愛犬と日帰りふたり旅！大瀬神社～ビャクシン樹林～大瀬崎の神池

昨年10月の3連休、あまり天気が良くなかったのですが、わずかに晴れマークの付いていた日に愛犬とふたりで西伊豆へ日帰り旅行に行って来ました♪行った先は前から行ってみたいと思っていた大瀬崎。あとは成り行き任せで自由気ままに散策して、最後は愛犬に待っていて貰って戸田で温泉に入ってから帰る！

愛犬の笑顔が見たくて、そして自分の気晴らしのための旅です！

駐車場は有料！？大瀬崎は思ったよりも遠かった！

沼津ＩＣからひたすら一般道を走ってやっとあわしまマリンパークを通過。あと少しかな～と海岸線のクネクネ道をひたすら西に向かって走ったのですが、この距離思ったよりもかなり長くて愛犬と「まだ見えないね？」「いつになったら辿り着くのかな～」と愚痴をこぼしながら走りました。

やっと辿り着いた大瀬崎はダイバーのメッカのようで、駐車場は有料だし（涙）

伊豆の観光地でもテーマパーク以外で駐車場が有料ってかなり珍しいですよ。せっかく来たんだから有料でも勿論入りましたけど。

やっと大瀬崎に到着！探検開始！

車から降りるとかなり風が強く、駿河湾に突きだした岬へ打ち寄せる波は大きくうねっていました。海岸に出るとダイバーの方々がたくさんいて、たくさんと言うより道をふさぐほどごちゃごちゃいて、ダイバーの方々の間を縫うように細い道を海岸沿いに歩いていくと砂浜が見えてきました。

愛犬は細いコンクリートの道よりも砂浜の方が気に入ったようでグングン砂浜の方に歩いて行きました。砂浜に打ち上げられたゴミや海藻類の匂いが嗅ぎたかったみたいです。

わんちゃんて臭い匂いが結構好きなんですよね？！そう思う事あるでしょ。例えばミミズの死骸とか。お友達のわんちゃんは「ミミズの死骸を見つけると身体になすりつけちゃって困るのよ。」ってよく飼い主さんから聞きます。何故なんでしょうね？

砂浜を抜けると、道のすぐ横が海になっているところを歩くのですが、波が強かったので道まで波が跳ね上がってきて危うくずぶ濡れになるところでした。

大瀬神社をお参り

波を避けながらしばらく歩いたところに神社の鳥居があり、これより先へ行く場合は必ず神社を通るのですが、この神社へ入るのにも有料で100円支払います。わんちゃんは無料ですよ。

神社の敷地内に入るとビャクシンがたくさん自生していて、巨木もたくさんありびっくりするほどです。神社で支払ったお金はこのビャクシンを保護するための物かも知れませんね。

まずは愛犬と大瀬神社でお参りしました。

境内やその周りにはビャクシンの森になっていて小径がたくさんあります。

ビャクシン樹林を散策

ビャクシンとは、ヒノキ科の針葉樹でこちらの大瀬崎にあるビャクシンは国の天然記念物に指定されているんですよ。大瀬崎には130本あまりのビャクシンを見ることができて、樹齢300年を超える巨木もあります！

岬の先端に近いところにあるのが夫婦ビャクシンで、大瀬崎の中では一番大きな木ですが、明治25年に戸田の山火事が大瀬崎のビャクシンまで焼き尽くしてしまったそうです。それまでは直径5ｍを超える巨木があったそうです。

神池と書かれた標識があったのでそちらへ向かうと、森の中に池があり鯉がたくさん泳いでいます。池沿いに歩いて行くと草に隠れた亀もたくさんいました。

不思議な池大瀬崎の神池

大瀬崎は地図を見て頂ければ分かると思うのですが、細長く海の方へ突きだした形をしています。その幅は本当に細くて歩いても端から端まで数分で歩くことができるほどなんですよ。その岬の中央に神池があるのですが、この池、実は淡水なんです！その証拠に鯉などの淡水魚がたくさん棲んでいます。

「神池」と呼ばれるようになった由来は、海に囲まれた地形で、池に注ぐ川もないため、この池は湧水が溜まってできた池ということは分かりますが、何故この条件で淡水なのか不思議に思い、これは神業に違いないと付けられた名前が「神池」と言うことらしいです。

そんな神秘的な大瀬崎へ行ってみたいと思って愛犬とふたり旅してきたという訳です。

大瀬崎自体、幅が細い岬なので、これだけの大きさの池だと海からの距離はほんと数十メートルしかありません。なのに海水が混じらないって不思議ですよね。

伊豆大瀬崎灯台と御神木

池の周りは半周ほど歩けるようになっていてその先は逆側の海になります。海のそばまで行ってみると、確かに海の水はとても綺麗でお魚もたくさん見られそうです。岬の先端には真っ白な灯台があり、愛犬と灯台の所まで歩いてみたのですが、大きな石がゴロゴロしていて愛犬も歩きにくそう。石の間に足が挟まってしまうと危ないので途中から抱っこしました。