運動嫌いのまったりフレンチブルドッグ茉菜ちゃんの自主運動とは？

フレンチブルドッグは運動が好き？

初めてフレンチブルを家族に迎えた時に、一緒に生活する上での注意点などを知りたくて本を何冊か買って調べてみました。

フレンチブルの運動量について、一般的に運動はそれほど好きではなく必要もないけれど、好奇心旺盛なので散歩は朝夕15分程度、ゆっくり歩いてご近所を散策したら良いでしょうとのことでした。

ですが、我が家に来てくれた長女羽菜（はな）はとびきりのおてんばで運動大好きかけっこ大好き！

1時間以上あちこち速足で歩きまわったり、公園に到着してもお友達とレスリングしたり、かけっこしたり、リードを持ってついて行くのに大わらわしていました。

本に載っていたことと全然違うー！

その経験からフレンチブルは確かに好奇心は旺盛だけれど、運動や散歩に関しても大好きなのだと思っていました。

▲ボール遊びも楽しい～♪ by羽菜

羽菜が虹の橋に行ってしまい、次に我が家に来てくれた茉菜は羽菜と同じ元保護犬のフレンチブルでした。

引き取った時の推定年齢が羽菜は6カ月、茉菜は5歳前後という違いはありましたが、私達は羽菜の時の経験からおそらく茉菜もたくさん散歩したがるだろうなあと思っていました。

ところがこの予想は見事に裏切られたのです。

うちに来た頃の茉菜です。

茉菜は保護された時の足の弱さや表情・態度からおそらく保護されるまでの数年間、ケージの中だけで過ごしてきたと思われます。

爪は巻くほど伸び、後ろ脚には足かせのようなものをはめられていた跡が痛々しく残り、ガリガリにやせていました。

最初に散歩に出た時、どうしたらいいのかわからないような様子でこちらを見上げ、おぼつかない足取りで少し歩いては立ち止まり、徒歩2分の公園に行きつくのに10分以上かかりました。

ただ、羽菜が最初に散歩に出た時も戸惑ってなかなかまっすぐに歩くことができなかったので、茉菜も散歩に慣れてその楽しさを知りさえすればグイグイ歩いてくれるようになるだろうと思っていました。

▲羽菜はお散歩大好きだもん！ by羽菜

羽菜の時と同じように、毎日朝夕少しずつ距離を延ばして散歩に行きました。

茉菜はご飯も好き嫌いなくモリモリ食べ、やせ細っていた足には筋肉がついて、だんだん好奇心が出てきたのか電柱や植え込みの匂いを嗅ぐようにもなりました。

歩くスピードもそこそこ速くなりました。

でも茉菜が積極的に散歩に行きたい！走りたい！と主張することはありませんでした。

散歩に出るのは外で排泄をしたいからで、それが済むとさっさと家に帰ろうとし、マンションの表玄関から出て建物の横を歩いて裏玄関からすぐに入ろうとすることも度々。

曲がり角に来ると必ず家に向かう方向に曲がりたがり、違う方向に向かおうと足を踏ん張って抵抗するようになりました。

だんだんと私達もこれがこの子のペースなんだと納得するようになり、最低限必要と思われる距離を歩いたら家に帰るようになりました。

▲茉菜は歩き疲れたら抱っこしてもらうよ♡ by茉菜

その後、ドッグランに連れて行ってもお友達にレスリングに誘われても、茉菜はノーリアクション。

ただただ私たちの側でじぃ～っとしていて、私達を見上げ、どうするの？まだ帰らないの？とでも言いたげな様子。

そんな茉菜に公園でついたあだ名が”お地蔵さん”でした。

散歩命の羽菜が基準だった私達には初めは信じられないような茉菜の行動でしたが、同じフレンチブルと言えど、それぞれ好みも違うとわかり、走らせようとか無理に遊ばせようとかしたりすることはなくなりました。

茉菜はへそ天が好きなの。

そんな茉菜が激しく（？）行う運動がこちら、我が家ではウヒョヒョと呼んでいるクネクネ体操です。

ウニウニ、とかゴロゴロ、とか飼い主さんによっていろいろな呼び方をしているようですね。

仰向けに寝転がってひたすら体をくねくねゴロゴロさせるだけですが、何ともかわいい運動です。（←親バカ入っています。）

我が家に来た当初はしていなかったのですが、いつからか嬉しい時やテンションの高い時に家でだけ見せるようになった姿です。

フレンチブルの羽菜と茉菜さん(@frenchhanamana)がシェアした投稿 – 2018年 3月月19日午後4時45分PDT

ウヒョヒョがかわいい茉菜ちゃんの姿は、ぜひこちらの動画でご覧ください^^
インスタグラムには茉菜ちゃんがお地蔵さんなこと、食いしん坊であることもしっかりと載っていますよ～。

志野菜緒子

犬バカ、親バカ上等のフレンチブル中毒です。
日々、愛ブヒ茉菜に癒されて過ごしています。
わんこの素晴らしさ、そして保護犬という存在について
お伝えしていきたいと思っています。