[今更聞けない] 愛犬を連れて電車の乗り方ＴＩＰＳ＆B実戦

愛犬とお出かけする時の移動手段として何をお使いですか？

我が家は6年ほど前から愛犬と一緒に電車でも移動していますが、よく思うのは平日の近場の移動なら早いし便利。ただ最近は、ベビーカーに対してのマナーやモラルが見直されている中でのペット連れは更に肩身が狭いのも現実。でも乗車している方たちも慣れてきているので、乗りやすくなったとも感じます。

では愛犬を連れて電車に乗った事がない方や、これからペットバギーでも電車を利用してみたい方へ実践しながらご説明いたします！

チェックポイント①　愛犬用のバッグのサイズ

大体どの電車も愛犬用のバッグの規定サイズは、

■長さ70cm以内

■タテ・ヨコ・高さの合計90cm程度　

です。

リュックタイプやゲージで移動する場合は普段通りに自動改札を通れますが、ペットバギーの場合は自動改札機の間を通れるサイズか事前に確認する必要があります。一般的な自動改札機の幅は55cm～60cmの間なので、バギー（フレーム）の幅が55cm未満なら全く問題ないでしょう。

JR線の場合は手回り切符を買う必要があるので、窓口があるバリアフリー専用の自動改札から入ればよいですが、窓口が混雑している場合が多いので駅から出る時の事を考えるとやはり55cm以下が安心です。

JR線を利用の場合はペットのバックについての規制が少々厳しいのでこちらの記事を参考にして下さい。→ https://www.inutome.jp/c/column_8-15-14937.html

チェックポイント②　エレベーターの位置

実は普段あまり乗らない駅内のエレベーターは複雑なのです。事前にエレベーターの位置を確認する事を強くおすすめします。

まず、乗り継ぎが無い場合はエレベーターから降りたら、ホーム内を移動せず電車に乗れば、降りる駅のホームでも同様の場所にエレベーターがあります。しかし乗り継ぎの場合、特に大きな駅はエレベーターの場所が変わり複雑になっている事が多いです。

都心になればなるほどエレベーターの位置を把握していないと大変です。例えば下の案内図は渋谷駅の地下鉄です。

出典元：http://www.tokyometro.jp/station/shibuya/yardmap/index.html

ここまで複雑では無いのにも関わらず、私はエレベーターに乗って別のホームに行ってしまい、エレベーターの待ち時間を入れて20分間迷った事がありました。それからは乗り継ぎを予習するようにしてエレベーターの位置を確認して乗るようにしています。

そして、エレベーターによっては、改札口やホームなどの表示がなく、数字だけのボタンがあります。3～B1やB2などもあり、どこを押せば良いのか分からずパニックになった事もありました。特に地下鉄は事前に駅の案内図をスマホなどに保存がおすすめ。

チェックポイント③　乗車する時間帯

とにかく空いている時間帯で移動するようにしましょう。そしてエレベーターの位置より少し離れた一番前か後ろの車両に乗車し、必ずストッパーをかけ、片手でペットバギーを固定しましょう。

電車によってベビーカー専用エリアがありますが、やはりベビーカー専用なので使えません。我が家はどんなに空いていても降りる駅の開くドア側周辺にいます。車内は空いていても、たくさん人が乗ってくる時に出にくくなるので、必ず降りる時はドア前でアピールしながら先に降車させてもらいます。

ＪＲ線の場合はフレームとバックを別々にして乗車しなければならないので、バックは肩から下げてフレームを他のお客さんに迷惑がかからないように同じくドア側に寄せます。

我が家の愛犬達はペットバギーに慣れていて景色も見たいようなのでカバーをメッシュタイプにしていますが、初めての場合は周りが見えないようにすると良いかもしれません。

いかがでしたでしょうか？

ワンちゃんとの電車移動はそれほど難しくない事をお分かりにいただけましたでしょうか。たまに男性で愛犬連れの方も見かけますよ。我が家は長く食べられるガム系のおやつやデンタルボーンなどの玩具を一緒に入れて電車慣れさせました。今では楽しい場所へ行けるとワクワクしてくれています。帰りの時は疲れて寝てくれていますよ。

ぜひ交通手段としても検討してみてはいかがでしょうか。