愛犬をもっと楽しく撮る為の撮影術！「色」の法則を知ろう

「インスタ映え」が2017年の流行語大賞に選ばれましたが、世界中でフォロワー数が多いインスタグラマーは「色」の法則に力を入れているのをご存知でしょうか？色の法則を知る事で写真の見方も変わり、より主役の愛犬を引き立たせられます。取り入れる事によって写真がランクアップすること間違いなし！それでは早速「色」についてご紹介いたします。

カラーウィールとは？

こちらのカラーウィール（又はカラーサークル）はご存知でしょうか？一度は目にした事があるかもしれません。円周上12色で構成されていて、それぞれの色の組み合わせパターンは6つ（7つの場合も）あります。カラーウィールを持ち歩く事によっていざという時に役立ちます。

ネット検索をすれば沢山写真があるのでスマホに写真を保存するのも良いですが、海外も含めてカラーウィールの無料アプリもあります。インストールしておけば、いつでもスマホで確認ができオススメ。

個人的に海外の無料アプリ「Color Wheel – Basic color schemes」をオススメします。シンプルで使いやすいです。

「補色」で写真の構成を決めてみよう！

では、早速カラーウィールを使ってみましょう。

「補色」とはカラーウィール上で向かい合う（正反対）の位置の色をいいます。
正反対の色ですが、実はとても相性が良く、このテクニックを使うだけで写真がグ～ンとランクアップ！そして愛犬を撮る場合は「補色」を使う事で背景とメリハリが生まれます。

「補色」の例えとして、向日葵の写真を見てみましょう。

どちらとも綺麗な向日葵ですが、最初の写真より補色を使っている二枚目の写真の方がより写真映えしていますよね。どこにピントを合わせているのかも直ぐに分かります。

具体的に愛犬を撮影で使えるテクニックとは？

愛犬との撮影時には、
・洋服
・アクセサリー
・玩具
などの「色」を意識して撮影してみましょう。

まずは下の二枚の写真から。
新緑シーンで愛犬が楽しそうに走っています。手前側でタンポポが咲き乱れているのを引き立たせる為、黄色の補色である紫色に近い玩具を使いました。どうでしょう、二枚目の写真で愛犬とタンポポが強調されメリハリもありますよね。

この様に玩具の色を一工夫するだけなので、とても簡単！

その他にも補色を意識して撮られた写真を見てみましょう。
2017年は世界中で「エンジェルウィングス」がとても話題になり、愛犬を赤いレンガの前に立たせて撮る機会が増えたのではないでしょうか？その時に、愛犬のお洋服の色変えるだけで写真映えします。赤系のレンガなら緑色、オレンジが強めなら青色のお洋服を着せてみよう。