・テリアがアレルギー疾患を抱えていたことをきっかけに、食の大切さを知り、現在は生食にこだわった食事を取り入れている。